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2020年09月08日22:43

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生き物関連ニュース スナネコ 黒いバッタ 微動だにしないハシビロコウ その他ライチョウ

イエネコの一種ロシアンブルーの写真が、話題になっています。水晶のような目で、人々のハートを射止めています。

「美猫さま!」「目が宝石みたい」 ロシアンブルーの美しすぎる猫さまに圧倒される人が続出
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=6224663

 写真撮影者 twitter イワカミミユウ https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2009/08/news015.html
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  9月8日(火)
今日、西の空にやや雲が発達しているとはいえ、天気は安定していました。最高気温は33度、湿度50%になります。外出中、暑さを感じたとはいえ、猛暑日が続いた8月から比べると、汗をかきにくくなっています。

 本日東京都内の一日当たりのコロナウィルスの新規感染者は170人と発表されました。前日7日(月)の77人と比べると、感染者が増えたとはいえ、検査数は多いと予想されています。毎週月曜日は、検体の持ち込みが少ない影響で、感染者数が低くなる傾向があります。

 今回、動物関連の話題をお届けします。島根県隠岐諸島にて、体調1mを越えるエチゼンクラゲが撮影されました。8月26日の時点で目撃されているようです。

■隠岐に1m級のエチゼンクラゲ 「近年見かけぬ大きさ」
(朝日新聞デジタル - 09月08日 14:35)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6224150

  見本の写真

 左 那須どうぶつつ王国で2020年4月に生まれたスナドリネコの雌アミーラ(本文未掲載)
   掲載元 下野新聞SOON 7月19日付 https://www.shimotsuke.co.jp/articles/gallery/336472?ph=1

 右 ハシビロコウ 2013年5月1日 私が上野動物園で撮影

 

 紹介する動物

・スナネコ

・真っ黒のバッタ

・ハシビロコウ

・ライチョウ

 写真=那須どうぶつ王国で暮らすスナネコのアミーラ 撮影者他のユーザー 許可を得て掲載 
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 始めに取り上げるのは、食肉目ネコ科のスナネコです。同じネコ科のマヌルネコが人気を集めている栃木県那須動物王国で、生後4ヶ月のスナネコの子供が、来園者から熱い視線を注がれています。動物園での飼育頭数は6匹になります。今年4月27日に、アミーラと名づけられた雌が産まれると、テレビでも報道されます。緊急事態宣言解除後SNSでも話題となり、遠方からでもファンが訪れたといいます。7月3日には、続けて同じ両親の間に3匹の雌が誕生しました。産まれて直後の体重は59g、対照的に生後4ヶ月のアミーラの体重は1500gまで成長しています。

 アミーラとは、アラビア語で「お姫様」を意味します。産まれた時から個性が強く、人に興味を示し、すっかり飼育員に懐いているようです。
 
7月3日に産まれた3匹の名前はまだ決まっていません。現在ホームページにて、名前を募集しています。生後数ヶ月立つと、それぞれの個体ごとに顔付きが変わってきます。

 那須動物王国は、関東圏内で最も活気のある動物園といえるでしょう。

 外部リンク Walker+ https://www.walkerplus.com/article/1005231/

 続いては、8月31日(月)に話題になった三重県津市に住む7歳の小学生が見つけた真っ黒に変色したトノサマバッタです。

 8月30日に家族と釣りへ行った帰り道、川沿いの土手で黒いバッタを発見したようです。

参考記事 珍しい漆黒のバッタ 見つける
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=6213782

 捕獲したのはトノサマバッタの幼虫です。体調は3,5cmになります。捕獲した小学生は、釣りへ連れて行ってくれた父親からも勧められ、水槽の中で飼育することに決めたようです。バッタの性質上、周囲の環境に応じて体の色を変えます。昆虫の専門家によると、真っ黒になるケースは大変珍しいといいます。

 写真=緑色のトノサマバッタの幼虫 掲載元 湘南むし日記 2007年10月11日付
http://blog.livedoor.jp/photombo/archives/310303.html
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 写真=真っ黒い体のトノサマバッタの幼虫 掲載元 行く川の流れ 2015年9月22日付け記事 府中市郷土の森付近で撮影 https://blog.goo.ne.jp/yonyonsama7/e/171644c77f3c5141adc3c3bbc8b76a53
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 一般的に草むらで見かけるバッタは、背景に紛れこむため緑色になります。武器を持たず、わずかな物音で驚いて飛び上がるほど、臆病な生き物です。生物学上単独で暮らすバッタを「孤独相」といいます。一方で大量発生に伴い、「郡生相」と化したバッタは、天敵を怖がる心配がなく、茶色に変色します。羽が長く伸びる従い、長距離飛行が可能になり、作物を食い荒らします。今年の初旬アフリカ東部を発端に、サバクトビバッタが大量発生しました。1日200kmの距離を移動し、アフリカ東部から紅海を越えて、アジアのパキスタンとインドに到達しました。二つの国では、コロナの感染拡大が止まらない中、バッタ対策に苦慮しています。

