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コメント(20)
葉孤城の行動については。
…私も正直「あれ？」と思いました。
思いましたが、まあいいかと流しました。
私の中では「葉孤城がそうしたくなっちゃったからだろうな」ということになってます。（←大概の事はそれで済む思考の放棄
）
でもここはやはり、もうちょっと考えてみることにしましょう。
しかしざっと読み直しても、直接理由が語られてる箇所はないように思います。
で、推測するに。
古龍作品は、金庸作品とは異なり、物語を成立させる為の「大義」とか「整合性」などというのは、あまり重要視されていないように思います。
どちらかと言えば、キャラクター自身の「信条」が優先。
であるならば、葉孤城が自ら語ったのは「好敵手を得ること」と、「高みにあるものの寂寞」の二点。それのみが動機ではないかと思うのです。
同じように高みにあって寂寞を抱えているものとの対決。
本来第一目標は当然西門吹雪との対決、という事になるのでしょうが、やはりそこは「好敵手がいなくなれば寂しくもある」わけで、要するに美味しいものは最後にとっておきたいタイプ？
それで種類は違えど高みにある皇帝を敵に回せる陰謀に、手を貸す気になった…といったところではないでしょうか。
…まあ、４巻以降で、実はこれこれこーいう因縁が…とか出てきても、私は一向に驚きませんけどね！（←理由：古龍作品だから。）
公孫大娘にしても、「それも古龍」で済むことのような気がしてます。
ちなみに花満楼のことは、単に古龍先生が忘れ去ったから、という気がしてなりません。
（でもこれも４巻で実はこういう展開になってて…ときても驚きませんからね！！）
基本的にストーリーとか何だか色々細かく突っ込んで考えない方が楽しめる、とは思ってます。
…私も正直「あれ？」と思いました。
思いましたが、まあいいかと流しました。
私の中では「葉孤城がそうしたくなっちゃったからだろうな」ということになってます。（←大概の事はそれで済む思考の放棄
）
でもここはやはり、もうちょっと考えてみることにしましょう。
しかしざっと読み直しても、直接理由が語られてる箇所はないように思います。
で、推測するに。
古龍作品は、金庸作品とは異なり、物語を成立させる為の「大義」とか「整合性」などというのは、あまり重要視されていないように思います。
どちらかと言えば、キャラクター自身の「信条」が優先。
であるならば、葉孤城が自ら語ったのは「好敵手を得ること」と、「高みにあるものの寂寞」の二点。それのみが動機ではないかと思うのです。
同じように高みにあって寂寞を抱えているものとの対決。
本来第一目標は当然西門吹雪との対決、という事になるのでしょうが、やはりそこは「好敵手がいなくなれば寂しくもある」わけで、要するに美味しいものは最後にとっておきたいタイプ？
それで種類は違えど高みにある皇帝を敵に回せる陰謀に、手を貸す気になった…といったところではないでしょうか。
…まあ、４巻以降で、実はこれこれこーいう因縁が…とか出てきても、私は一向に驚きませんけどね！（←理由：古龍作品だから。）
公孫大娘にしても、「それも古龍」で済むことのような気がしてます。
ちなみに花満楼のことは、単に古龍先生が忘れ去ったから、という気がしてなりません。
（でもこれも４巻で実はこういう展開になってて…ときても驚きませんからね！！）
基本的にストーリーとか何だか色々細かく突っ込んで考えない方が楽しめる、とは思ってます。
すいません…。
まあいいかと流せませんでした。
なんというか、金庸先生モノも含め、武侠ワールドに 「整合性」というものは求めていないのですが、葉孤城の行動は理解しがたすぎるものがありました。
物語の大詰めで「実は葉孤城は宇宙人でした。」とか言われてる気分になったのです。さすがに説明が欲しかったんだけど、そんなものは当たり前のようにありません。で、不思議がっておりました。
