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障がい者施設からの就労支援コミュの障害者の自立 野菜栽培で (滋賀県)

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http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20110417-OYT8T00002.htm
(読売新聞 2011 4/17)

知的障害者、精神障害者が野菜を水耕栽培する県内初の施設「美輪湖(びわこ)マノーナファーム」が16日、大津市真野にオープンした。障害者に働く場を提供しようと、社会福祉法人「美輪湖の家」が、野菜を安定的に栽培、出荷できる水耕栽培に着目し、建設にこぎ着けた。関係者は「障害者の自立支援と地産地消を両立させたい」と話している。

 同ファームは3600平方メートル。野菜の成長に応じた温度や湿度、光量、培養液の量などを、自動的に管理する部屋やビニールハウスを備える。働く20人は、栽培状態のチェックのほか、成長に合わせて苗を移動させたり、収穫したりする作業を担当する。天候に左右されずに計画的に生産でき、発芽から出荷までほぼ無菌状態が保てるため、農薬も必要ない。

 同法人は、障害者福祉に尽力した田村一二(いちじ)さん(1909〜95)の精神を受け継ぐ県内外の事業者らが2000年に設立した。障害者が働きやすい職場として、水耕栽培事業に注目し、07年から開設準備を開始。総事業費2億1600万円のうち、国から7100万円、市から3540万円の補助を受けた。

 当面、サラダホウレンソウやミニチンゲンサイなど5種類を栽培し、地元のスーパーなどに出荷する。

 村田恵理さん(20)(大津市本堅田)は「育てたホウレンソウをおすそ分けした近所の人から、『おいしい』と言ってもらった。作業をもっと早くできるようにしたい」と抱負を話した。

 藪田喜山(きざん)施設長(66)は「障害者に働く喜びを感じてほしい。水耕栽培を通じ、田村さんが理想とした『障害者も健常者も楽しく和して暮らす』社会作りに貢献したい」と話している。

(2011年4月17日 読売新聞)

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