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超B級グルメ紀行(日本編)コミュの北海道勇払郡むかわ町 「大豊寿司」

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本物のシシャモをご存知ですか?
私達が普段食している子持ちシシャモは、実はシシャモではなくカぺリンという魚です。
本来シシャモは、子持ちのメスよりもオスの方が、卵に栄養価が行かないので美味しいのです。
ですが、日本中で子持ちシシャモが好まれているので、こればかりは仕方ありませんね。

本物のシシャモは、外見や食感は似ていますが、全く別モノと考えた方良いでしょうね。
シシャモは、世界でも北海道の太平洋沿岸でしか漁獲されない大変貴重な魚種で、むかわ町の生干ししゃもは全国でも有名で、平成7年に「柳葉魚(ししゃも)」を町魚に制定し、平成18年に改正商標法が施行された後、「鵡川(むかわ)ししゃも」が地域団体商標に認定されました。

10〜11月になると、むかわ町のシシャモの漁が解禁になります。
漁業権を持った漁師が組合に申請をすると、一人が40日間漁が出来る権利が得られる訳です。
この権利を持った漁師達の争奪戦が始まり、そして1年分のシシャモが水揚げされるのです。
この時期だけ、シシャモの刺身やシシャモの握り寿司が食べられるのは、この地域だけなのです。

漁で水揚げされたシシャモは、簾のように天日干しされて瞬間冷凍されて保存されます。
ここ「大豊寿司」大将の前川豊さんが考案した「生シシャモの握り」が町興しとなり現在に至る。
しかし、その道のりは長く20年程知名度も無かったが、テレビで紹介されて爆発的ヒットとなる。
解禁の10〜11月になると「シシャモの握り」を目当てに、日本全国からこの街に殺到する事になる。

その数何と!むかわ町の人口の2倍になり、「大豊寿司」だけでは捌け切れなくなり、町内の寿司屋に伝授して現在は町民総出で、このシシャモの街、むかわ町が世間に知られるように定着したのだった。
大将の発案が町興しとなり「鵡川(むかわ)ししゃも」が地域団体商標に認定され日本中で、この解禁日を日々待ち望んでいる寿司好きの方達に広く知れ渡ったのである。

今回は、時期外れなのでシシャモは期待していなかったのだが、「シシャモの天ぷら」を注文。
昨年取れたオスのシシャモを、天ぷらにカリッと揚げられ一口食すて驚いた!
見た目や食感は、普通のシシャモと変わらないが、香りが爽やかで味自体も非常に濃厚ですね。
塩で食すともっと違いが明らかで、普通のシシャモとは見た目も味も異なる事が理解できる。

昨日、握りを食したので、店の看板に記載されていた「ウニ丼」を食す事にしましょうね。
このウニはバフンウニ」だそうで、昆布を主食に大きく成長するウニですが、東京では高価です。
それをドンブリ一杯に載せられて、醤油にワサビを溶かして豪快に食します!
保存料のミョウバンに漬けられていないウニは、鮮度抜群でご飯との相性も抜群に美味しい! 

ご飯を酢飯じゃ無く、普通のご飯と言うところがウニの素材の味が引き立ちます。
お吸い物も、魚の出汁の味が引き立ち申し分ない仕上がりです。
また、解禁日になり「生シシャモの握り」が食べられる時期に訪れたいと思う。
そんな時期は予約不可で、土日は昼で完売する事が多いそうで、是非平日に来ようと誓った。

☆大豊寿司 (たいほうずし)
住所:北海道勇払郡むかわ町文京町1-8
電話:0145-42-5222
営業:1〜9月12月10:00〜22:00
10〜11月(シシャモの漁期)10:00〜21:00
定休:月曜
総合評価★★★☆(★5つが最高です)
食事  ★★★★
価格  ★★★
雰囲気 ★★★
サービス★★★★

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