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2024年05月17日15:30

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徒然(次の技術)

一番最初に触ったパソコンは、従弟が所有していた8bitパソコンで、メモリは16Kバイト、外部記憶はカセットテープだった。ゲームで遊ぶのに、カセットテープをセットして何分も待つ必要があった。自分が中学生の時だった。

高校生の時、ダメ元で親に強請ったらパソコンを買ってもらえた。たかが数年の間にカセットテープによる外部記憶は過去のものになり、フロッピーディスクになった。カセットテープと比べて圧倒的に速い。それでも、動かしているプログラムによっては、いつまでもガチャコンガチャコンうるさい感じだった。

大学生になった時、16bitパソコンを買うことができた。やっぱりフロッピーディスクを使っていた。かな漢字変換ができるようになってきていて、入力すると、フロッピーディスクに記録されている辞書を読み込んで、かなを漢字に変換していた。そのため、文章を打ち込むのに時間がかかった。

技術進化は凄いもので、ハードディスクの低価格化が進み、16bitパソコンの外部記憶として接続できるようになった。磁気円盤を回して読み書きすること自体は同じでも、ハードディスクとフロッピーディスクとでは動作速度が全然違った。文章を打ち込む際の時間が気にならなくなった。それからの数年間は、パソコンの動作速度に不満を持つようなことはあまり無かった。その程度の使い方しかしてなかった、ということでもあるが。

就職の前後でAppleがMacintoshを発売した。何年かおいてWindowsが出てきた。テキストベースからグラフィックスベースになることで、データ量が増えたのか、再びパソコンの動作速度に不満が出てきた。以降、CPU・メモリ・ハードディスクの容量が気になった。この辺りでWindows用のパソコンは、内部のパーツ化が進められ、色々な組み合わせができるようになった。計算速度が欲しいなら速いCPUを、巨大データを扱いたいなら大きなメモリやハードディスクを、選べるようになった。まぁ、大概は絶対的な高性能が欲しくて、全てにおいて最速最高を目指すわけだが、当然お金がかかるので、無制限に高性能追及ができるわけじゃない。

しばらくはCPU・メモリ・ハードディスクの組み合わせで凌いでいたが、CPU・メモリと、ハードディスクとの動作速度差が大きくなって、無視できなくなってきた。そしてSSDが登場した。SSDは、極端に言ってしまえばメモリと同じで機械的物理的な動作が無いため、とても速い。またPCが快適になった。

と思ったら、そのSSDの有利さを食い潰すようにアプリも肥大化していた。今、会社で行っている作業はCPUもメモリもSSDも価格高めの結構良いものを使っているが、もっと速ければ…と思うような状況はたくさんある。

現状、最新技術としてSCMというのが出てきたが、どうなのだろう? 今は最新技術でも、遅かれ早かれ、陳腐化するのは間違いない。次はどのような技術が出てくるだろうか?

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