日月神示ひふみ神示五十黙示録コミュの金毛九尾四足獣

大本の霊界物語では、九尾の狐はインドで沸いたとされています。

霊界物語における悪の三大将
http://uro.sblog.jp/modules/tinyd14/content/index.php?id=7
http://mobile.onisavulo.jp/rm/01/18.html

これは、殷で発生した九尾の狐が天竺へも行ったという伝承からかも知れません。もし伝承を作った事によって幽界に実体を持ってしまったのだとすれば、もともと存在しないものだと思った方がよいのかも知れません。

九尾の狐 Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%9D%E5%B0%BE%E3%81%AE%E7%8B%90
白面金毛九尾の狐 Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E5%9B%BD%E4%BC%9D%E6%9D%A5%E9%87%91%E6%AF%9B%E7%8E%89%E9%9D%A2%E4%B9%9D%E5%B0%BE

カースト制度が、混血を避けるための制度だったとしたら、致命的な手落ちがありました。それは、身分の高い男性は身分の低い女性を娶る事ができる、というものです。藤原氏などが土着の王族に自分の娘を嫁がせ、世代が過ぎるごとに、自分たちの血の方が濃くなるという事すらできてしまうわけです。

「世界中まるめて神の一つの詞（王）で治めるのぞ。
それが神のやり方ぞ、百姓は百姓、鍛冶は鍛冶と、
今度はとことはに定まるのぞ、
身魂の因縁によりて今度はハッキリと定まって動かん神の世とするのぞ、
茄子の種には瓜はならんぞ、
茄子の蔓に瓜をならすのは悪の仕組、今の世はみなそれでないか。
これで世が治まったら神はこの世に無いものぞ。」

「＜参考＞渡来人の分析」のトピックに、「神霊問答」による神武東征について書いたので、その発想を適用すれば容易に理解できると思いますが、大陸王朝は、まず北九州の土着の王族に自分たちの娘を嫁がせた。その子が神武東征２代目、崇神天皇ではないかと思われます。そして大陸王朝の崇神天皇の娘と、ニギハヤヒ系と思われる飛騨高山朝の王子の子が最初の人皇・神武天皇です。だから、神代から人の世への移り変わりの事を隠して人皇として即位された、とされるわけです。これが四度目の岩戸閉めになりますが。

そうなると、欠史八代は、並立した二つの王朝の系図を縦に継ぎ足したために発生したという鹿島曻（のぼる）さんの説も分かるのではないでしょうか。
http://www.amazon.co.jp/%E6%AD%B4%E5%8F%B2%E6%8D%8F%E9%80%A0%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2%E3%80%882%E3%80%89%E2%80%95%E3%83%87%E3%83%83%E3%83%81%E3%82%A2%E3%82%B2%E3%81%AE%E4%B8%87%E4%B8%96%E4%B8%80%E7%B3%BB-%E9%B9%BF%E5%B3%B6-%E6%98%87/dp/4915157865
尚、この手法は崇神天皇とか藤原不比等の時代にはじまったわけではなく、シュメールでも行われた事だそうです。これによって、神武東征を三輪王朝や邪馬台国の時代よりも古く見せかけ、さらに神武天皇の即位を辛亥の年にしたのが、いわゆる皇紀何年とかいうものです。さらに、ヒミカ様の時代に神功皇后と応神天皇を設定したのが日本書紀、古事記という事になります。

鹿島さんは確か、欠史八代は朝鮮半島にいたとされていますが、大和葛城山の東麓の御所市には、武内宿禰（応神天皇の父とも囁かれる）の御陵をはじめ、欠史八代の天皇の御陵とされる古墳がいくつかあります。また、神武天皇が即位した柏原も、畝傍山麓の橿原市ではなく、南西の御所市柏原のようです。しかもこの辺りは被差別部落にされたようです。むしろ、欠史八代の方が日本にいた系統で、朝鮮半島にいた崇神朝ではない可能性も想定した方がよいかも知れません。

こうして、二人のハツクニシラススメラミコト（始馭天下之天皇、御肇国天皇）が存在する事になるわけです。尚、日本書紀で暴れ者の鬼とさている飛騨高山の両面宿儺様は地元では英雄として祀られており、位山の神様は神武天皇に位を授ける神様とされています。そして、半人半神の神武天皇の後、神の系統である神武朝（ニギハヤヒ系）から、人の系統である崇神朝へと、系統は移ったわけです。

　ところが、後になって、応神天皇の系統という継体天皇が、東国から迎えられる。応神天皇は新羅系の天の日矛の系統とされますし、天つ神の系統、ニギハヤヒ系だったかも知れません。
　しかし、百済仏教が渡来する時に、継体天皇と皇子が一度に亡くなられるという事件が起こっている。五度目の岩戸閉め、悪神のやりたい放題のはじまりです。さらに、百済から来たとも言われる中臣鎌足と天智天皇によって、蘇我氏が王を僭称したとされて滅ぼされてしまう。
　その後、天武天皇が東国の支援を受けて壬申維新を成し遂げる。（記紀の記述から逆算すると、天武は天智より年上ではあり、天智の弟というのはフィクションである事が分かります。）そこに、天武の后の一人だからと天智の娘の持統女帝が即位する。持統天皇は藤原不比等の邸宅に住んでいたと言われ、不比等は天智の子とも言われます。しかし、持統天皇の系統を桓武天皇は嫌う。天武の血を引いているからだと思われます。そして桓武の母は百済人で、后２人も百済人という時代になり、藤原氏は和歌よりも漢詩をたしなんでいました。
　この状況が変わったのが、藤原氏が母ではない宇多天皇が即位してから、菅原道真公を登用し、遣唐使を廃止してからの事です。ここではじめて、「国風文化」が発生したわけです。
　つまるところ、日本史は高句麗・百済系の金母九尾と、新羅系の八幡神（秦氏の神というよりも応神天皇=神武天皇）を奉じる源氏の戦いの歴史だったのです。

しかし源氏にも汚点がありました。頼朝公が鷲鼻（つまりテュルク系）だったのです。
http://www.mapple.net/photos/I01900076804.htm
http://www.mmjp.or.jp/askanet/rediscoverofhistory-yoritomoisnotyoritomo.htm
また、登用した大江広元も、土師氏・菅原氏の同族ではなく、中原氏ないし藤原氏の血が濃かったかも知れません。そして平氏の末である北条氏を妻とし、悪神お得意の謀略で乗っ取られたわけです。

「世通足はお実名に通いて分けてゐるから、
守護神どの、臣民どの、だまされぬ様に致して下されよ。」
とありますが、実は土着の王族に自分たちの娘を嫁がせるというのは藤原氏だけが使っている手ではなく、ロスチャイルド家なども、様々な王族との姻戚関係を結ぶ事を常套手段としています。ロスチャイルド本家はゴールドシュミット（ゴールドスミス）家と言って、ゴールド（金）が実名についています。他にも、金、金本、金田、金丸、ゴールドマイヤー、ゴールドマン、ゴールドウィン、ゴールドバーグ、ゴールドベルク、アルタイ（金）、愛新覚羅（金）などもそういう名前です。
そういう名前の人が全て悪人だと言うつもりはありませんが、気をつけるべき名前という事になります。

四足獣というと、夜闇の象徴だったエジプトのセトを連想します。また、森の神を殺してレバノン杉の森を砂漠に変えてしまったギルガメッシュの象徴である双獅子も連想します。高狗麗という国名も、双獅子を表すものだったかと思います。ひふみ神示では狐と限定されず四つ足とされているのですから、それくらい古くからだと思ってもよいかも知れません。