本日は露骨キット４回放送分の最終回。前回２／４放送分の内容をメモった紙を紛失したので、思い出しながら今回分と混ぜ合わせてみます。
すみません。
例により、CD-Rとして市場に出回っている音源が流れた。演歌、歌謡曲、映画ロッキーのテーマ曲、タンゴ、シャンソンなどをリミックスした露骨キット流のバイレファンキ。N勢さんは、アンチコン以降の、エレクトロなどを取り込んだ最新のヒップホップとしてバイレファンキをとらえている、と述べました。また、露骨流のリミックスに関しては、最近は著作権の問題などがあって、大手レコード会社でCDを発売するのは、曲審査など息苦しい面が多いと述べました。
露骨キットのmixiやスタジオボイスでの発言は、ポケットモンスターに触れるコトが多く、ポケットモンスターはアニメ史上初めて、人と戦っていないアニメであり、最近では中沢新一がポケモン論を展開したらしい。
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続いてバイレファンキの政治性についての発言。ある有名な女性バイレファンキDJは、実はインドネシアのテロリストであり、稼いだお金をテロの資金に回しているとのコト！インドネシアや南米諸国もそうだけど、ポストモダンまで確立していない国では、そうした戦うべき対象としてバイレファンキを利用している。バイレファンキにも通じるアーティストとしてOTTO VON SCHIRACH(マイアミベース)が取り上げられ、彼のコンサートにおける政治や性発言の抑圧は激しいとのコト。
日本などポストモダンが確立している国では、本来は性的に除外されるべきバイレファンキを、ある種ファッションのイコンとして扱っている。
ここで性に関する発言。
現代音楽は性も政治も扱っていないのでつまらないが、バイレファンキは性も政治も扱っていてワザとらしくない。その性に関して、タントラは性を突き抜けた果ての世界を扱っているし、ゲーテの“ファウスト”は純愛ではなくタントリズムに即した書物であると、○本DR.が述べました。さらにN勢さんが、人間が持つ力のとんでもないモノが性であり、西洋では性魔術を説いたアレイスター・クロウリーが最高峰であると。彼の著書“トートの書”は、ヨーロッパの最高の神秘主義を抑えているとのコトです。
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ここで少々、前回放送における○本DR.の発言を書いてみます。バイレファンキはラテンという民族音楽を扱っていて、古いようだが新しく、その音楽状況がシチュオニシストっぽい、つまりスペクタクル的だと。またテクノというヨーロッパ的なものを扱いながら、ヨーロッパを骨抜きにするという不思議な力も備えている、その不思議な力がブードゥー的ある、との発言。他には〜〜チベット旅行の話をされて、バター茶という不思議な飲み物をいただいた〜〜南米ではサトウキビを原料にして、石油文化に対抗する〜〜などのお話しがありました。
今回放送分の後半。
N勢氏による、“ムネモテック”という最新の現代思想に関しての発言で占めました！ムネモテックというのは、暴力をどういう感覚で受け入れるのか、深い部分から見直してみる、というフランス発の思想です。現代文学にもムネモテック思想が表れ始めているらしい.......
対象としてコロンバイン事件が挙げられた。映画“ボウリング・フォー・コロンバイン”では暴力がブラックユーモアとして扱われているが、そういう風に表層的に暴力を考えるのではなく、暴力をどのように受容するかというのがムネモテック思想であり、バイレファンキには、ラテンの暴力性をヨーロッパが受容するような部分があって、そういう意味では、ムネモテックとバイレファンキはシンクロしている、と述べられました。
対して○本DR.の発言は.......
