mixiユーザー(id:2223977)

2020年12月31日00:03

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この方法なら母を救えたかもしれなかった(反実仮想:If I could have used this method, I could have saved my mother.)

この動画を見ていると


この人(ニーナヒデヒコさん)が選択した方法と
同じ方法を
もしも
母に選ぶことが
私の努力で
出来ていたなら

この人と同じように
母もまだ
生きていられたかもしれない。
(If I could have used this method, my mother might still be alive.)

母が
2018年9月29日(土)に
突然、
阪神福駅近くに新築されていた
千船病院へ入院し

そして
ERCP(内視鏡的胆管膵管造影術)を用いて
減黄(ドレナージ=黄疸改善)目的での
プラスチック・ステント挿入と
細胞診(腫瘍の質「=悪性か良性か」を特定する為)を
行ったのは

本庶佑(ほんじょ たすく)京都大学名誉教授が
免疫チェックポイント阻害因子の発見と癌治療への応用により
ノーベル医学・生理学賞の受賞が決まった
2018年10月1日(月)
だった。
(この「プラスティック・ステント」は結局
 直(す)ぐに詰まり
 2018年10月15日(月曜日=2週間後)には
 「メタリックス・テント」への置換施術を
 同じ方法(ERCP)で行わなければならなくなった。
 なぜ直ぐに詰まることがわかっている「プラスティック・ステント」を
 挿入したかというと
 「メタリック・ステント」を挿入すると「放射線治療」などの
 癌治療が出来なくなるからで、
 「プラスティック・ステント」を挿入するということは
 癌治療の可能性を多く残す為だった。
 けれども
 現代医学の三大癌治療
 (1.手術、2.化学療法=抗癌剤治療、3.放射線治療)
 を行わない意志を
 2018年10月1日の時点では
 示せてはいなかったので
 主治医が最善を考えて「プラスティック・ステント」の挿入が
 選択されていたのだと思う。)

私は
この本庶先生の
新しく画期的な免疫療法
(免疫チェックポイント阻害剤を用いた治療法)

母にも
受けてもらえればと願い

京大医学部の研究会で
知り合った
大阪国際がんセンターの医師に
本庶先生に相談できないかと
聞きに行ったが

当時
本庶先生は
ノーベル賞の授賞式に出席する準備に
忙しかったので
私の願いは叶(かな)わなかった。

また
「腎臓癌にはまだ確立した治療法が無い」
と言われ
「覚悟しておいた方が良い」
とも言われた。

また
京都で選ぶべき
腎臓癌に対する高度な治療が可能な
総合病院として
「京都大学医学部附属病院か
 京都府立医科大学附属病院」
を教えてくれたので

母の希望で
母が京都の家に来た時に
その場合の
大阪の千船病院からの
紹介先に
京都府立医大病院を選んだ。
(京大医学部附属病院よりも
 京都府立医大附属病院の方が
 「京都府民のための病院が先に出来て、
  後から京都府立医科大学が出来たという
  通常とは逆の経緯で出来た病院で
  府民優先の病院」
 のように謳われていたので決めたのだが)

その時の
母の担当医に
本庶先生の免疫治療のことを尋ねたら
「新型の免疫療法は
 治験したが
 治療成績が良くなかったので
 今は治験も治療も行っていない」
とのことだった。

ここで本来であれば
他の病院で
「免疫寛容を標的とした
 抗体医薬(免疫チェックポイント阻害剤など)による
 癌免疫療法」
を実施してくれる医師を
探して
(当時テレビで兵庫医大病院の医師が
 胃癌に限ってではあるが
 免疫療法を実施してくれていることを
 私は把握していたが
 母に可能な癌免疫療法は無いか
 また、それを実施してくれる医師は居ないかを
 聞きに行くことはなかった)

この動画の人(ニーナヒデヒコさん)のように
免疫チェックポイント阻害剤による治療を
母が受けることができていたならば
(セカンドオピニオンを実行して
 母に効果のある免疫チェックポイント阻害剤
 (3種類の系統ある。
  1.抗CTLA-4抗体系(イピリムマブ)
  2.抗PD-1抗体(ニボルマブ、ペンブロリズマブ)
  3.抗PD-L1抗体(アベルマブ、アテゾリズマブ、デュルバルマブ)
  このうち、本庶先生が発見して小野薬品工業によって開発されたのが
  2の内の「ニボルマブ(薬品名:オプジーボ)」。
  今回の日記で動画を挙げたニーナヒデヒコさんが用いているのが
  2の内の「ペンブロリズマブ(商品名:キイトルーダ)」。
  この後、述べるが
  2018年12月から保険適用で「膵臓癌」にも使えるようになったのが
  ニーナヒデヒコさんが使っているのと同じ
  「ペンブロリズマブ(商品名:キイトルーダ)」。
  これを母が使うことができていれば、直っていたのかもしれない。。)
 を用いた
 膵臓癌免疫療法を実施できる病院と医師を探せていれば)

母は
今でも生きていれたかもしれない。
(「もう少し生きたかったなぁ」と
 呟(つぶや)いた母の声が
 今でも耳の中で聞こえる。
 せめて私が博士号を取得して
 大学の先生として就職して
 初任給を母に「手渡す」ところまで
 生きていてもらえたら
 と思う。)

同じ人による
この動画では


保険適用外の
癌治療の場合
3週間で100万円の費用がかかり
その計算だと
1年は52週間ちょいくらいだから
(52÷3)×100=1733.3333... 万円(約1734万円)
ということになり
払えない金額だが

このサイトによると
免疫チェックポイント阻害剤による
腎臓癌への
保険適用が
2018年12月から
可能になった
ということだから
ニーナヒデヒコさんが
 膵臓癌のステージ4
 になったのは2016年10月だと言う
から
 (このステージ4は
  臨床病期 clinical stage なのか
  病理病期 pathological stage なのか
  判らない。
  どちらのステージ4であるかによって
  診断の確実性が異なる。
  臨床病期は画像診断や問診による診断。
  病理病期は患部の細胞片を採取して病理学的に検査した結果に基づく診断。
  病理病期の診断が決定的。)
 母よりも2年前。)

もしも
保険適用で
腎臓癌に対する
免疫チェックポイント阻害剤による治療を
母が受けることが出来ていれば

今でも
母は
生きていたかもしれない。
(If I could have used the method, my mother might still be alive.)

そしたら
死を待つだけの
緩和ケアで
最期は
モルヒネで
殺されるようなことを
防げたかもしれない。
(これは緩和ケアを否定しているのではない。
 生きる望みの総(すべ)てが絶たれた時
 その時は緩和ケアが意味を持つ。
 けれども
 生きる望みがある場合には
 生きる望みを選ぶことの方が
 生きたいのであれば
 (母は「もう少し生きたかった」と確かに言った)
 賢明だということ。)

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最終更新
令和2(2020)年12月31日 午前1時07分
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