『田舎暮らしの本』１月号発売！

本日２日、『田舎暮らしの本』２月号が発売になった（別冊付録は「柴犬　小春と小夏と家族の物語」）。私は連載「ふくしま１２市町村で新しい暮らしを発見してみませんか」１１回目を担当。とうとうイチエフの１号機から４号機までがある大熊町にたどり着いた。取材したのはＮＨＫの音声の仕事を辞め、３年前に建設されたイチゴ工場に転職した移住者。工場の存在は知っていたものの、その巨大さに目を丸くした。大熊町には新しい役場庁舎ができた３年前に現地を確認しているが、そのまわりに商業施設や公営住宅が建設され、駅周辺でも再開発の動きが出ている。ここもようやく復興が軌道に乗りつつあるのだと実感した。

ほかで目に付く企画は第１特集「暖かい田舎の２８０万円以下の家」。私も過去の何度か解説記事を書いてきたテーマだが、今冬は師走に入って急に寒さが厳しくなったので、タイミング的にはよかったのかもしれない。春を前にした定番企画「クラインガルテンで週末菜園暮らし」は、離島で初の佐久島クラインガルテンが登場。もちろん、全国の最新情報も掲載されている。エリア特集は山陽エリアへ移住したばかりの３組をレポート。人気連載「人力工房　なんでも手づくり」は正月に備えた門松と注連飾りづくりで、そこそこ出来はよかったようだ。読みどころ満載の１月号、ぜひご購読いただきたい。