新ソバ祭り２０２０

昨日、避難先のＩさん宅で恒例の新そば祭りが行われた。個人の家なのに「新そば」の旗が１０本くらい立てられ、家主の小さな孫が「これ見たらお客さんが訪ねてくるんでないの」と話したほど。ここ数日、悪天候が続いていたが、昨日は見事な秋晴れ。参加者は２０名弱だっらが，来る人来る人「誰か春男がいるんでねえのか」と囁いている。本当にラッキーな１日になった。

今回もそば打ち名人４段のＹさんが腕を振るったのだが、やや白いそばとやや茶色のそばの２種類が用意されていた。１つは北海道幌加内産、もう１つは田村市のそば粉だという。今回の質問は難易度が高く、正直なところ区別に苦労した。正解は後者が田村産だったのだが、香りとコシの違いはわかっても、味の違いまでは判定が難しい。どちらも美味かったが正解である（笑）。もちろん、そばだけでなく、焼き肉、キュウリ、マコモダケなど、ご馳走はいっぱいだった。

いつも会計係をやってくれる移住者仲間のyamanekfさんは、秋祭りの会合を終えてからやって来たのだが、「今回は１組４０００円。先月の１匹４０８円のサンマパーティで赤字になっちゃった」という。確かにあのグレードでは仕方あるまい。今回は場を盛り上げる移住者仲間のケンちゃんが短期入院中で、やや静かな雰囲気。それでも秋晴れのもと、今年も何とか新そばにありつけた。コロナ禍でも、田舎で例年通りの楽しい会食ができたのは嬉しい限りである。