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2021年07月01日07:50

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ミニ四駆 簡単まとめ45

おはようございます、月影TAKAです。
今回は「ミニ四駆の簡単まとめ45」になります。

今回は「リアステープレートの取付方法とブレーキプレート」になります。

一応言えば現在のビッグバンゴーストの仕様は「画像1と2(左端と中心の画像)」になり、前の仕様が「画像3(右端)」になります。

まずは「リアステープレートの取付方法」ですが、現在は上側取付(フック取付)であり、前の仕様が下側取付(アンダー取付)になります。

アンダー取付は基本的にジャンプした時にブレーキ衝撃がシャーシに引っ掛かりを誘発しないため、ジャンプが安定するのが特徴ですね。
対してフック取付は上下にローラーを配置しやすく、ブレーキ高さを調整しやすいため通常改造でもジャンプで速度を落としにくい「浅ブレーキ改造」がしやすいのが特徴ですね。
しかも、「頑丈なのはどっち?」と言われたら間違いなく「フック取付」になります。
アンダー取付はあくまで「ステー取付部にぶら下がるように下側取付している」ため、下側にステーが歪んできます。
それを阻止するために「長ネジ貫通+ばねワッシャー&ナット」で強化取付することが一般的ですが、基本的にシャーシにダイレクトに衝撃が貫通するので実はジャンプ後に遅くなる原因だったりします(取付ネジだけで固定した方が衝撃が分散されるので、フック取付の方がマシンの安定性が高かったりします)。

また、今回のリアステー取付方法は実は「2016年にはパーツ構成的には完成していたが、ブレーキプレートの長ネジ事情で性能は未完成に終わった」逸話があります(実際、当時走らせていたので未完成でした)。
それが「皿ビス効果」というもので、実はブレーキプレートを押し当てたときに普通のねじの頭だと引っかかってしまいマシンのジャンプが安定しない問題がありました。
FORCE LABOではどこから入手したかわからないけど、2016年か2017年あたりに出どころ不明の長ネジをガチレーサー達にたたき売りして自分達勢力を強引に勝たせようとしたことで有名です。

当時のFORCE LABOの言い分では「タミヤが卸しているねじメーカーと同じ規格の皿ねじなので使っても大丈夫」とのことでしたが、これはタミヤの「部品在庫事情」に痛烈なダメージを与えて「タミヤの車検員が皿ねじカタログと皿ねじの十字形状を見比べる問題」が発生するくらい問題事だったと記録されていました。
後に、皿ねじのまがい物大量発生を問題視したタミヤがステンレス皿ねじをGUPとして発売したのは有名です。
しかし、通常改造からするとこの皿ねじが発売されたことではじめてこの手のリアステー改造が完成の域に達したと言われています。
それ以外ではトラスビスがジャンプで引っかかりにくいと言われていたくらいでしたね。

色々ありますが、夜にもう一度更新します。

18:30 帰宅してきました。
話の続きを書きます。

皿ビスにより完成したこのリアステーの仕様ですが、通常改造とガチ改造(抵抗抜き改造)では「ブレーキの概念」がそもそも違うんですよね。
通常改造は前々から書いているように「ギヤのクリアランスはノーマルに準じる(ようはGUPとして発売されているギヤやベアリングを説明書に合わせて使う。ギヤの位置出しやフローティング加工はしない)」仕様の為、「スプリングブレーキ」とか「ATブレーキ」等とは凄く相性が悪いです(当然ですが、スプリングで押し当てられながらブレーキがかかりっぱなしだと、駆動系内部のギヤ減速がかかりっぱなしになるため凄く遅くなります。ジャンプで跳ばないどころかスロープに沿って走る」くらい速度も急低下するのでスピード勝負どころではありません。通常改造からすると「こんなブレーキっぱなしの改造はクソの役にも立たない」とトレンドを蹴飛ばせるレベルです。

これは通常改造基準ですが「ブレーキをかける⇒ギヤのクリアランスも反応して開く⇒ジャンプと同時にマシンも減速する」のが走りの基準となります。
つまり「ブレーキをかけるのは最小時間(それこそ一瞬でも)で構わない」レベルとなります。
となれば「確実にブレーキ位置が決まっていないとそもそもセッティングすら出ない」のが通常改造の弄り方となります。
そのため、5年前の恵美須町ジョーシンの他のミニ四レーサーの方(高齢の方)からも「ブレーキは高さ調整がキモなんや。ブレーキで上手い事浅く減速させてジャンプの傾斜角を稼ぐのが速く走るコツやで」と教えてもらいました(実際、やるとこちらの方がはるかに弄りやすいうえに速いですしね)。
なお、傾斜角を稼ぎすぎるとスロープ後の直線パーツの無い旧コーナーでマシンが入りにくくなるため、HD3からアトミ2やトルク2に変更したり、ブレーキ高さを調整してブレーキ減速具合を弄るのがこの手のマシンの弄るコツとなります。

