徒然(春夏パンツ)

もう４月も後半。天気が悪くて肌寒い日はあれど、随分暖かくなってきたものだ。

秋冬服が好きな自分としては、ちょっとだけ後ろ髪引かれる思いだ。ウールやメルトンのモコモコした感じ、生地の重さが既に懐かしい。半年ちょっとでまた寒くなるとはいえ。

かと言って残念な思いばかりでもない。冬場のセールで買った、生地薄めのペラペラな春夏パンツがようやく履けるようになった。元々は７〜９千円くらいの、ユニクロ・無印と比べるとちょっと高めのパンツが、３本で１万円ちょっとだった。価格高めのパンツを選べば、半額以下で買えたことになる。実際、そういう買い方をした。

実売価格で３〜４千円くらいで買ったことになる。実際に履いてみると、それなりに満足度もある。安く買えたし、元々カジュアル分野の服だから、雨が降ってるような日でも気にせず履けそうだ。高い服だと、万が一を考えてクリーニングに出すが、このような買い方をしたパンツなら、躊躇無く自宅の洗濯機で洗える。それはそれで便利だ。そもそも、下着ではないので、そんなに洗濯もしないか。

何より、その日の気分でどれを履こうか？という選択肢が広がってるのが良い。今日はこれにしようか？いやこっちのにしようか？と楽しく悩めるのは良い。TPO次第ではあるけれど、高めの服も安めの服も同列に扱えるのも、不思議な平等感があって良い。コスプレのような非日常感は無いけれど、どこか昨日の自分とは違うよ、という気持ちになれるのが良い。

このような楽しさ嬉しさを求めて、これからも懲りずに服を買うのだろう。