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2020年10月22日12:27

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北関東の不人気はなぜ?

ブランド総合研究所が毎年発表する魅力度ランキングで、最下位7年連続の茨城県が5ランクアップしたことがちょっとした話題になっている。しかも、入れ替わりに最下位になったのが栃木。福田知事が抗議に出向いたそうだが、要は北関東の人気が低いのだ。福島も震災前は上位だったが、人気が落ちたいまでも北関東よりは上。私らがやっている「住んでみたい都道府県ランキング」でも、その傾向ははっきりと出ている。

でも、そもそも茨城が最下位だったのは解せない。海あり山あり川ありで、田舎らしさも充分に残っている。ただ、食の分野で有名なのは干し芋、納豆、コンニャク、メロンと地味なのは事実。いまは常磐線も延びて都心へのアクセスもかなり向上しているし、もっと上位にランキングされてもいいはずだ。最下位に転落した栃木には新幹線もあれば、牧場もあれば、高原地帯に大型別荘地も控えている。最下位を競っていない群馬だって、日本で有数の温泉地だ。

これほど有利な条件が揃っている北関東が、なぜ下位争いをしているのか。一言で言えばイメージだろう。上位争いの常連にいる北海道や沖縄は異国情緒があるのに対し,北関東は目と鼻の先。それでいながら有名観光地を抱える神奈川県や千葉県のように観光地のイメージは薄い。実は、それゆえに物件相場も安くて田舎暮らしには有利なのだが、遊びに行く場所としては魅力が薄いということなのだろう。日本人の先入観が強すぎる、というのもこういう結果になっている理由かもしれない。

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