で、抵抗抜きを愛するガチ勢共がどうしてこの手の改造を嫌ってフレキに行ってしまうかというと「抵抗抜き(ギヤの位置出し)によってどんなにブレーキを弄ってもマシンの速度が減速しない限りマシンの受けるダメージと衝撃力が一定だから」となります。
ようは「マシンが硬いと衝撃を逃がしてコースに入らないため、わざとマシンをグニャグニャにしてこんにゃくみたいにしてコースに強引にねじ込んでいる」のがガチ改造マシンの走りとなります。
改造の傾向でも「フレキ⇒シャーシがグニャグニャ」「ATブレーキ⇒ブレーキがグニャグニャ」「アンカーバンパー⇒ローラーバンパーがグニャグニャ」「ピボットバンパー⇒バンパーローラーが前後でグニャグニャ」と全部「グニャグニャに動く」という軟体生物みたいな動きをします。
それを揶揄って「ホエイル改造(ホエイルとは「ホエール=クジラ」をもじったもので、要は海洋生物みたいにしなやかに動くかららしいです)」というのがありましたね。
でもね、そもそも考えたらわかるのですが「駆動系にしっかりとした芯が無いのに駆動系に問題は起こらないのか?」とすれば完全に問題がありますよね。
しかし、ホエールは「駆動系の圧が抜けない限り強トラクションを発揮して走り続ける」改造となります。
これは完全に矛盾した走りであり、完全に「固定側と可動側の法則」が不成立になります。
逆にこれが成立しているなら「あること」がズルとして施されているとなります(これがズルなのは、タミヤ公式改造本に方法が記載されておらずタミヤ側はそれを正当改造と認めていないからです。認めた時点でミニ四駆の安全性と品質保証に疑問が生じて詐欺商品扱いされるからですね)。

それが抵抗抜き改造一式であり、その中でも「ギヤの位置出し改造」が最も劣悪な改造と言われています。
「何故、劣悪なのか?」と言われてたら「ミニ四駆の性能とJCJCコースの強度はノーマルのギヤのクリアランスを基準に設計・開発されている為」であり、ギヤの位置出しとはその基準を破壊しかねないからですね。
そもそも「どうして抵抗抜きが裏で流行ってしまったのか?」と言われたら「タミヤの公式大会を運営する連中がコース素材をわざと変えてしまった」事が原因である。
第1次ブーム・第2次ブーム時代では大体は「大型プラスチックを組み上げてコースになっていた」事情があり、その強度は「旧JCJCと大して変わらない」程度だったが第3次ブームの公式大会コースでは「地面は木製で、コース壁は前のブーム時代よりもはるかに厚く頑丈になっている」為ですね(ドラボで5レーンコースを見たときは「何このクォリティー。JCJCと全く違うやん」と思いましたよ)。

つまり、裏で抵抗抜きがまかり通るのが「公式大会の5レーンコースでは丁度抵抗抜き改造してもマシンの衝撃に対してコースが耐えるから(逆に「メビウスチェンジャーは衝撃に耐えられなくてやたら交換された」のは有名です)」であり、しかも抵抗抜きは第2次ブームまでは「不正改造(ズル改造)」として車検に通らなかったが、第3次ブームではタミヤ公式側に裏切り者がいるのか、車検員が怠惰になってミニ四駆世界が崩壊したのか「抵抗抜きがまかり通るようになった(後に超速ガイドで暴露されて多くのミニ四レーサーが逆切れしてやめてしまったことで有名)」事が問題視された。

このことで「公式大会でやっていい改造は店舗コースでもやっていいんだ(笑)」とガチ勢のアホどもがその手の改造を増やしてコースを破壊しにかかっている感じです。
当然、抵抗抜きなんてJCJCコースの強度は想定していないため、想定していない破壊力をJCJCが受けたらそりゃ凄い勢いで歪むし最悪割れて壊れるわな…。
つまり「本来のGUPはJCJCの強度を基準に作られている⇒JCJCの強度は昔と大して変わらない⇒ガチ勢のアホどもが抵抗抜き基準のガチ改造マシンを走らせる⇒JCJCが耐えられずに壊れる⇒タミヤはこの改造を広めた時点でミニ四駆という商品に対して詐欺商法を行った」という負の連鎖を引き起こしてしまうため「我々は抵抗抜きなんて改造を認めないし、知らない。やりたい奴は責任を取れ」と「知らぬ・存ぜぬ」を昨今のご時世まで言い張っている感じです(ミニ四駆改造本であるオレンジ本でもフレキやピポッド、アンカーの説明が非常に不十分であり、かなり曖昧な書き方をしています)。

なので、本来のミニ四レーサーなら「JCJCで普通にマシンを走らせて安全に楽しみたい」として駆動系はノーマル基準でやるんですよ。
その理由は上記のように「元々のGUPの性能はギヤの位置関係がノーマルを基準にして設計されている」為ですね。
ガチ改造が通常改造と見てくれがあまりにもかけ離れているのは「抵抗抜きをしたことでマシン特性が通常改造と真逆になったから(ブレーキが効かなくなったから)」が答えです。
そのため「トレンドと称してガチ改造を模倣して作ってもむしろ遅くなることが多い」となります。ただし、ボディー提灯等を上手く調整すれば効果は出ます。


ブレーキもしかりであり「ガチ改造のブレーキを模倣しても抵抗抜きをしていない限り強ブレーキで遅いだけ⇒抵抗抜きした時点でJCJCに対して加害者になる」為クソの役に立たない改造と判断します。

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