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美術の先生♪コミュの作品が仕上がらない場合

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中学校で非常勤講師をしているものです。

予定していた制作時数が終了しても、作品が仕上がらない生徒は必ずおりますが……。
そのような場合、皆様はどのように対応しておられますか?
特に評価、評定の観点からのご意見をお聞かせください。

指導する側の立場として、教諭、常勤講師、非常勤講師それぞれに可能な対応は違うと思いますが。

私が考えられることは
󾠮 放課後に制作させる
󾠯 昼休みに制作させる
󾠰 家庭で制作させる
󾠱 未完成状態で提出させ、評価、評定する の四つです。

しかしどの方法にも一長一短がありますし、そもそも非常勤講師の立場上、不可能なこともあります。

皆様のご意見をお待ちしております。

コメント(10)

私のところでは、教務に評価を提出する日から逆算して作品の最終提出期限を設けます。
評価に1週間かかるなら、評価提出日の1週間前を最終提出期限にし、授業で完成できなかった生徒には空き時間や家庭学習時間を利用して完成させます。
子どもによって制作にかかる時間には差がありますが、それを考慮しても基本的に未完で評価するのは避けたいと思います。よっぽど授業態度が悪く制作意欲にかける生徒の場合は、本人・担任教師に確認の上、「興味・感心」の観点をC評価にしたり、作品が出ていないと総合評価「2」になったりします。
実技科目なので、発想・構想や技能の観点を少し重めに評価します。ですから、作品が未完や未提出などの不備にはそれなりの評価がつくことになります。
気をつけてあげないといけないのは、単に意欲がなくて制作に時間がかかるのか、能力が低くて(何らかの障害・病気等)で制作できないのかの判断です。ADHDやLDなどの生徒は、作品制作でも比較的顕著にその症状が出ます。「指示が通ってない」「平気で締切を破り連絡にもこない」「著しく幼稚な表現をする」などあれば、早めに担任や特別支援コーディネーターへの相談をおすすめします。学校に報告されてなくて、実は障害を持っていたという例もあります。
少し話がそれましたが、講師としてご指導されているとのことですので、同じ芸術科の教科主任の先生にも相談されるのも良いかと思います。特に芸術科として評価方法や考え方、平均点等が大幅に異なると教務はあまり良い顔をしませんし。芸術科としてのスタンスを揃えるという意味でも確認しておくとよいのではないでしょうか。
今後、スムーズに評価できるとよいですね。
モリナさん

丁寧な書き込み、ありがとうございます。
生徒への配慮の仕方や評価評定の考え方などはモリナさんと私、ほとんど同じ感じでとても安心いたしました。
また、特別な配慮が必要な生徒に対しても、同意見です。

特に悩むのは自宅への作品持ち帰りについてです。
稀にではありますが、家族のお手伝いが入ってしまう場合があるのです。
または、美術が得意な友人に替わりに制作させてしまう生徒……。
そういう可能性もあるということで、間に合わない部分は家庭学習に……とは他の教諭の方々にも苦い顔をされます。

また私が非常勤の講師である性質上、放課後はほぼ100%学校にはおりません。
たとえ、なにかとやりくりをして放課後の時間を作ったとしても、当中学校では部活動への参加が最優先にされるため、これまた他の教諭の方々に渋い顔をされます。
実質、昼休みしか使える時間はないのですが、これもまた給食当番やら委員会活動があると せいぜい15分ほどしか使えません。

管理職にも相談してみましたが、昼休みを使うぐらいしかない、と返答されました。
また、当学校では、家庭科は免許外の教諭、技術科は非常勤講師です。
美術科は私ひとりで全生徒を担当しています。
制作時間について、他者の手が加わることを懸念されていましたが、私の場合は、他者の手が加わったら授業中と表現が違うので気づきます。これに関しては生徒との授業中の関わり方や、勤務校の生徒の実態で状況が変わると思いますが…。現在の学校では、300人弱の生徒を指導して作品を見ていますが、普段と違う表現をしたらだいたい気づきます。これは、他者が手を加えた場合以外にも、精神的・身体的に普段と異なる状態のときにも表現・制作に対する姿勢に変化がみられるので、個別指導に注力したり、変化が激しい場合は個別面談・指導を行うこともあります。
先生が見ていない場での制作に不安があるようなら、昼休みか朝の時間を活用させたらよいと思います。本校でも、放課後の部活時間に居残りさせるのはあまり良く見られませんし、特に感受性の強い成長期の中学生にとっては部活動の時間は教科指導と同様大切な学習の場です。そのため、朝、早めに登校させ指導することも多々あります。朝なら時間が取りやすく、集中して制作しやすいです。
また、上記のようにならないよう「授業外で時間を潰したくないなら、授業中にしっかり集中して完成させようね!」という旨の声かけも行っています。制作の見通しを立てさせることは制作活動では非常に重要です。「3時間で導入・発想・構想、5時間で制作、1時間鑑賞」などと実施計画を立てられると思うので、導入の際にきちんと予定と作品提出締切を伝えます。生徒を過度に焦らせて作品完成度を下げることは避けたいですが、締切を念頭に入れて与えられた時間で有意義な制作をさせることは、生徒にとって大事な経験です。
もうひとつ、対策としては教材を精選し、決まった授業時間で完成できるような題材に切り替えるということです。この場合、逆に早く完成して手持ちぶさたになる生徒の増加が予想されます。私の場合、30分〜1時間と短時間でできる教材を準備しておき、早く終わった者からそちらを取り組ませます。もしくは学習プリントに振り返りや感想を書かせる、など上手に時間を使わせるようにしています。

