超B級グルメ紀行（日本編）コミュの札幌市中央区　「揚子江　黄金寿司」

5月始めに札幌に行って来たのだが、ホントは行きたい店があったのだが全く予約が取れません。
何と2週間前に電話を入れても、全て満員御礼で全く予約が取れない店だった。
仕方なく空いてる平日の空いてる日に合わせて、予約して札幌に行くしかありません。
仕方なく、予約の電話を入れると驚きの答えが返ってきた！

何と1週間後に「カウンター席2席にキャンセル空きが出ましたよ！」と返事があった！
それでは1週間後に行く事を伝え、札幌在住の友人を無理やり誘い、予約する事が出来たのだった。
撮影の仕事の打上げで一度だけ行った事があるが、撮影の仕事は時間が不規則で予約時間が未定で、しかも20名以上の団体さんでは、この様な超有名店には敬遠される事が多いんです。

今回紹介する「揚子江　黄金寿司」は、中華料理屋と寿司屋が一緒になっている超人気店です。
中華屋から始めて、後でお寿司屋も開店したそうですが、元々は別の場所で営業していたそうです。
札幌のハイブリッドな超有名店は、今年で51年創業の歴史あるお店でどっちの名前も通じますが、電話番号はそれぞれ別々にあるのだが、店内の厨房はひとつで広々としております。

手前は和食で、刺身包丁が並びネタケースには北海道の新鮮な業界がズラリと並んでいる。
奥は中華包丁に中華鍋で、チャーハンを炒めている姿を見ると不思議な光景ですね。
こんな店は日本広しと言えども、この店だけだと思うしチームワークが揃っているのも凄い！
これは店員達が家族か、親戚で無いとトラブルになる元でもあるんです。

厨房に4人程、ホールにも4〜5人のスタッフさんが、常にフル回転でキビキビ動いている！
中でもホールの大御所のお母さんが、現役時代の日本サッカー・中田ばりの司令塔で、皆の動きの指示しレジや接客業務を人一倍テキパキと的確にされているのを目の当たりにし、気持ち良さを覚える程で素晴らしい！そしてソプラノトーンの声に店員や客が導かれていて、見ていても気持ちいいです！

繁華街ではなく大通西15丁目という中途半端な場所にあるのですが、そこは裁判所や検察などの役所、テレビ局、ラジオ局に札幌医科大学など様々な機関が集中している地域です。
そんな多様な客層から愛されてるお店ですので、テレビ局の人が芸能人を連れて行く事もあれば、お医者さんが宴会で使う事もあるそうで、忘年会に向けて既に予約が入っていると言う。

5時の開店に行きましたが、空いてるなぁ〜と思ってテーブルを見ると全て予約席となっている。
テーブル席大小4卓に、カウンター席12席、小上がり大小合わせれば100名は入れるお店が連日満席で超有名店で50年以上の札幌のサラリーマンの胃袋を満たしてきた事を考えると凄いですね！
ランチは予約不可の様で相席でも毎日満席で、店の前の駐車場にも長蛇の列となるそうだ。

ビールを注文して、お通しに腰が抜けそうになった！
何と「アワビの肝」だそうで、甘辛く煮込んであり流石北海道ですよね♪柔かく美味しいです！
これだけで中生ビールが空いてしまいました！^^
写真ではこの大きさが分からないと思いますが、とても巨大で本体の身の大きさが想像出来ますね！

さて、この店の名物のお酒が「凍結酒（一合）420円」を注文した。
これはシャーベット状にした日本酒で、小樽の地酒「北の誉」ですね。
スプーンを頂き、シャーベットアイスの様に食すように飲みますが、結構これが美味しいんです！
しかし、クイクイ飲めるので気を付けないと次の店に行けないので、3杯で止めておく事にした。

刺身の「盛合わせ1人前1200円？」を二人で食す事を伝えて、盛合わせして頂く事にした。
上から時計回りで、マグロ、ボタンエビ、ホッキ貝、ホタテ、ヒラメの縁側に最後！
これ何だと思いますか？マンボウの様な食感で何の魚介か分からないので板前さんに質問した。
そして答えは何と！「タコの頭」だそうで、この厚みのタコの頭とはビックリですね！

次に登場したのは「豚肉の唐揚げ950円」の登場です。
刺身の盛合わせの横に並ぶと、何か不思議な光景がしますね。
一口食すと片栗粉で塗して高温でカリッと揚げられ、辛子を付けて食すと肉汁溢れる美味しい一品で、これにはビールが似合いますが「凍結酒」を飲むとサッパリと脂を流してくれて以外にも合いますね！

北海道では今が旬の「笹の筍とアスパラガス」は、北海道のアスパラに千島笹のタケノコです。
ホントは笹は焼くと美味しいんですが、こちらは茹立てで物凄く熱いです！
笹の皮を剥いでいくと、中から白い新芽が顔を出し、岩塩とマヨネーズで食しますが美味しいです！
アスパラは特大3Lで見た事も無い大きさを、岩塩を付けかぶり付くのだがとても柔かいですね！

寿司屋と言う事なので、「生寿司（松）2400円」を注文して食す事にした。
シャリがとても大きく、そこに豪華な巨大なネタが載せられた寿司が登場した！
上段左から、マグロ、ヒラメ、ホッキ貝、ホタテ、毛ガニ、下段左からボタンエビ、アワビ、イクラ、ウニの豪華盛りですねぇ〜♪これは北海道ならではの新鮮さでとても美味しゅうございました！

オッとここは中華料理屋でもありましたので、公平に「特製ラーメン（半分）300円」も注文！
半ラーメンの麺は中太縮れ麺でしっかりとした食感もあります。
スープは醤油と塩の中間で昔ながらの味わいの昔ながらの本来の札幌ラーメンだそうです！
具材はチャーシュー、メンマ、ネギで全体的にバランス取れていますがチャーシューが分厚く申し分ない美味しさでした！

地元のハイレベルな方達から、安給料のサラリーマンのお財布にも優しい「揚子江　黄金寿司」は実に楽しい食堂？居酒屋？定食屋？中華料理屋？寿司屋？なのか分からないが、札幌を代表する店だ！
札幌にツアー観光で出かける方も、札幌ビール園の付帯した夕飯はキャンセルして、ここ「揚子江　黄金寿司」に行き、思う存分北海道の新鮮な魚介と中華料理を堪能する事をお勧めする！！

☆揚子江　黄金寿司
住所:札幌市中央区北大通西15丁目
電話：011-611-5516
営業11:00〜13:30
　　17:00〜22:00
定休：日曜、祝祭日
総合評価★★★★★★★★★★（★５つが最高です）
食事　　★★★★★★★★★★
価格　　★★★★★★★★★★
雰囲気　★★★★★★★★★★
サービス★★★★★★★★★★