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美術の先生♪コミュの抽象画について

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中学校3年生で抽象画を学習させることになっているのですが、教えたことがある方はいますか。どのように導入し、どのように苦手意識をなくさせるかなどよくわかりません。何かあればお願いします。

コメント(43)

中学校で美術を担当しています。
みなさんとても深く難しいお話をされているので,あえて方法の一例についてのみ書かせていただきます。

? 「抽象画を描く」というではなく,「具体的な何か対象を描くのではない」というとらえ方の方が説明しやすい。

? 「テーマ」は指定してもしなくても,どちらでもよい。

? 制作は,「色」「形」「大きさ」「位置」という観点を,自身の「感性」で「決定」する活動ととらえる。

? 感性については,一人ひとり違う「好きか嫌いか」「美しいと感じるかどうか」「バランスが取れていると思うか」という観点から説明する。

? 「色」「形」「大きさ」「位置」を一度に考えた制作をいきなりするのではなく,それぞれを考える習作制作を経たうえで,本制作に入るといい。本制作がなくてもいい。

? 習作制作については,例えば「位置」の場合,シール(1cm位の丸い色シールがよくあります)を,?のような観点で考えながら用紙に貼るといった,簡便でわかりやすい教具を使う。

? 行われる1つの作業で次の作業の「決定」が変わること,画面の中でそれぞれが関わり合っていることを意識させる。

? 一般的に“抽象画”といわれる作品の鑑賞活動と関連付ける。その際の観る観点についても「色」「形」「大きさ」「位置」でとらえると,自身の制作と結び付けやすくなる。

? 完成した作品については,台紙に貼ったり額装して日常の場面に飾ることで,そのよさが味わいやすくなる。

といったようなことを考えた実践を行っています。
文章ではわかりにくいですね。
なんか盛り上がりそうなネタですね〜ウッシッシ
それぞれの先生方の経験と考え方が、もろに出てくる話題ってところですかね。
あ、いや、冷やかしとかではないんですが…。

ロナさんは、どのような授業の流れで、
いわゆる「抽象画」を行おうとしているのか?
あるいは年間指導計画の流れの中で、どのような位置づけの題材なのか?
それによって、扱い方は変わってくるんでないでしょうか。

絵画スタイルのバリエーションの一つとして
「抽象画」っぽい絵を描かせようとするならば、
むしろ「非具象画」という考え方で進めるのがよろしいのではないでしょうか?

いや、あくまでも「抽象画」だ!…
と、こだわらなければならない理由があるとすれば、
投稿された皆さんのような具体例を試されると良いのではないでしょうか。

抽象画という言葉そのものについても、
皆さんの考え方が微妙に違います。

ロナさん、
もし良ければ、年間指導計画の概要と、
なぜ「抽象画」させようとお考えになったのか
教えて頂けませんか?
題材の選び方によって、次の繋がりも変わってくると思います。
一緒に考えていきましょう!

ちなみに、
私は抽象画…というか絵画という美術表現を「食べ物」に例えます。
さしずめ抽象画については料理のジャンルで言うと
「スープ」「ダシ」「うま味」とか。
具体的な形がなくなって、そのもののうま味だけが抽出される…。

私のところは高校生ですので、割と理解してくれます。
こんな感じでやってま〜す。
 1番のコメントのように必ずテーマを与える必要性はないと思います。そしてこの抽象画の題材を、無茶な課題と表現するのも適していないと思います。

 その抽象画の課題で、生徒に何を身につけさせたいかで、導入や題材の内容が決まってくると思います。

 考えずにガンガン色重ねに慣れる、

 音楽という形のないものを描くのになれる、

 マチエルを独自に10個以上自分で考える力を付ける、

 形を描かず色だけでイメージを伝えることも出来る事に気が付くようにさせる、

 単純に抽象画というものの概念を教えるためにとりあえず2時間で軽く抽象画を描かせる、

 など目的は何でもあると思いますが、その目的が年間計画や3年間計画の中で、他の題材とどう繋がったり、かけ算しあったりして、より高みに登れ、最終的に目指す生徒像に到達出来るかだと思います。

