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ホースセラピー『馬上に吹く風』コミュの動物愛護教育(Humane education, HE)について

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動物愛護教育(Humane education, HE)について

「動物愛護教育」というのは、動物を助け大事にすることが目的なのではなくて、動物の命を大切にしたいと思う人間の思いやりの気持ちを
育てて大切にすることが本当の目的だと思います。
自分以外のものに対して、その痛みや悲しみに共感できる思いやりの気持ちを向け、その存在や命を尊び、大切にしていこうと思うこと・・・


脳神経科学、児童発達科学の視点から見た「子どもの社会化」の時期の重要性についてよく言われます。
同じように動物にも「社会化」の時期があります。



受胎・出生から10歳に至る期間は、「社会化の感受性期」と呼ばれ、この時期に、身近な人間や、自然、生き物とのふれあいを経験し、「思いやり・やさしさ・ルール・生と死」などを「体感・体得」することで心のハードディスクとしての「ヒューマンな脳」が作られます。
馬も同じく、仔馬の時期に刷り込まれた情報は一生もので、反対に、この時期を逃しては身に付きにくくなります。

今の子供たちは、この「ヒューマンな脳」を作るのに十分な環境と経験の場を提供されているのでしょうか?

せっかく宮崎の自然豊な土地に住み、アウトドア大好き派の我が家の子どもですら、遊びに来る友達は、いつでもどこでも、みんな「DS持参」・・・私自身が子供の頃に比べれば、その何分の一程しか「外で自然や人とふれあう遊び」をしていません。

あるアンケートで、都会のペット禁止マンションに住む小学3〜4年生数百名対象に、「死んだペットが”リセット”できるかどうか?」と質問すると、約40パーセントの子供が「できると思う」と答えたそうです。

こういった教育の必要性が叫ばれるのは、実は、社会にとってはとても不幸なことです・・・。
実際、子供たちが自然や生き物とふれあう機会が減少していることや、親子、学校、地域の中でも、思いやり教育につながるような濃密な人間関係を経験する環境が失われている現状、そこから引き起こされるさまざまな問題と悪循環を考えれば、今は、「現状の中で、可能な教育の形」として、こういった授業を意識的に組み込んでいくことも必要ではないかと思われます。

「偏差値一辺倒の受験教育」も「ゆるゆるのゆとり教育」も私はどちらが良いとも悪いとも思いません。

どちらも必要だと思うし、バランスの問題だと思うからです。ただ、時期を逃しては身につかない大切なものがあること、それは、おそらく「学校教育」というよりは、親子の絆の中で芽生え育み始めるものだろうということは確かです。

今は、仕方がない・・・
けれど、行く先の社会では、こういった教育内容は、普段の生活の中で、あたりまえのこととして、自然に身についていくことであるような、そういう世の中になっていってほしいとも思います。

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