ただ、師姐の分析にはかなり満足できました。ここにきて、やっと"まあいいか"と言えるようになった！諸々、4巻以降で触れてくれれば満足、触れてくれなくても全然OK。
花満楼は忘れ去られてたのか…。登場人物説明でも、最後にひっそり書かれていますし。ぜったいレギュラー陣だろうに。
ところで、出版社に問い合わせたところ、
-----
陸小鳳伝奇シリーズの４巻以降につきましては、たいへん遺憾ながら予定がたっておりません。
当社の力不足によるものと誠に申し訳なく存じますが、ご了承いただけますようお願い申しあげます。
-----
との暗いお返事でした。
ぜひ続きを読みたいですね！
まあいいかと流せませんでした。
なんというか、金庸先生モノも含め、武侠ワールドに 「整合性」というものは求めていないのですが、葉孤城の行動は理解しがたすぎるものがありました。
物語の大詰めで「実は葉孤城は宇宙人でした。」とか言われてる気分になったのです。さすがに説明が欲しかったんだけど、そんなものは当たり前のようにありません。で、不思議がっておりました。
ただ、師姐の分析にはかなり満足できました。ここにきて、やっと"まあいいか"と言えるようになった！諸々、4巻以降で触れてくれれば満足、触れてくれなくても全然OK。
花満楼は忘れ去られてたのか…。登場人物説明でも、最後にひっそり書かれていますし。ぜったいレギュラー陣だろうに。
ところで、出版社に問い合わせたところ、
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陸小鳳伝奇シリーズの４巻以降につきましては、たいへん遺憾ながら予定がたっておりません。
当社の力不足によるものと誠に申し訳なく存じますが、ご了承いただけますようお願い申しあげます。
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との暗いお返事でした。
ぜひ続きを読みたいですね！
まあね、葉孤城の行動などは、色々疑問もあるわけですよ。
怪我をしてたのが影武者の方なら、あのやりとり（怪我して破れ寺に潜んでる葉孤城を陸小鳳が見舞いにいく場面）は何だったのよ、とか。
それともあのシーンでは「こんな人間味のある葉孤城は葉孤城じゃない！」と気付かなければいけなかったのかな？（そんな馬鹿な）
そんなモヤモヤも抱えつつ、それでもやっぱり残りも読みたいんですよね…。
出版社の回答、まことに遺憾です。
ここはやはりマーベラス様のお力で、裾野を広げるしかないんでしょーか。
ああでもあっちの客はこっちの客が流れて行ってるだけなんてことはないかな。
新規開拓はできてるのかな。
金庸を出し尽くした徳間さんが、引き継いでくれないかな…
という発言は出版社に対して失礼に当たるんだろうか。
怪我をしてたのが影武者の方なら、あのやりとり（怪我して破れ寺に潜んでる葉孤城を陸小鳳が見舞いにいく場面）は何だったのよ、とか。
それともあのシーンでは「こんな人間味のある葉孤城は葉孤城じゃない！」と気付かなければいけなかったのかな？（そんな馬鹿な）
そんなモヤモヤも抱えつつ、それでもやっぱり残りも読みたいんですよね…。
出版社の回答、まことに遺憾です。
ここはやはりマーベラス様のお力で、裾野を広げるしかないんでしょーか。
ああでもあっちの客はこっちの客が流れて行ってるだけなんてことはないかな。
新規開拓はできてるのかな。
金庸を出し尽くした徳間さんが、引き継いでくれないかな…
という発言は出版社に対して失礼に当たるんだろうか。
さてさて、マーベラスについては一向に先に進んでないのでありますが（本屋で探せないので）
『決戦前夜』を下敷きに映画化した「決戦・紫禁城」を観てみましたよ。
葉孤城＝アンディ・ラウ
西門吹雪＝イーキン・チェン
そして、ヒロイン役にヴィッキー・チャオ（映画オリジナルキャラクター）を迎えて、まぁ華やかな顔ぶれになっております。