 文章だけだと、良い解決策を提案出来なくて申し訳ありません。抽象画のビジュアルの手持ちがあればいいのですが、

 とにかく決めつけは良くないという事です。

 
はぎわらさん さん

「抽象画」という言葉自体が決めつけではないでしょうか?
少なくとも自分で作家活動している人は絶対使わない言葉ですよ。
私は表現活動や制作が出来ない美術教師は
カナヅチの体育教師と同じだと思っています。

以前勤めていた中学校の美術主任がそうで、表現と言うものが理解出来ない為に指導書を忠実に行う事が授業と考えていました。(だから校長試験にも合格し、教育委員会に納まって、天下りで大学教授にもなったんだろうな)
抽象画を描きましょう・・・

中学生の時自分がいわれたらきちーかも。。。
得意不得意の問題ではなく、たぶん具象画・抽象画とジャンルわけをする以前の問題です。

絵画の中での一応のくくり?を理解するには絵画全般をビジュアル面で一応網羅するのが先のような。
代表的な名画とよばれている数点でも先生がピックアップしてくれるのがいいかも。
ほんとは先生自身が花でも描いて、同じモチーフを数パターン形を崩しながら最後は色面にでもしてあげるとなんとなく抽象の一角くらいは理解しやすいのかもしれないですね・・・
でも具体的にあるものをモチーフにしていない抽象作品もあるわけなので。。。

抽象画を教えるといった課題のくくり自体がとても難易度が高いきがします。
答えになってなくてすまんです!!

 確かに、言われてみると抽象画的な物を抽象画という言葉でくくってしまうの、も、実に決めつけがましいことのような気がしました。 も。

 僕は普段、絵画系の創作作品は創っていないので、その辺のところをまったく意識した事がありませんでした。

 しかし、この「抽象画を描きましょう。」というかなりアバウトな題材を子ども達にやらせるとどんな反応をして、どんな表現をするのが、興味深いので、今度1年以内に4時間程度でやってみて、写真をUPしてみます。
 このコミュは、中学、高校、美大予備校と専門性の高い先生方がいらっしゃるので、レスポンスがハイレベルな気がします。とても勉強になります。

 公開コミュという事で、児童・生徒の作品を様々な人権上の問題から載せづらい実状はよくわかりますが、作品の写真を使いながらトピック内容を「考察」しないと、どうしても頭デッカチな水掛け論の展開で終始します。美術の本質のひとつに「自由」というものがあり、10人いたら10の考え方がどれも正しいような場合がけっこう多いです。

 それはさて置き、自分の普段の指導を振り返ってみると、いわゆる「具象画的」なものばっかり児童に描かせてるなと、反省させられます。自身がデザイン科出身なので「解りやすさ」をどうしても無意識に絵に重視しているからだと思います。

 そう考えるとこの「抽象画的な絵を描かせる題材」と言うのは、自分が不得意なジャンルであり、しっかり考えて実践してみれば、自分の中の絵の固定観念の枠を何らかの形で外せるのでは?と思いました。

 なので1年間ほどかけて「抽象画的な絵」について、少しづつ考えてみたいなと思います。
 「偉そうに書き込んでいる、お前自身はいったいどんな作品創んだよ!!言葉だけじゃなくてモノ見せてみろよ!!」と多くの方に思われると思うので、先に自身の作品を数点見せて、僕の絵づくりの癖(良い意味でも悪い意味でも)を自己認識して、ご紹介してみます。抽象画的な絵の考察に繋がるかも知れません。

 左写真は、ユニクロのTシャツコンペでグランプリを取った作品です。いちおう全世界で売られました。人は、たいして凄くない作品にも「いいねー、すごいねー。」と言いながら拍手は贈れますが、お金は出しません。お金を出してそれを買ってもらえるというのは、とても深い共感だと思います。

 作品タイトル・コンセプトは以下です。

 作品タイトル/ kakato-uku

 コンセプト /コンセプトは着るとかかとが2mm浮き上がるTシャツ。
        サマーシーズンの高揚感と期待感に胸を膨らませ、自分の
        殻をまた一枚脱いで、軽やかに街を散歩してみない?

