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everblueコミュのvol.13(2006年4月発売号)

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今回のエバーブルーは【つながる自然・青い地球】ということで、山・川(河)・海をリンクして自然について考えたコラムが掲載されています。

今回はもう一つの特集である【イルカが座礁する理由】についてココで取り上げたいと思います。
これを見ている皆さんもご存じかと思いますが、先月(先々月末)に千葉県(長生郡一宮町)の太東海岸(隣接に太東漁港)に大量のイルカ(カズハゴンドウ)が打ち上げられて、ニュースでも取り上げられたのは記憶に新しいと思います。太東海岸はサーフィンスポットで有名な場所で、特に週末はサーファーで賑わうポイントです。打ち上げられた当時はウェットスーツを着たサーファーや地元の住民が救助に当たってなんとか即日に大半を海に帰すことはできたのですが、翌日になったら、また(前日返したものも入れて)イルカが浜に打ち上げられていたのでした。
その日もサーファーや漁業職員など応戦したものの、サーファーとしては皮肉なことに波が高く、気温も低く、さらには重さ150kgもあり、救出作業はとても難航したそうでした。比較的元気なイルカは漁港に移して自力で返したりもできたそうですが、結局健闘空しく50頭以上のイルカが命を落としたということでした。
死んだイルカの十数頭から水銀が検出されたそうです。といっても寿命が長いイルカやクジラには、食物連鎖を通じて自然界の水銀が蓄積しやすいことはよく知られています。ただ、今回打ち上げられたこのイルカは水銀が国の暫定規制値を大幅に上回るという調査結果だったので、これはやはりタダ事ではないのでは?人間社会がもたらしたものであろうか?問いただされるところであります。


別の説をあげると、太陽活動が原因で起こるといわれるもので、 太陽の表面でフレア(爆発)が起きると電波・X線・紫外線の増加や強い太陽風が起き、これらは地球の大気上層や磁気嵐を起こし、地磁気を乱したりします。
つまりイルカは地磁気を頼りに航海をしているといわれており、地磁気が磁気嵐などで乱れると航路を誤り座礁を起こしたりします。なので磁気の乱れで起こるオーロラが発生すると、イルカなどの座礁も起きたりするようです。
ただ今回の事件の時期と太陽活動の具合をみてみると当てはまりにくいそうです。


上記、いくつか説をあげてみましたが直接の(今回の座礁の)原因になるかはわからないですが、ここ数年イルカやクジラが打ち上げられる事件が多くなっていると思われます。今回を入れてここ5年を見ていると茨城の羽崎海岸や千葉の飯岡海岸など九十九里でのイルカやクジラの座礁が目立ちます。もしかするつい最近起こた福岡や鹿児島の(屋久島と鹿児島本土を結ぶ)旅客船の衝突事故もなにかに関係するのかもしれません。

説はいろいろあるそうですが、これに関しては原因究明は専門家に託すのが一番でしょう。ちなみにイルカやクジラの座礁あるいは漂着のことをストランディングと言います。生きたまま座礁した場合は、うまく扱えば命を救うことが出来ることもありますが、死んでしまった場合はその死を無駄にしないでほしいものです。
ストランディングによって死んでしまったイルカやクジラのデータを積み重ねてぜひストランディングの究明に取り組んで欲しいところです。

<ストランディングについて詳しくはこちら>
http://www.strandingjapan.net 

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