everblueコミュのvol.12（2006年1月発売号）

今回は「エバーブルーなライフスタイル」ということで、それぞれのペースで自然を感じながらライフスタイルを作っている人を特集しています。

そのなかで取り上げられている５人のなかで、一番印象に残った１人、七村知子さんパタゴニア鎌倉店のスタッフで、農業を営んでいるご主人と市内の海岸から徒歩圏内に二人でで暮らしています。
仕事柄夫婦ともに自然が大好きで、その生活ぶりも自然を大切にしたいという気持ちが込められた、アイデア多彩な工夫がたくさん施されています。
余分なパッケージを使わなかったり、自然素材をつかったりするのはもちろんのこと、注目したのは買い物をして持ち帰ってきた紙袋を野菜入れに使ったり、余分な洗剤を使わないために排水溝のぬめり止めに10円玉を置いたり、、と余力もお金もかけないで、楽しくやっているところに関心しました。

楽しくやっているのは、きっかけが大事であること。七村さんはヨガとフラを通じて、ご主人はサーフィンを通じて、普段生活に取り入れているものに、きっかけが違っても自然を大切にしたいと気持ちがあって、それがそのままエコを気軽にできるようになっているのだそうです。
そしてもう一つは「ビーチクリーン！ビーチクリーン！」「自然について考えないと！」と肩肘を張って力を入れようとしないで、シンプルに考えるのが、気軽にできるエコロジーになるということです。
つまり不必要なものを取り入れないこと、必要であるもの不必要であるものの分別ができると必然的に、無駄な生産をなくし、自然を守るものにつながるのでなかということを教えてくれています。