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あなたが作る物語コミュの物語15

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「実はね・・・赤星選手のことより、もっと身近な人みないとだめなんだから、たまみのこと好きって人がいるの。会ってみなよ。そこまで祐二が連れてってくれるから。」
「えっ・・・・」
私の中で赤星選手への気持ちが消えたわけじゃないし、今違う人を見なさい。なんて言われても無理に決まってる。だって私は赤星選手が好きなんだから・・・。それでもゆみは必死に私を説得するんだよね。
「もともと、私言ったじゃん?絶対に憧れだったんだって。その子に会ってみなよ。ほんとにたまみのこと好きなんだから。絶対に幸せにしてくれるよ?赤星選手はどんな人かもわからない。会いたい時にも会えない。そんな辛い思いをたまみにしてほしくないんだから。お願いだから、今は考えられないのかもしれないけど、会ってみるだけ会ってみてよ。もう祐二が来る頃だから。」
そう言うのが早いかインターホンが鳴った。
「はぁい。祐二でしょ?今いくから」
ゆみは放心して動けない私を無理に立たせて、玄関までつれていかれた。私は頭が真っ白で考えがまとまってなくて・・・何も言わず言われるがままに祐二さんの車に乗り込んでいた。
もうどうでもいい・・・私・・・もう赤星選手には会うことはないんだよね。もういい・・・・・
車の後部座席で、声も出さずに泣いていた。朝に戻れたら・・・そう思うだけで涙が止まらなかった・・・・。


ゆみと祐二さんは私のことを気遣ってか、ほとんどしゃべらずに車だけが悠々と道路の上を滑らかに滑っていた。どれくらい車に乗っていたのかはわからないけど、祐二さんの
「ついたよ」
という声でゆっくりと外に目をやるといつもゆみと来ていた公園の前だった。ということは・・・車に乗っていた時間はそれほど長くないのに、私には果てしなく長い時間に感じられたんだった。
「たまみ、ここわかるよね?私との特別な場所。いつもの場所まで行くから。」
そういいながらゆみは歩き出した。私の手をしっかりと握り締めながら・・・。少し離れて祐二さんが後ろからついてきている。なぜその時に思ったのかはわからないけど、祐二さんとゆみの歩くスピードって一緒なんだな・・・そう思った。すごく、二人が近い存在なんだって思った・・・。
そうこうしているうちにいつものあの噴水の前についた。そこには。一人の男性が座っていた。私はその人と目があった瞬間びっくりした。なぜなら・・・・



1、つい今朝少しの時間だったけどここで会話を交わした男の人だったから。
2、小学校の時に転校していった子だったから。
3、学祭に来ていたゆみの友達のバンドマンだったから。
4、赤星選手そっくりの男の人だったから。

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