勤務されてる精神病院では、犯罪にならない暴力が頻発しており、またリストカットや閉じこもりに対して、医者が簡単に手を出せない状況にあり、こうした患者をいかに治さないか！というのが一考えであるとのコト。むしろ１人で抱え込ませずに、その患者の周りにたくさんの協力者がいるコトが重要だそうです。
前半でOTTO VON SCHIRACHの話が出たので、少々。
彼の作り出した音は、アーリーエレクトロクラッシュであり、変態なブレイクコアであり、これ以上やったら音楽にならない、というほど激しい。それに比べれば露骨キットはスマートといえる。
ぜひぜひOTTO VON SCHIRACHを堪能していただきたい。。。
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すみません。
例により、CD-Rとして市場に出回っている音源が流れた。演歌、歌謡曲、映画ロッキーのテーマ曲、タンゴ、シャンソンなどをリミックスした露骨キット流のバイレファンキ。N勢さんは、アンチコン以降の、エレクトロなどを取り込んだ最新のヒップホップとしてバイレファンキをとらえている、と述べました。また、露骨流のリミックスに関しては、最近は著作権の問題などがあって、大手レコード会社でCDを発売するのは、曲審査など息苦しい面が多いと述べました。
露骨キットのmixiやスタジオボイスでの発言は、ポケットモンスターに触れるコトが多く、ポケットモンスターはアニメ史上初めて、人と戦っていないアニメであり、最近では中沢新一がポケモン論を展開したらしい。
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続いてバイレファンキの政治性についての発言。ある有名な女性バイレファンキDJは、実はインドネシアのテロリストであり、稼いだお金をテロの資金に回しているとのコト！インドネシアや南米諸国もそうだけど、ポストモダンまで確立していない国では、そうした戦うべき対象としてバイレファンキを利用している。バイレファンキにも通じるアーティストとしてOTTO VON SCHIRACH(マイアミベース)が取り上げられ、彼のコンサートにおける政治や性発言の抑圧は激しいとのコト。
日本などポストモダンが確立している国では、本来は性的に除外されるべきバイレファンキを、ある種ファッションのイコンとして扱っている。
ここで性に関する発言。
現代音楽は性も政治も扱っていないのでつまらないが、バイレファンキは性も政治も扱っていてワザとらしくない。その性に関して、タントラは性を突き抜けた果ての世界を扱っているし、ゲーテの“ファウスト”は純愛ではなくタントリズムに即した書物であると、○本DR.が述べました。さらにN勢さんが、人間が持つ力のとんでもないモノが性であり、西洋では性魔術を説いたアレイスター・クロウリーが最高峰であると。彼の著書“トートの書”は、ヨーロッパの最高の神秘主義を抑えているとのコトです。
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ここで少々、前回放送における○本DR.の発言を書いてみます。バイレファンキはラテンという民族音楽を扱っていて、古いようだが新しく、その音楽状況がシチュオニシストっぽい、つまりスペクタクル的だと。またテクノというヨーロッパ的なものを扱いながら、ヨーロッパを骨抜きにするという不思議な力も備えている、その不思議な力がブードゥー的ある、との発言。他には〜〜チベット旅行の話をされて、バター茶という不思議な飲み物をいただいた〜〜南米ではサトウキビを原料にして、石油文化に対抗する〜〜などのお話しがありました。
今回放送分の後半。
N勢氏による、“ムネモテック”という最新の現代思想に関しての発言で占めました！ムネモテックというのは、暴力をどういう感覚で受け入れるのか、深い部分から見直してみる、というフランス発の思想です。現代文学にもムネモテック思想が表れ始めているらしい.......
対象としてコロンバイン事件が挙げられた。映画“ボウリング・フォー・コロンバイン”では暴力がブラックユーモアとして扱われているが、そういう風に表層的に暴力を考えるのではなく、暴力をどのように受容するかというのがムネモテック思想であり、バイレファンキには、ラテンの暴力性をヨーロッパが受容するような部分があって、そういう意味では、ムネモテックとバイレファンキはシンクロしている、と述べられました。
対して○本DR.の発言は.......
勤務されてる精神病院では、犯罪にならない暴力が頻発しており、またリストカットや閉じこもりに対して、医者が簡単に手を出せない状況にあり、こうした患者をいかに治さないか！というのが一考えであるとのコト。むしろ１人で抱え込ませずに、その患者の周りにたくさんの協力者がいるコトが重要だそうです。
前半でOTTO VON SCHIRACHの話が出たので、少々。
彼の作り出した音は、アーリーエレクトロクラッシュであり、変態なブレイクコアであり、これ以上やったら音楽にならない、というほど激しい。それに比べれば露骨キットはスマートといえる。
ぜひぜひOTTO VON SCHIRACHを堪能していただきたい。。。
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