超B級グルメ紀行（日本編）コミュの品川区戸越　「キッチン TAIYO」

10月に入り店に行くと「カキフライ始めました！」の文字が加わり、口がポークジンジャ―になっていたのだが、季節限定の「カキフライ900円（ライス別）」を注文してしまった。
丁度、3時近くなっていて店内は私だけで、身内の「マカナイ」を作っていた時だった。
カウンターの隅に座り、路上駐車したメルセデスを見る事が出来る特等席だ。

目の前で揚げはじめるシェフの手際をまじかでみれるのもいい場所である。
カキに衣を付けて、高温で一気に揚げはじめ、その間に付け合わせのキャベツ、フレッシュ野菜を盛りつけ、レモンとキュウリも加わりサウザンアイランド・ドレッシングを掛ける。
カキを裏返しにする頃に「ライス半分でお願いします！」と、店員さんに伝えた。　

カキが程良い具合で上がった頃に、余分な脂を切ってから皿に盛られるが、小ぶりながら量がある。
昔の「サイクル」と変わらず、タルタルソースが結構な量で登場したのだった。
昔は、余ったタルタルを大盛りのご飯に混ぜて食したのだが、究極の選択なのだがダイエット中の私には自殺行為と同じになってしまうので諦める事にした。　

さて、小ぶりのカキにタルタルソースを掛けて、一口口の中に放り込むと衣の中から広がる磯の香りに、芳醇なカキのエキスと共にタルタルソースの甘さと酸味も加わり何とも言えない味になる！
タルタルソースは自家製で作っているが、卵が入っているので日持ちしないソースで、我家でも昔は自家製で作っていたが、ダイエットを始めた頃から我が家の食卓からは消えてしまった。

カキフライは、タルタルソースも美味しいですが、やはり和からしを加えて醤油で食すのも良い！
カリッと揚がった衣に醤油が浸みこみ、カキのエキスを最大限に引き出す最高の調味料に変身する。
醤油が加わる事で、磯の香りが消えてカキの美味しい素材が飛びぬけて引き出され口の中で広がる。
大ぶりのカキは大味の場合が多いのだが、小ぶりのカキの方が引き締まっていて火の通りもいい。

この季節ならではのカキフライは、最高に美味しい！
3月までは提供されるだろうから、楽しみが一つ加わった事になる。
カキと言えば「李園」でも、そろそろ「カキタンメン」「カキみそ炒め」「カキうま煮炒飯」が加わりカキ尽くしの料理も出される頃なので、この時期は楽しみが増える事になるねぇ〜。　

その3日後の土曜日の空いた都内を、フィットネスジムの帰りにお腹が減っていた。
普段であれば「ソイジョイ」だけで昼飯を済ませたり、茹で卵にプロテインで済ませるのだが、台風開けでいい天気になって来たので「キッチン TAIYO」にメルセデスで向かう事となった。
ホテルから屋根を空けてオープンで走って来たので、店の前で屋根を元に戻し路上駐車した。

店の前に「本日のランチ」が掲げられていたのだが、私はホテルを出る前から「ポークジンジャ―」と決めていたのだが、今日は久しぶりにＣランチの「ビーフカツレツ1200円」を注文する事にした。
シェフが油をフライパンに入れて火力も全開で、衣が付いたぶ厚いヒレ肉を揚げる事になった。
皿に温野菜と揚がったジャガイモにナポリタンも加わり準備が整った。

ライスも半分にしてもらい、シェフが直に私の前に持って来て頂いた。
店員さんがフレッシュサラダとコンソメスープを持って来て頂き全てが揃ったところで食す事となる！
衣の焦げ具合だとウェルダンになってしまうかと思っていたのだが、レア状態で揚がっていた。
デミグラスソースを衣に半分ほど浸けて、一口で口の中に放り込んだ！

柔らかい赤身が多いヒレ肉を噛みしめると、隠れていた美味しい旨味肉汁が口の中で広がり、香ばしいソースと共に、別次元の味のハーモニーの世界へと私を誘なう。
豚肉も美味しいのだが、牛肉もとてもジューシーで美味しいですね！
また、娘を連れて夜にでも来ようと思う。

☆キッチン TAIYO
住所 東京都品川区荏原1-17-4
電話：03-5498-9898
営業：11:30〜15:00 17:30〜21:00
定休：日曜日
総合評価★★★★★（★５つが最高です）

食事　　★★★★★
価格　　★★★★★
雰囲気　★★★★★
サービス★★★★★