それから、「芸術科の先生に相談を」と申し上げたのは、音楽科(書道)の先生にという意味です。
家庭科や技術科は、芸術科ではなく、評価の観点・考え方も異なります。音楽科と指導の足並みを揃えることが大事です。
ちなみに、能力が低い・手が不自由など、制作活動に難がある生徒がいる場合、制作の様子をちょっと見ていたらすぐ分かることなので、達成目標を個別に設けてあげるのも一つの手法です。つまり、全体で設定している目標より、少し到達度を下げた課題にしてあげます。実際に私が指導した例としては、デザイン領域(平面構成)の制作時、能力が低く制作スピードが著しく遅い生徒には、下描きした段階で「色は気にしなくていいから、自分の描いた線をはみ出さないように頑張って全面塗ってみよう」などと指示しました。本校は、アクリル絵の具を使わせているので、早めに濡れたら「ここの辺りが似たような色になっているね。他にピッタリの色はないかな。」などと、塗り直しをさせ少しずつバランスや完成度を上げていきます。もちろん、他の生徒は最初から計算しつくした色彩を計画通りに着色していきます。
このように細々した工夫を複数組み合わせることで、なんとか全体の足並みを揃えるしかないかと思います。
分かりにくい説明を長々とすみません。
モリナさん

再度のレス、ありがとうございます。
参考、勉強になることが多く、未熟ながらも努力していこうという気持ちにさせていただきました。

しかし一方では、非常勤である以上、分を超えず、契約相応の範疇での勤務をしようと思う自分もおります。
割り切ることもできず、かといって滅私奉公する気にもなれず、というところです。
何度もまとまりのない文を失礼しました。

ただ、どんな形であれ教員である以上、学校教育に携わっているのであれば、ある程度の時間外勤務は仕方ないのが現状です。非常勤講師でも生徒にとっては「先生」です。
他の職業と比べるのは良くないですが、例えば食品加工場などで決められた時間流れ作業を行うような契約社員さんとは、状況が異なるのです。
難しいところではありますが、子どもたちの成長を一番に考えて対処していただきたいです。
>>TOM☆TOMさん

時間外の労働等も含めてのお給料だと思います。
そう考えると、決して条件のいい職業ではないですよねたらーっ(汗)

私は寧ろ、非常勤の枠を越えちゃった方が、仕事はやりやすかったです。
一度広げたら慣れて、徐々に自身の時間配分も自在になるかと…

体を壊して、自分の枠(のようなもの)を縮めざるを得なくなったら、逆に難しくなりましたたらーっ(汗)

主様が違うのは十分伝わりますが
私がバトンタッチをお願いした友人が、美術系特有のまず自分…という感じで
代わって貰った以上、口出しはできませんが、自分がその学校で立ち上げ、作り上げてきたものが…orz

とはいえ御無理の無い程度に…

私は、お子様がいらして美術の非常勤をされている方々や、主様のお話を個人的に聞きたいです(関係無くてスミマセンあせあせ(飛び散る汗)
月100時間のサービス残業を強いるのが、学校業界ですからね。

(サービス残業のいいなりになっている今の学校業界はよくないですよ。

「授業」と関係ない部分での仕事をどんどん請け負ってしまう「逸脱性」を今後さらに生むから。

未納金の給食費を、19時まで回収に行かされてたら、

次の日の授業の準備をしっかりとなんかできませんわね。)


本題に戻ると、


理想は、

生徒の発達段階に合った題材を用意し、

しっかり技術を教え、

発問工夫や、補助の参考作品なども見せ、イメージをちゃんと発想できるようにさせ、

作業中は楽しい雰囲気は残しつつも「しっかり締め」てダラケさせずに集中させて、

時間内に仕上げさせるってのが理想ですよねー。



楽しい雰囲気は残しつつもしっかり締めるってのが、大事な気がします。
で、どうしても完成しなかったら放課後に呼んで指導しますが、放課後も会議とか出張とかで時間が取れないので、長期休暇の日に呼び出して、半日かけてじっくりやらせます。結局、こっちがちゃんと見てないと、仕上がりがいい加減になるんですよね。

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