（ヴィッキー・チャオの可愛さは私の好みではないんですが。可愛いことは可愛い。）
何だか「皇帝密使・龍龍九」とかいうバリバリ００７パロディのオリジナルキャラクターが物語を回していくのですが、蓋を開けてみれば何のことはない、陸小鳳の役回りなんですね。
つまり、古龍作品の土台を知っているあちらの側から見れば陸小鳳の立ち位置にいる龍龍九が中心なのは当然のことなんでしょうが、知名度でアンディ・イーキンの順に大写しにしてしまっている日本版パッケージを見ると、「主人公に見えてる二人が影薄い」いつものパターンになっているというマジック。
これ、プロデューサーが王晶なんで、王晶といえば原作を換骨奪胎しすぎて別次元に着地させてしまうイメージなんですが、この作品に関しては、うまいこと収拾を付けてるのではないかと思います。
小説読んで大哥と私が引っかかった部分を、「葉孤城＝南王世子」とすることでクリアしました。
しかし、陸小鳳を「皇帝密使」などにして、コメディ色をバリバリにしたのは、紫禁城決戦をシリアスに描いても面白くないと思ったのだろうけどやりすぎ感が無くもなく、コメディ部とシリアス部との落差が大きいため、見る人の好き嫌いは分かれるんだろうなぁと思います。（私は好きだけど。）
肝心の決戦部分は、チン・シウトンがアクション監督を務めているのでもう少し期待していたのですが、ま、少々消化不良かな…と。
ストーリー全体を通しては、香港映画らしい理屈抜きの部分が多すぎるので、やっぱり一般受けはしないんだろうなぁ。
出演者は豪華なんだけど。
映画「決戦・紫禁城」のページhttp://www.kenmedia.jp/movies/kessen/index.html
原題「決戦紫禁之嶺」，アンドリュー・ラウ監督，２０００，香港
『決戦前夜』を下敷きに映画化した「決戦・紫禁城」を観てみましたよ。
葉孤城＝アンディ・ラウ
西門吹雪＝イーキン・チェン
そして、ヒロイン役にヴィッキー・チャオ（映画オリジナルキャラクター）を迎えて、まぁ華やかな顔ぶれになっております。
（ヴィッキー・チャオの可愛さは私の好みではないんですが。可愛いことは可愛い。）
何だか「皇帝密使・龍龍九」とかいうバリバリ００７パロディのオリジナルキャラクターが物語を回していくのですが、蓋を開けてみれば何のことはない、陸小鳳の役回りなんですね。
つまり、古龍作品の土台を知っているあちらの側から見れば陸小鳳の立ち位置にいる龍龍九が中心なのは当然のことなんでしょうが、知名度でアンディ・イーキンの順に大写しにしてしまっている日本版パッケージを見ると、「主人公に見えてる二人が影薄い」いつものパターンになっているというマジック。
これ、プロデューサーが王晶なんで、王晶といえば原作を換骨奪胎しすぎて別次元に着地させてしまうイメージなんですが、この作品に関しては、うまいこと収拾を付けてるのではないかと思います。
小説読んで大哥と私が引っかかった部分を、「葉孤城＝南王世子」とすることでクリアしました。
しかし、陸小鳳を「皇帝密使」などにして、コメディ色をバリバリにしたのは、紫禁城決戦をシリアスに描いても面白くないと思ったのだろうけどやりすぎ感が無くもなく、コメディ部とシリアス部との落差が大きいため、見る人の好き嫌いは分かれるんだろうなぁと思います。（私は好きだけど。）
肝心の決戦部分は、チン・シウトンがアクション監督を務めているのでもう少し期待していたのですが、ま、少々消化不良かな…と。
ストーリー全体を通しては、香港映画らしい理屈抜きの部分が多すぎるので、やっぱり一般受けはしないんだろうなぁ。
出演者は豪華なんだけど。
映画「決戦・紫禁城」のページhttp://www.kenmedia.jp/movies/kessen/index.html
原題「決戦紫禁之嶺」，アンドリュー・ラウ監督，２０００，香港
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