ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

超B級グルメ紀行(日本編)コミュの中野区中野 「うなぎ串焼 川二郎」

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
グルメ巡りで、態々遠方まで電車で行く場合は、出来れば乗り替えがない方がいいですね。
それでも仕方なく1本乗り換えて行くには、相当美味しい店でないと行きたくない。
今回は、田園都市線→山手線→中央線と3本も乗り替えるには美味しい店の為だ。
いつも三軒茶屋付近を紹介してるが、以前から行きたかった店へとフラフラと行ってきた。

滅多に来る事がない中央線沿線の「中野駅」に行く事になった。
駅前が再開発されていて、アチコチ工事をしていて歩きづらいですね。
昔は「サンプラザ中野」には、ライブを見に行ったが最近は滅多にここを使わないね。
音響的には素晴らしい「ハコ」なんですけど、老朽化が目立って来てるのでしょう。

中野駅北口から北に延びるサンモール商店街を進み、中野ブロードウエーに突き当たったら中野北口白線通商店街を右に曲がり最初角を左に入ったところにある「中野新仲見世商店会」に川二郎はある。
そこはまるで「三丁目の夕日」に出てくるような味のある路地裏の横丁なのだ。

焼鳥、蕎麦、中華などのお店が軒を連ねる一角は、昭和レトロな薫りがプンプンしますね。
店の前には既に2名の先客が並んでいたので、その後ろに並びます。
17:30開店で既に6時を廻っておりますので、客の入替えには1時間ほど掛かるだろう(汗)
暫く並んで待ちながら本を読んでいて、フッと後ろを振り向くと既に10名ほど並んでいた!

昭和43年開業、先代の味を大切に受け継いだ、2代目うなぎ串焼のお店「川二郎」。
かば焼きやうな重が味わえるお店は、数多くありますが、うなぎ串焼きは東京都内でもすでに数件しかありません。
その内の1件が「川次郎」で、もう一軒は自由が丘にある「ほさかや」だけだろう。

このお店は、漫画「美味しんぼ」80巻・第4話「驚きの日本味!」で紹介されたことでも有名な、うなぎ串焼の専門店です。
原作者の雁屋 哲さんが、25年程前に来店されたそうです。
美食通にも愛される川二郎のうなぎ串焼きは、食べた人の心に残る料理なのでしょう。

客の入替え時間になった様で、一斉に店を出る客が凄い行列に驚いていた。
さて1時間10分並んで、店内に通されカウンターに座る事となった。
ゆるやかな明かりの中、細長い店内は右手にL字型のカウンターが並び、その奥に6人掛けのテーブルがひとつある、狭いながらにも、とても落ち着ける空間である。

皆さんは、うなぎの串焼をご存知ですか?
うなぎを串に刺して焼いている、蒲焼のことではありません。
うなぎの串焼とは、蒲焼を作る際にでる不要な部位(内臓・ひれ等)、本来なら捨ててしまう、いわゆるモツの部分を串に刺して焼いたもののことです。

もちろん「川二郎」では蒲焼も食べることができますが、まずは串を味わってみましょう!
「川二郎」に来たらまず、「一通りで!」と注文しましょう!
これがこの店で食す愛言葉の様ですが、殆どの串焼を一通り楽しむことができます。
ここではかば焼きで捨てられる物が、商品として全て出されます。

まずはお通しの「キャベツ」です。
これをツマミながら、うなぎの串焼き「ひと通り」の焼き上がりを待ちます。
ビールはダイエットで飲めないので、三重県四日市の酒造会社「宮崎本店」醸造の亀甲宮「キンミヤ」焼酎を冷のストレートで頂きますが、焼酎はお一人3杯までなのでご注意ください。

ひれ(背、腹びれ)
中心には二ラが巻かれていて、その外側をひれで巻いて行った一品モノで、大体5匹分が使われている感じですね。

その下が、ばら(あばら部分の身を削ぎこねたもの)
普通は捨ててしまう部分ですが、モチモチした食感で楽しめますね!
こちらは何だったのか不明ですが美味しかったですね!

八幡巻(ごぼうを、細長く切った身で巻いたもの)
うなぎの身を下ごしらえしたゴボウにクルクルと巻きつけたもの。
まったりとした、うなぎとタレの旨味が淡白な牛蒡によく絡んでいます

串巻(塩)ですが、別名「くりから焼」も呼ばれています。
くりからとは不動明王の化身である倶利伽羅龍王が炎の中で外道の智の象徴である剣に巻きつき飲み込もうとする形を、うなぎを竹串に巻きつけ焼いている形状にたとえられたところから名付けられたと言われています。
塩焼きは、うなぎ本来の脂の旨味がダイレクトに楽しめ、タレとはまた違ったが美味しさです。

その下が、きも(心臓、胃などの内臓部分)ですね。
お吸い物に入っていますが、焼き上げるとコリコリ、しこしこした食感がとても美味しい!

短冊は、うなぎを短冊状に切りで、塩で焼いたものです。
短冊は、うなぎの身を細長く切り、串刺ししたものでシンプルな味付けだけに、うなぎ本来の旨味を存分に楽しめます。
外側はカリカリとしていて香ばしく、中身はふわっとした食感です。素材をシンプルに楽しむ事ができます。

甘ったるいタレだけだと飽きてくるが、塩味、醤油味もあり楽しめた。
全て非常に美味しく頂く事ができましたが、やはりうなぎは日本酒でしたね。
糖質ダイエット中の私には、これが何ともキツカッタです。
タレばかりだと甘さが口の中に残るので、最後はサッパリと塩で食べた方がいいです。

中野界隈は、ディープなお店が結構ある。
こんな場所に住んでいたら、きっと楽しいでしょうね!
とても充実した時間を過ごす事となりました!
また来る機会があったら、是非寄ってみたい店でした。

☆うなぎ串焼 川二郎
住所:中野区中野5-55-10
電話:03-3389-4192
時間:17:30〜22:00
定休:日曜
★★★★(★5つが最高です)

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

超B級グルメ紀行(日本編) 更新情報

超B級グルメ紀行(日本編)のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング