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2021年06月12日10:54

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『平成という時代の検証』 2013年●平成二十五年 その15

誤表示、偽装が続々発覚 10月から11月にかけて、阪神阪急ホテル、リッツカールトンをはじめ、ホテル、飲食店や百貨店などが、料理や食材の誤表示や偽装を続々と表明、謝罪しました。例えば、阪神阪急ホテルでは「伊勢エビ」と表記しながら実際には北米産のロブスターを使い「車海老」はブラックタイガーだったと公表しました。いずれも健康に影響を及ぼすものではありませんが、場末の安キャバレーが、水道水をミネラルウォーターと言って客からぼったくるようなことを一流ホテルもやっていることに愕然。

宮崎駿監督が引退を表明 スタジオジブリの長編アニメーション映画「風立ちぬ」が7月公開され、この年の映画ランキング一位となりました。戦闘機零戦の開発者堀越二郎をモデルにした恋愛アニメ。テーマソングには荒井由実の「ひこうき雲」が使われました。また、主人公二郎の声を「新世紀エヴァンゲリオン」の監督庵野秀明が演じ、話題となりました。関東大震災のシーンは圧巻。震災の際に出会った二人(二郎と菜穂子)は、避暑地のホテルで再会します。菜穂子は結核に冒されていましたが、二人はそれを承知で結婚します。タイトルの「風立ちぬ」は、堀辰雄の小説から取られたもの。この作品を最後に、宮崎監督は長編アニメの制作から引退すると表明しました。

斬新な表現手法に注目 スタジオジブリの高畑勲監督が「ホーホケキョ となりの山田くん」以来14年ぶりとなる長編アニメーション「かぐや姫の物語」を公開(11月)。背景も含めて手書き風の絵で構成された作品で、企画から完成まで八年を要したそうです。音楽は宮崎駿監督の常連久石譲。久石が高畑作品を担当するのは初めてでした。

この続きは別項で。
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