 真ん中写真/クリップ部分のアップです。

 右側の写真/すそ部分のアップです。下のボーダーシャツがめくれて見えているよう       に見えますが、だまし絵的に「印刷」したものです。(高校時代、無意       味にハマったマグリットの絵が、ここで役立った!!)
 
 僕の絵癖(よく言えば好み)は、

1/「絵」自体に特別興味がない。(結果的に、シャツの上に「絵」をのせているのですが、絵がメインではなく、Tシャツにこの絵が乗った組み合わせの「考え方」がメイン)

2/「地」がフラットな一色の色面。(ここでは、白。)

3/「あ〜、あの○○な作品ね〜。」と言ってもらえるタイプの作品をつくるのが好き。(ここでは「あの赤い風船のシャツね。」)

4/絵自体が、言葉へ置き換え可能な感じの作品が好き。(ここでは、風船(希望とかの象徴)で胸が膨らみ、重ね着したシャツ(古い自分の殻)を脱ぎ捨てる!!みたいな言葉に変換。)

5/感覚を出す。(ここでは、「ふわりっ。」)

6/新概念からつくる。村上隆氏が大学院を出る時に「日本画の中で日本画を描いたって、それで飯が食えるよう(お金になる)にはならないから、日本画やめた。」と思って、新ジャンル(新機軸)の、オタク絵と日本画をくっつけたあのたぐいの絵の「新概念」を考え出したように、「新概念」を創らないと良い物が出尽くした世の中では、人の目にとまらない。(ここでは、Tシャツの胸部分に絵を描くのではなく、Tシャツの「すそ」から「えり」までをキャンバスに見立てたという、そこそこの新概念的なもの。)
 「偉そうに書き込んでいる、お前自身はいったいどんな作品創んだよ!!言葉だけじゃなくてモノ見せてみろよ!!」と多くの方に思われると思うので、先に自身の作品を数点見せて、僕の絵づくりの癖(良い意味でも悪い意味でも)を自己認識して、ご紹介してみます。抽象画的な絵の考察に繋がるかも知れません。

 写真は、小さい暑中見舞いのデザインコンぺで、賞を頂いた作品です。

 作品タイトル・コンセプトは以下です。

 作品タイトルは「water message」作品コンセプトは、指先で読む水のコトバ。ひまわりの葉を印刷した紙に、水滴に見立てた透明樹脂で、点字を書きました。その点字の下に、「ショチュウオミマイモウシアゲマス 2008 .7」と透明樹脂でふりがなをふりました。水の点字(コトバ)を指でなぞれば、指先から涼感が染み込んでくるようです。

 急いでつくっていたため、透明樹脂と紙の間に空気が入ってしまい、見る角度によっては、字が白く粉を吹いたように見えしまっているのが残念です。

 僕の絵癖(よく言えば好み)は、

1/「絵」自体に特別興味がない。(紙に、ヒマワリの絵(写真)がのっていますが、それ自体がメインではなく、紙にヒマワリの葉が両面印刷された葉書に、水滴に見立てたコピーか静かにのっているという組み合わせの「考え方」がメイン)

2/「地」がフラットな一色の色面。(ここでは、緑。)

3/「あ〜、あの○○な作品ね〜。」と言ってもらえるタイプの作品をつくるのが好き。(ここでは「葉っぱに水滴の作品ね。」)

4/絵自体が、言葉へ置き換え可能な感じの作品が好き。(ここでは、ショチュウオミマイモウシアゲマス、または、指先で読む水のコトバという言葉に変換。)

5/感覚を出す。(ここでは、「指先で感じる冷たさ。」)

6/新概念からつくる。(葉書が四角くない。)
 
 「偉そうに書き込んでいる、お前自身はいったいどんな作品創んだよ!!言葉だけじゃなくてモノ見せてみろよ!!」と多くの方に思われると思うので、先に自身の作品を数点見せて、僕の絵づくりの癖(良い意味でも悪い意味でも)を自己認識して、ご紹介してみます。抽象画的な絵の考察に繋がるかも知れません。

 写真は、小さい暑中見舞いのデザインコンぺで、賞を頂いた作品です。

 作品タイトル・コンセプトは以下です。

  作品タイトルは「eat the sweet summer」作品コンセプトは、夏を食べよう。透明な消しゴムを作る樹脂に、絵の具で色を混ぜてつくりました。 楽しくて甘い、真っ赤な夏をどうぞ召し上がれ。

