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2021年01月10日19:45

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ガンダムSEED ザクウォーリアの価値

こんばんは、月影TAKAです。
今回は「ガンダムSEEDにおけるザクウォーリアの価値」について語ります。

正直言えば「種デスで買うべきMSは何?」と言えば、私のお勧めは「ザクウォーリア」になります。

2次創作においてもザフトの量産型次世代MSとして量産機ながら高い性能とバックパックオプションにおける高いカスタマイズ性を持ち合わせている為、個人的にはザクウォーリアを抑えておけばそれほど種デスは不快になりません(ただし、原作のノリは嫌いです。声優さんやキャラデザさんには非はありません。あくまで福田夫婦の技量不足と福田信者がうざかったのが最大の原因です)。

そもそも種デスにおいては「ザクウォーリアを抑えてそこそこ死なない程度の任務を2次創作の主人公にやってもらえばそこそこ面白い内容は作れます」というのが実論です。

ザクウォーリアの特徴を描けば以下の通りになります。

・ザフトが種デス最初の頃から登場させているザフトの次世代主力量産型MSと指定しているMS。

・バックパックには「ウィザードユニット」と呼ばれる専用のシステムが用意されており、これを交換することで「高機動戦闘・砲撃戦闘・近距離戦闘・飛行戦闘」にそれぞれ対応する。ようはストライクガンダムのストライカーパックと発想は同じ。

・本来は核エンジンで動かす予定だった機体だが、「ユニウス条約」において核エンジンが使用不可能になったため「バッテリー方式」に変更された。ウィザードパックも本来はこの性能を発揮するための「補助バッテリー」としての要素が強い。
つまり、ザクウォーリアの性能は無印時代の「フリーダムとジャスティスに匹敵する(カラミティ・レイダー・フォビドゥンよりかは確実に上)」と言われている。ただし、バックパック無しでは過度に動かしまくるとバッテリー消費が酷い場合がある(パワーダウンの可能性がある)。

・上記の「ユニウス条約」の影響で、装甲には作中内での近代技術として「発泡金属」が使用されている。これのおかげでPS装甲で使用する分の電力は使わなくていい為、機体の電力事情はかなり改善されている。

・種デスの時代が「無印の約2年後(開始時からでは3年後)」に相当するため、技術的にはかなり進んでいる。これにより、ジェネレーターやバッテリーの性能がかなり進歩している為、ストライクガンダム時代の「フェイズシフトダウン」問題はかなり改善されている。少なくともゲイツが前線で戦っていた頃に比べるとバッテリーの容量と電力消費事情はかなり良くなっている筈である。

ぐらいかな。少なくとも「ゲイツと比べたらかなり総合戦闘力が優秀な機体」という評価は初期の頃は受けていた(当然、ゲイツも「ゲイツR」になったり、既存のゲイツもその時代の近代化改修は受けている為性能の底上げはされている模様)。
それでも、ザクウォーリアが前線で活躍する描写は比較的多い)角川の悪ふざけでレッドショルダーならぬ、西川軍団こと「オレンジショルダー」というチームがいたくらいである)。

なお、グフイグナイテッドやドムトルーパーに関して、グフイグナイテッドにおいてはデュランダル議長からは「我が軍の最新技術を惜しみなく使った最新鋭機であり、このようなMSが今後増えていくことだろう」と言わせるくらい機体バリエーションを増やすことになるんだが…グフイグナイテッドに関しては「戦術上の趣味レベル」と言われても文句が言えない問題がある。

それが「ザクウォーリアの設計思想があまりにも優秀過ぎた点」ですね。
酷い言い方をすれば「ザクウォーリアのバリエーション機でグフイグナイテッドの代わりが出来てしまう」くらいザクウォーリアが万能機でした。
空中戦も「ブレイズウィザード」でできてしまい、近接戦闘は「スラッシュウィザード」で解決できてしまいます。
つまり「役割はウィザードによって限定されてしまうが、配役してしまえばグフイグナイテッドの代わりが出来てしまう」という問題もありました。
ただし「特殊戦術」というエースパイロット向けの戦闘方法にはグフイグナイテッドは向いており、ハイネ以外にもイザークも専用機を駆った経緯があります。
ようは「グフイグナイテッド=指揮官機&エース機体」という要素が多く、ザクウォーリアが一般兵や古参兵向けの汎用機とすればグフイグナイテッドは「戦術面を強化したエース機」というポジになります。かいつまんで言えば「趣味のレベルの機体」ですね。

ドムトルーパーはザクウォーリアと技術水準がほぼ同じながらも「重装甲&高出力」という点で組織戦向けの機体となります。
※「組織戦」は別名「軍団戦」にもなり、短機の戦闘能力も要求されます。つまり「戦場を埋めるほどの機体数で敵味方の砲撃にも耐えながら敵機を確実に撃破する性能を要求される」のが組織戦向けの機体となります。

ドムトルーパーはその戦闘に向いた「重装甲・高機動・高出力」という単機性能を追求した軍団戦闘向けの機体でありますがその代償はまさに「コストと汎用性」であり、コンセプトを極端に偏らせたが故に機体のパーツ単位で高コスト化が発生して実質ザフト軍はこの機体の正式採用を見送ったとされます(ただし、同コンセプトのザフト製MSが複数機いたことから配役が被ることを避けたザフト軍上層部の判断ともいわれています)。
その後、クライン派の組織に本機の設計図が渡り、クライン派が秘密裏に運営している「ファクトリー」という製造プラント(製造工場)にて「SEED版黒い三連星」専用機として少数機製造されました。
なので、ドムトルーパーのコンセプトが「軍団戦」にはある物の、軍団戦の要素を逆手に取った「単機最強の性能」がクライン派の組織事情とマッチングしたため日の目を見た経緯がありましたね。

※なお、月影TAKAは「福田信者との言い合い(発言での殺し合い)」にて、ガンダムアストレイ編で語られた「ドムトルーパーの部品製造秘話」を引き合いに出した経緯があります。そこからこじれて福田信者と発言の殺し合いを06年にやってました。
なお、ドムトルーパーの脚部パーツは「ジャン・キャリーの設計協力の上でファクトリー内でロウ・ギュールが揃えた」ことになっています。福田信者からすると「ドムトルーパーはアストレイの物」と言われているようで腹が立ったんでしょうね。

以上、ザクウォーリア・グフイグナイテッド・ドムトルーパーの説明になります。
ここからわかるように「種デスにおけるザフト軍の技術体系としてザクウォーリアの時点で完成していた」となります。

正式採用機が「ザクウォーリア」になり、ザクウォーリアをベースに近接戦闘向けに「エース用戦術機」として性能向上させたのは「グフイグナイテッド」になります。
そして、「正式採用コンペに落ちたものの、クライン派によって開発計画をサルベージ(回収)されて日の目を見たエースパイロット機」が「ドムトルーパー」になります。

なので、「ザクウォーリアが一番弱い」というわけではありません。
3機共基本的にザクウォーリアと大差はありません。しかし、ザクウォーリアの利点を何点か代償にしてそれぞれの戦術要素に対して性能を底上げした機体が他の2機になります。

今日はこんな感じになります。
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