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あなたが作る物語コミュの物語10

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紙を取り出して何か書いて私に渡した。暗くて何を書いてるか見えないなぁ・・・
「これ、今は暗くて見えないかもしれないけど、帰ったら見てなぁ」
今見たい!!と思ったけど、やっぱりここでそんなことはできないなぁって思ったからやっぱりやめといた。
「わかりました。えっと・・・もう帰らないとだめなんで・・・」
自分で一番言いたくなかった言葉を口にした。時間が止まればいいのに。今ほどこんなに思ったことはないなぁ。夢だって言い聞かせてる。わかってる。幼稚園くらいの子が、好きな芸能人と結婚することが夢です。なんて堂々と言えるほど、もう私はこどもじゃなかった。だから、夢はおわり・・・。
「赤星選手にひとつだけお願いがあるんです。握手してもらってもいいですか?」
「そんなん全然かまわないよ。」
私はこの日を一生忘れることはない。やっぱり私は赤星選手が好きなんだ。そう思いながら握手をした。すごく暖かい手で、すごく努力をしてる手だった。私はこのまま離したくなかったけど、多分私が離さないと帰れない。ゆっくりと手を離した。
「今日はいきなりだったけどごめんな。遅くなっちゃったし。でも、たまみちゃんと話せて楽しかった。ありがとう」
「私こそ、ほんとに夢のような時間を過ごすことができました。私は絶対にこの時間を忘れません。これからもずっと応援してるんでがんばってくださいね」
私は泣くのをこらえて、伝えた。赤星選手は黙って私の頭をなでてくれた。私はそれがすごく懐かしいような感じがした。まるで遠い昔にこんなことがあったんじゃないかって思うくらい。すごくドキドキしたけど、すごく幸せだった。
「じゃあ、俺は少しよって帰るところがあるから、ここで。今日はほんとに楽しかった」
「私こそありがとうございました。パーティーに出れなかったけど、こんなに幸せな時を過ごせて私は幸せです。もうこうやって会うことはないでしょうけど、また球場に応援にいきます。ありがとうございました」
私はそう言って、ぴょこんとお辞儀をして歩き出した。海を離れて少しして、涙が出てきた。夢から覚めたんだなって・・・・。また赤星選手になきむしって言われるなって思ったら、涙がもっと止まらなかった。ほんとにほんとに幸せな時間・・・赤星選手としゃべったことを思い出しながらゆっくりと家路についた・・・・




私は自分の部屋についても、何もする気がおきなくてベッドの上でぼーっとしていた。あれは夢だったのかもしれない。実はずっとこのベッドに寝てて、いま目がさめたのかもしれない。そして、今日イベントに行くんだ。と現実逃避をしながらも、服を着替えようと思って、ポケットに手をやると中に紙が入っている。
あっ・・・・これは・・・
そう。赤星選手が私にくれたものだった。夢じゃなかったんだなって思った。それをおそるおそる開くと中身は野球のチケットで、わざわざくれたんだ。って思ったらもう終わってる野球のチケットだった。そして、私は不信に思って何気なく裏を見るとこう書かれていた。
「紙がなかったからこれに書いたけど、来週の日曜に今日と同じ場所に同じ時間いるから。」
こう書かれていた。また会える!?うそ・・・・
私は男っぽい字で書かれたその文章をじっと見つめていた。ありえない・・・また会えるなんて・・・・私がこの日寝ることができなかったのはいうまでもない。






「ふわぁぁぁ〜」
私は授業中だというのに、思いっきりおっきなあくびをして全生徒の注目を集めてしまった。あっ・・・今授業中やった・・・・
「こら、坂石!!あくびするならもっと静かにやれ!!先生のとこまで聞こえてるぞ!!!」
教室中は笑いに満たされた。授業が再開される。隣に座ってるゆみも笑いをこらえていた。
「ちょっと・・・そんなわらわなくてもいいでしょ。もう、先生も気づかないふりしてくれたらいいのに・・・」
「絶対無理無理!!さっきのたまみのあくびありえないくらいでかかったもん。それを気づかないふりするとか無理だって。」
笑いながらゆみは言う。まったく・・・だって仕方ないじゃん。昨日あんなことがあったんだから。
「なに〜昨日夜更かししたの??何してたんよ〜」
ゆみにそう聞かれてドキってした。ゆみの左手の薬指には指輪が光っていた。
「ゆみ、指輪してるじゃん。」
「いまさらきづいたの!?もう、遅い遅い!!ってか昨日はほんとにありがと。」
「ううん。よかったよ。、ほんとに。」
「あのね、昨日さぁ・・・いけなかったんだよね?ほんとにごめんね・・・」
そうだ・・・ゆみには言ってない・・・どうしよう・・・


1、昨日のことを全部言う
2、言わない

コメント(1)

オレは迷うことなく言うと思うので、1で(^^♪

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