 ダイソーで売っている「おゆまるくん」という消しゴム的なものを加工してつくりました。

  僕の絵癖(よく言えば好み)は、

1/「絵」自体に特別興味がない。(画面に、スイカの絵(図)がのっていますが、それ自体がメインではなく、スイカの画面に種で見立てたコピーか元気ににのっていて、そのメッセージを、「胃で読む」という考え方がメイン)

2/「地」がフラットな一色の色面。(ここでは、赤。)

3/「あ〜、あの○○な作品ね〜。」と言ってもらえるタイプの作品をつくるのが好き。(ここでは「スイカをかじる作品ね。」)

4/絵自体が、言葉へ置き換え可能な感じの作品が好き。(ここでは、HAPPY SUMMER(楽しい夏を!!)、または、胃で読む夏の励ましの言葉に変換。)

5/感覚を出す。(ここでは、「お腹に元気が染み込む。」)

6/新概念からつくる。(葉書を食べる。)

 
 他にも賞をいただいた作品はあるのですが、とりあえず絵癖の解りやすい3点を載せました。

 ほとんどの方と同様、アーティストとして稼ぐ現金が「0.5」に対して、生活のための生業で稼ぐ現金が「9.5」の割合の、サラリーマンです。

 先生は、教科のみを教えるのではなく、人としての道も教えなければいけないので、どっちか片方のみでは成立しない職業と考えています。

 普段は、「バンザイ!図工専科(^^」というコミュに、小学校の図工題材1000題材を紹介するコラムみたいのを書き込んだりしています。写真付きの解説と、子どもが描いた参考作品を、すう1000枚写真で出して、解りやすく解説している気になっているので、「概念の水掛け論で終始して明日からの授業実践の役には大して立たない!!」という問題は回避していると思います。圧倒的な写真の量です。もし気になったら、ご残照ください。管理人のセレブ様、こっそり広告してしまい失礼をいたしました。本当に申し訳ありません。
公立の中学校で美術科を担当しています。
一年生で、抽象の作品を制作する授業をここ数年行っています。
抽象の、なんて言葉はあとからついてくるんですが。

具体的で写実的な表現の他にも、美術の世界にはいろんな表現方法があって、今はそれを実践できる良い時代なのだ、なんていう表現の多様性を受容するきっかけとしての授業です。
具体的なものが目の前になくても、私たちは色と形で色々なものを人に伝えるコトができる。
写実的な表現が苦手な状態で中学校に上がってくる生徒もいますから、価値観を変えてあげられれば、美術を好きになってくれるのではないかという期待をもって取り組んでいます。

オノマトペや感情など、目に見えないテーマにしています。
幾何的な形を中心にして、平面的な(絵画や色紙を使った平面構成)表現に取り組んでいます。

2年生では、モンドリアンやカンディンスキー、ピカソなど作品に大きな変遷のある作家を鑑賞しています。
厳然としたルールの中で制作をしても、個性はにじみ出るコトを生徒たちは理解してくれていたようでした。

展覧会に出せるような作品づくりは、必要ないと考えているので(時間もないですし)、大型のものは制作していません。
 自分が指導している子どもの作品を写真で載せて説明しないと、

「偉そうに書き込んでいるお前自身はいったいどんな作品を子どもにつくらせてんだよんだよ!!お前の狭い概念を、全否定の後に、正しいんだけど狭い実践例とともに狭義的に言葉だけで紹介されても、ああそうですかとしか言えないんだよ!!大して明日からの授業の役には立たないんだよ!!モノ見せてみろよ!!」と多くの方に思われると思うので、数点、自分がやった「抽象画的な感じの題材」載せてみます。抽象画的な題材はほとんどやってなく、点数が少なくてすいません。

