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独学ノート(土筆の子)コミュの群 環 体 (備忘録)

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群とは,単なる集まりではなく,2項演算(積)が定義された集合Gで,次の条件が満たされているとき,Gを群と呼びます.
 
 群の公理(ケーリー,1878年)
  (1)単位元をもつ(恒等変換)
  (2)逆元をもつ
  (3)結合法則a・(b・c)=(a・b)・cが成立する


環 R とは、加法と乗法とよばれる二つの二項演算を付与された集合で、加法 + についてアーベル群であり、乗法 * についてモノイド(あるいは半群)であって、任意の R の元 a, b, c に対して
左分配法則:a * (b + c) = (a * b) + (a * c)
右分配法則:(a + b) * c = (a * c) + (b * c)
が成り立つものをいう。


体とは、以下の条件を満たす加法と乗法と呼ばれる 2 つの二項演算によって定まる代数的構造のことである。
以下、台集合 K に加法 "+" と乗法 "×" が定められているとし、乗法の結果(積) a × b は ab と略記する。

1.K は加法に関してアーベル群である:
a, b, c を K の任意の元とするとき、結合法則 a + (b + c) = (a + b) + c が成り立つ。
a + 0K = 0K + a = a が K の元 a の取り方に依らずに満たされる零元と呼ばれる特別な元 0K が存在する。
a が K の元ならばそれに対して a + (−a) = (−a) + a = 0K を満たす、マイナス元と呼ばれる元 −a が常に存在する。
交換法則が成り立つ。つまり K のどんな元 a, b についても、 a + b = b + a となる。

2.K は乗法に関してモノイドであって、0 以外の元が群をなす:
a, b, c を K の任意の元とするとき、結合法則 a(bc) = (ab)c が成り立つ。
a1K = 1Ka = a が K の零元 0K でない元 a の取り方に依らずに満たされる単位元と呼ばれる特別な元 1K が存在する。
a が零元 0K でない K の元ならばそれに対して aa^(−1) = a^(−1)a = 1K を満たす、逆元と呼ばれる元 a^(−1) が常に存在する。
3.乗法は加法に対して分配的である: a, b, c を K の任意の元とするとき、a(b + c) = ab + ac, (a + b)c = ac + bc が成り立つ。

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