 関連日記 2020年6月25日付 コロナ禍で静かに食糧危機が忍び寄る サバクトビバッタの大群襲来!致死率100%に達するアフリカブタ熱
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1976112043&owner_id=32437106


 バッタは、たった1匹では、無力な存在です。天敵のカマキリに見つかると、抵抗する術がありません。今では、除草剤がまかれた影響で、すっかり街中の公園からも姿を消しました。

 生後3ヶ月ほどすると、成虫になり、冬を前に命を落とします。短い一生を謳歌するバッタは、虫取り少年の身近な存在です。真っ黒い体の幼虫は、成虫になっても同じ姿をしているのか、昆虫学者からも秘かに注目されています。

 3番目に取り上げるのは、鳥類のペリカン目ハシビロコウ科のハシビロコウです。動物分類学上、本種のみで一つの科と属を構成します。

 野生下の生態については、NHKダーウィンが来た!第278回「巨大怪鳥!コワモテの秘密」を参考にしています。

 静岡県の伊豆にあるシャボテン公園に暮らすハシビロコウに関する記事が、8月30日に話題になりました。推定年齢50歳のメスが、老衰により亡くなりました。名前は「ビル」、死後解剖した結果、初めてメスと判明したのです。来園者からは「ビルじいさん」の愛称で呼ばれていました。存命中血液を採取すれば、性別の判断が付きます。飼育員は高齢であることを気にかけて、見送ったのです。

 外部リンク 大往生ハシビロコウ 雌だった
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=6212917


野生では、アフリカ大陸中央部の背丈が高い草が生い茂る湿地に暮らしています。体の高さは小学校3年生並みの130cm、体重は平均6kgです。外見では性別の区別がつきにくいものの、オスのほうが大きい傾向にあります。最大の生息地は、ヴィクトリア湖北岸ウガンダのマバンバ湿地です。夜間は活動的であるものの、日中はほとんど動かず、湿地に佇んでいます。日本では、伊豆のシャボテン公園以外にも、首都圏の上野動物園で飼育されています。

写真=上野動物園で飼育されている個体 2013年5月1日撮影
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 野性下では滅多に会うことができません。なぜ他の鳥類のように長距離飛行をしないのか、一つは体の巨大化に伴い、飛翔能力が低くなったからです。もう一つ合理的な理由があります。マバンバ湿地に生息するハシビロコウの主食は、マバンバという肺魚になります。肺魚は普段水の中で暮らしているものの、定期的に陸地から酸素を補給しなければなりません。肺魚マバンバが、呼吸のために水中から顔を出すのは2時間に1度の頻度です。ハシビロコウは、マバンバが水面に上がってくる瞬間をじっと待ち構えます。泡が立ち始めると、羽を広げて、前に移動し、嘴を差し込むのです。水中で瞬膜が開き、障害物から眼球を保護します。フックのような嘴の先で獲物を捕獲し、持ち上げるのです。長さ1mのマバンバは、体を捻りながら必死に抵抗します。ハシビロコウは、マバンバを加えたまま、岩に打ち付けて頭の骨を砕いてから飲み込みました。

 那須動物王国でスナネコを撮影したユーザーから提供いただいた写真 本人の許可を得て掲載しています。
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 繁殖期は乾季を迎える6月から始ります。水草を敷き詰めて長さ2mの浮巣を作るのです。1回につき2個から3個の卵を産みます。孵化した雛鳥が、巣立ちに要するまでおよそ100日、夫婦そろって狩りに出かけ、餌を持ち運びます。巣立った雛鳥が、狩りをマスターするには3年の月日を要します。巣立ち後、若鳥は親鳥のように湿地で微動だにせず、水中を見つめます。親鳥とはその後の行動に差が出ていました。泡が立ち始めると、親鳥はじっと獲物の行方をうかがい、タイミングよく動きます。嘴を水の中に入れて、がっちり獲物をくわえあげるのです。対照的に若鳥は、足音から、獲物に気配を悟られ、逃げられてしまいます。親鳥に頼らず、失敗を重ねながら成長をしていきます。

マバンバ湿地以外の生息地では、カエルやナマズ、時に水中を泳ぐ蛇などを捕らえているようです。じっと佇んだまま、鋭い形相でにらみつけるような姿から、意外にも子供達の人気者となりました。

 写真=上野動物園で飼育された個体 撮影日2013年5月1日
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 その他 日本の中央アルプス山脈に生息する絶滅危惧種ライチョウが、保護活動の影響により、少しずつ個体数を増やしているそうです。

 ■ライチョウ復活、成功の兆し 中央アルプスで3家族生息
(朝日新聞デジタル - 08月29日 16:42)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6212397

写真=2014年1月19日(日)に上野動物園で撮影したライチョウ
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 日本を含め、世界中の動物園や水族館は、入場者に検温を実施しています。屋内の展示室では消毒液を設置し、来場者にマスク着用を求め、感染症対策をとりながら運営を続けています。

スナネコブームに沸く動物園
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=6215047
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