 「ウソを20個描こう。」1年生/5月

  これは昨年の春に、新1年生に描かせた「ウソを20個描こう。」という題材です。僕が思いつきで考えた題材です。緊張している1年生も、先生に「クレヨンで20個より多い数の、ウソを、絵に入れて、描きましょう。」と言われると、思わずニコっとします。子どもに聞けば、「飴の雨」「おしっこのプール」「うんこのトランポリン」「イチゴ入りのおにぎり」「七色のヘビ」「太陽が3個」「月と太陽が同時に出ている空」「お年玉のなる木」など実に様々なアイディアが出てきます。ちなみに「うんこ、おしっこ」をありにすると、クラスのほとんどの子がそれを描きます。注意が必要です。理解のある担任の先生なので、これを描かせる事が出来ました。

 こんな訳の分からない絵でも、以下の土台を作っておけば、学校でやらせることが可能です。

 1 廊下に掲示する題材・しない題材をあらかじめ考えておいて、他者を傷つけない作品なら、うんこやおしっこも、廊下の掲示しない課題の時には、OKにする。高学年なら他者を傷つけなければ『少々の』残酷な表現も。(その辺のニュアンス的に難しい論議も「バンザイ!図工専科(^^」に書いてあります。)

 2 他の題材で、道具の使い方(クレヨンなら基本的にはぐりぐり塗る、油絵の具のように数色まあまあの強さで重ね塗りし、指で擦ると、色が混ざってハモったりする)なのどの基礎をしっかり教える題材をカッチリやらせて、ちゃんと押さえる所はちゃんと押さえて、各方面からの信頼はしっかり得ておく。

 3 遊びのように見えるこの題材も、しっかりやらない子には、怒る。1年生は、萎縮してしまうので、しっかり自分の絵に向き合っている子を、みんなの前でほめる方がいいのかな。

 とにかく、僕の中のイメージで「抽象画 = 訳の分からない絵」という枠があるので、その狭い枠で図ると、この絵は、具体物が描いてあるけど「抽象画」なのかな?と思ったりもします。

 今回、この「抽象画」について考えたことで気付いたことは、抽象画と具象画のあいだみたいな作品が、いくつもあるということでした。

 

 
 自分が指導している子どもの作品を写真で載せて説明しないと、

「お前が書き込むと場が嫌なムードになって荒れるだけなんだよ!!偉そうに書き込んでいるお前自身はいったいどんな作品を子どもにつくらせてんだよんだよ!!お前の狭い概念を、全否定の後に、正しいんだけど狭い実践例とともに狭義的に言葉だけで紹介されても、ああそうですかとしか言えないんだよ!!大して明日からの授業の役には立たないんだよ!!モノ見せてみろよ!!」と多くの方に思われると思うので、きれいな言葉で数点、自分がやった「抽象画的な感じの題材」載せてみます。抽象画的な題材はほとんどやってなく、点数が少なくてすいません。

 「雪に描く」全学年/2月

 もちろん管理職には一切話を通さず、担任には「もし管理職に何か言われた場合、全部、僕が責任とる。」と言い、45分(1時間)だけ、雪の造形遊びをさせてもらいました。2時間目は、図工の続きを、普通に図工室でさせました。

 今回大活躍したのが、色付きの墨液です(写真左)。マーブリング用の液や、100円ショップに売っているインクジェットプリンター用詰め替え液(写真右)でもいいと思います。

 なぜ、お勧めか?それは、絵の具と違い、筆で水にグリグリ回して溶かなくていいからです。

 大量の水に、数滴インキを垂らすだけで、色がさっと混ざって、そく描く行為に移れるのです。

 また墨液は、間違ってコンクリートに色が着いてしまっても、タワシでこするときれいに色が落ちました。管理職に文句を言われなくて済みます。(文句を言われても、気にしませんが。)

 「バンザイ!図工専科(^^」の「小学校の図工題材を1000個紹介する」より、抜粋。
 この児童は、骨折し松葉杖をついているため、雪の上を歩けません。

 なので椅子に座って、棒の先に平筆をくくりつけた「長い筆」で、雪に色が着く行為を楽しんでいました。

 この子にとっては、「無意識に描いた色の線」が、僕には「虹」に見え、空を飛んでいるように見える真上からのアングルで写真を撮りました。

 抽象画について考えながら、この雪に描く活動を今振り返って気付いたことは、

1/雪のように、溶けたりにじんだりするキャンバスに描く場合は、具象画的な図を描かないようにと指示をしなくても、抽象画的な図に、勝手になる場合が多い。

2/ただの抽象的な線も、見る人によっては虹という具体物になって、抽象的なものではなくなることがある。

 だからなんだという話なのですが、「抽象画」とは?と考えると、抽象画的な絵のバリエーションを30種類くらいみてみて、見比べながら、「抽象画」を探ってみたいので、しばらくバリエーション出しをしてみます。

