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2021年06月12日11:52

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『平成という時代の検証』 2013年●平成二十五年 その16

カンヌでグランプリ 「そして父になる」(監.是枝裕和)が第66回カンヌ映画祭でグランプリ受賞(5月)。病院で赤ん坊を取り違えられたことを知り煩悶するエリート・サラリーマン役を福山雅治が演じました。

シリアスなテーマを扱ったマンガ マンガは『ONE PIECE』(尾田栄一郎)、『進撃の巨人』(諌山創)、『NARTO-ナルト-』(岸本斉史)、『銀の匙 Silver Spoon』(荒川弘)など、アニメ化された作品が人気。一方、病院の産婦人科を舞台に社会問題をリアルに描いた『コウノドリ』(鈴ノ木ユウ)、身障者へのいじめの描写が注目を集めた『聲の形』(大今良時)など、シリアスなテーマを扱った作品の連載が始まりました。マンガ雑誌編集の裏部隊を描いた『重版出来』も連載が始まりました。生活保護を扱った『陽の当たる家〜生活保護に支えられて』(さいきまこ)も反響を呼びました。

反原爆マンガは不適切? 中沢啓二の『はだしのゲン』について、島根県松江市の教育委員会が学校図書としては不適切と学校側に通知、前年12月から閉架図書になったことが表面化(8月)。『はだしのゲン』は、中沢自身の被爆体験を元に描かれた自伝的作品。作中には被爆者の悲惨な姿も描かれていますが、実写映画やアニメ作品などが制作され、一般的には高い評価を得ており、学校図書としても広く採用されました。松江市教育委員会は措置を撤回しました。また、泉佐野市長および教育委員会も、作品中に差別的表現が散見されるのを問題視し、学校の蔵書を回収しました(11月)。

この続きは別項で。
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