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超B級グルメ紀行(日本編)コミュのTokyo Style Barbe'Q SEIKOEN (清香園)

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ここは日本人経営者が営む焼肉屋だそうで、一歩店内に入るとそこは日本の普通の焼肉屋だった。

この店内がアメリカ・ロサンゼルスだと、写真を見ただけでは誰も判断できないだろう。
コンロは昔懐かしいガスコンロに油を塗った鉄板を観れば、それだけでも日本の焼肉屋が浮かんでくる。
奥では日本人の商用の常連さん方10名ほどが、勢いよく焼肉を焼くので店内は煙で充満してる。
この煙が私達の食欲をそそり、メニューへと目をやる事となる。

別の席の日本人のお客さんが「おかあさん!」と呼ばれる女将さん。
何故か日本にタイムスリップしたような、この心穏やかになる雰囲気は何だろうか?
お母さんのマサコさん、娘のナミさんヤエさんだそうで、笑顔が客を引き付ける。
このロサンゼルスで落ち着ける一つの場であることを、恐らくここに集う人々は知ってるのであろう。

先ずは運ばれてきた冷たい「おしぼり」に、ここロサンゼルスで出会うとは驚いた。
日本では普通の事だが、ここの「おしぼり」は自家製だった!
一日が了れば家に持ち帰り洗濯しそして一つ一つ巻いたもので、こういうお店はもう日本でも稀少である。
その自家製「おしぼり」の冷たさに先ず、オヤジ行為ではあるが顔をそして首筋そして手を拭く(笑)

それがまた心地好く、そして用意された前掛けをしメニューを開く。
そうこうしてる内に、メインの方が二人店に入って来られメンバーは揃った。
4人揃った段階で初対面の挨拶を交わして、とりあえずビールを注文する事にした。
ここまで準備ができたなら、既に昔から知合いの様な仲になるのが良いですね!

生ビールは無かったが、「サッポロ黒ラベル」「アサヒスーパードライ」「キリン一番搾り」「オリオン」などの日本の瓶ビールのかなから「サッポロ黒ラベル」を選んで注文した。
しかし、オリオンビールがあるとは驚きですし、この店のレベルを感じる事ができた。
沖縄人が大勢この地で働いている事が伺えますね!

ビールが登場して、おつまみの「ナムル」が出されたのだが、これが非常に美味しいのだ!
女将さんの心意気が伝わってくる一品なのだ!
日本では手に入らない「レバ刺し」に「ユッケ」を迷わず注文をする!
アメリカでは、これら生肉は普通に提供されていて、何も規制はないのが嬉しいね!

「レバ刺し」と「ユッケ」が登場したのだが、何故か懐かしさに涙が出るほど感動した!
レバーの角のエッジが起っていて、新鮮さが伝わってくる!
日本ではO157の影響で、この姿は消えてしまったが、ここアメリカでは健在だ!
レバーを食べられる事に感謝だね!

「ユッケ」も本格的で、卵の黄身を混ぜて食します!
懐かしい味のハーモニーに、日本から来た二人は感動の嵐に包まれた。
レバ刺しとユッケを、アメリカに来てこれらを食べて改めてその偉大さを感じた!

焼肉は「タン塩」から注文される、この地元の日本人は焼肉を熟知した方達だね。
まずは最初に、タン塩を頼む時点で焼肉をよく分かっておられる方達と察知した。
それに、一枚ずつ網に載せそれぞれが、自分のペースで焼く事が大事な事も解ってらしゃる。
焼肉の流儀を知らない方達と食べると、いきなりドバァ〜と焼き台に肉を広げられたら網の温度が下がって、肉が網にくっ付いてしまうからね。

そんな方達とは焼肉を一緒には食べたくありませんよね。
ロサンゼルスで、このペースで焼肉を食べる面々が揃う事は珍しい事だと思う。
人の肉には触らず、相手が食してから新しい肉を載せるのが原則なのだ。
その鉄則を忠実に守り、黙々と焼き上げて次々と皿を空けて行くのが大事だ。

タン塩は半冷凍されているので、形よく切り分けられている。
これは「レモンタレ」に付けて食すのだが、これは美味しいですね!
タン元の部分で、サシも入り非常に柔らかくそして歯応えも良いです!
店内は更に煙で、店内は充満し出して外へも流れ出してる。

次に「コブクロ」に「カルビ」を注文した。
「コブクロ」は、正しく「子宮」から名が付いた内蔵系の肉である。
この店の定番商品の様で、堂々とホルモンの次に記載されていた人気の肉の様だ。
艶かしい色合のコブクロを鉄板に載せると、観る見るうちに形が丸くなりパンパンと破裂の音がする。

そう、焼肉の音は、ジュジューだけではなく、このパンパン音も食欲をそそるのだった。
コブクロの破裂音が、焼肉が音のコンチェルトでもあると確信する。
口中に入れればコリコリのあっさり、内蔵肉を食する楽しみ方だと思う。
日本では、これが食べられない方がいるのが、大人なので克服して食すべきだと思う!(笑)

「カルビ」はこの店の一押しの一品だそうで、タレで食す事にした。
私は日本の脂ぎった「カルビ」は、あまりは好きではないがこの店のカルビは違った。
赤身とサシの分量が非常に良いバランスで、口の中でとろける様に食す事ができた。
アメリカ牛を出荷前の3ヶ月ほど、穀物を食べさせてサシの調整した結果だろう。

牛はもともと放牧によって野草を食べて(牧草飼育=グラスフェッド)育つ動物なのだが、美味しい肉を得るために穀物を与えて育てる(穀物飼育=グレインフェッド)も広く行われている。
穀物飼育のほうが肉が柔らかく、サシも入りやすくなりますが、この肉は出荷の3ヶ月前から穀物を与えて育った牛だと推測されます。

牛肉王国のアメリカでは、サシ(霜降り)を「Fat Beef」と言って嫌う人が増えてきて、赤身の美味しい牛肉作りが追求されていますが、この様な焼肉店で出す肉の場合は、飼育方法を変更して育てる事になり手間が掛かる訳だ。
屠殺して枝肉にしてから、その後一週間以上熟成させてから店に出された肉でしょうね、非常に美味しくサッパリと頂く事ができました。

次に「トントロ」を注文し素早く登場した。
この肉は、豚の頬から肩の部分の肉になり、豚1頭かたわずか300g程度しかとる事が出来ない。
細やかなサシが入っていて、マグロのトロのような色であることから豚トロと呼ばれます。
豚なので牛よりは焼き上げる必要がありますが、焼き過ぎると肉が固くなってしまいますので、程良い頃を見計らって食す事が大事ですね。

その後、「ホルモン」「上ミノ」「骨付きカルビ」も食しましたが、何を食べても美味しいですね!
最後に「冷麺」を注文して〆としましょう!
暫く雑談をしてると2人前を半分にシェアして、4つのお椀に分けられ冷麺が登場した。
細麺に濃厚な汁が混ざりあい、カクテキにキムチの相性が抜群に良い!

韓国料理屋は数え切れないほどアメリカでは行ってきたが、こんなに美味しい日本スタイルの焼肉屋に行った事は始めてだった。
家族経営で、日本スタイルの店を維持するのは大変な事だろう。
お母さんのマサコさん、娘のナミさんヤエさんも、これからも元気で頑張って欲しい!

☆Tokyo Style Barbe'Q SEIKOEN(清香園)
住所:1730 West Sepulveda Bl #14 Torrance, CA 90501
電話:+1(310) 534-5578
定休:月曜日
営業:17:00〜
★★★★★(★5つが最高です)

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