 あと、書き忘れたので今書きますが、14〜16番で、何が言いたかったかというと「僕は、抽象画に感動したことがないので、抽象画的な作品は創ったことがない。」ということです。
これは、アーティストが森を作為的に撮ってる写真ですが、子どもにカメラを渡して、

「わざと手ブレさせて具象物を抽象に換えさせて撮る。」ってのも単発課題では面白いかも。

「形を写す」概念を壊せるかも知れない。感じるってこと。
[ 装丁 ]

東京タワー 江國香織

涙目で見たアングルみたいで、視点が出てていい。(感情か。)

イメージを強めると、絵は「抽象」に振れてゆく感じがする。
「わざとクソぼかす」っていう手



予備校時代の知り合い、河原隼平さんの作品 

http://s-kawahara.com/artworks/010-redcar/album/index.html#slides/014.jpg



学校でやる時に、カメラが自動的にピント合わせちゃうなら、

レンズの前に、虫眼鏡でも、

歪んだ塩ビシートでも、一枚かませて、強制的にぼかせばいい。


はなっから、「抽象画を描かせるのは無理」とあきらめる指導者は、

指導者としても、作家としても、創造性のない、残念な頭と心。

そんな人に今までも、今から先も、どちらもない。
「色面だけを撮る」っていう手



予備校時代の知り合い、河原隼平さんの作品 

http://s-kawahara.com/artworks/013-tokyojointline/album/index.html#slides/001.jpg



なるべく、トーン・トーンした、細かい段調の変化を写した方が、

おもしろいのかな?という気はした。 生徒さんの自由だけど。


はなっから、「抽象画を描かせるのは無理」とあきらめる指導者は、

指導者としても、作家としても、創造性のない、残念な頭と心。

そんな人に今までも、今から先も、どちらもない。
「手ぶれさせて撮る」っていう手



予備校時代の知り合い、河原隼平さんの作品 

http://s-kawahara.com/artworks/021-lostmark/album/index.html#slides/001.jpg



抽象画は、ミニマル・ミュージックに似ている。

具体性はないが、作者かその抽象性的な画面に、気持ちよさを感じていればそれでいい。

作者本人が、気持ちいいとこで、手を止めれれば、それでいいと思う。


はなっから、「抽象画を描かせるのは無理」とあきらめる指導者は、

指導者としても、作家としても、創造性のない、残念な頭と心。

そんな人に今までも、今から先も、どちらもない。
「車窓からの風景を撮る」っていう手



予備校時代の知り合い、河原隼平さんの作品 

http://s-kawahara.com/artworks/007-goingtoshibuya/album/index.html#slides/001.jpg



高校生になら、通学途中の車窓からの手ブレを撮らせるって手もある。

携帯で。


はなっから、「抽象画を描かせるのは無理」とあきらめる指導者は、

指導者としても、作家としても、創造性のない、残念な頭と心。

そんな人に今までも、今から先も、どちらもない。
最初から、最後まで、目をつむって描かせれば、抽象画になる。
生徒が、抽象画を描けるってことより、

生徒が、抽象画のスピリットを知ったり、感じたり出来るってことの方が、

何倍も重要なことだけど。
関係ないですが、このCDのジャケ/車輪の唄 / BUMP OF CHICKEN

少年が、放課後チャリで駆け出す、アングルや気持ちみたいのが伝わる。

イメージを強めると、絵は「抽象」に振れてゆく感じがする。
大掃除で3年生に、

1/「使えるペン」と、

2/「使えないペン」を分別させました。



紙にペンで色をつけて、色がつかなければ、そのペンは捨てる。

その紙がこれです。



3人の児童にやらせたのですが、その3人の個性が出まくってます。

こんな紙でも。

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