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2020年06月30日17:59

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夫婦におすすめ!家族におすすめ!『おいしい給食(TV版)』

前にも日記に書いたが、コロナ三部作は始まってまだ第一部の前半だ。全然収まりそうにない。
こんなときに濃密接触しにわざわざキャバクラに出かけたり、わざわざ大声上げてデモしたり、あまつさえマスクを焼いたりで・・・、彼らは一所懸命ウィルスを広めている。
それでも日本国内ではコロナなりの商売や新たな産業が活性化して、それなりに工夫して人々は生活している。世界が全てこうだと良いのだが・・・

さて、家にいる時間が長くなってTVでは料理番組が多くなった。おかげで私はコロナ太りだ。
再放送ドラマも多くなった。『おいしい給食』を見たら面白かったのでDVD借りてきた。


〇『おいしい給食(TV版)』(2019/綾部真弥、他)――脚本:永森裕二、綾部真弥。全10話。
いったいどこから出た企画なのだろうか?まさか埼玉教育委員会の企画なのか?だとしたら埼玉県を見直した。
物語は――、
【教師・甘利田は規律を重んじる高圧的な中学教師だが、じつは給食時間のために生きている。
それを生徒に悟られまいとしているが、クラスの神野少年が毎日のように独創的な給食の食べ方を目の前で披露するので、甘利田は心の中で彼に勝手に勝負を挑んでは勝手に惨敗してのたうっている。
しかしカレーライス給食の日、食材が学校に届かないトラブルが起こった。それを知った二人は・・・】
まさに類は友を呼ぶのであった。
孤独な二人の心が最後につながるという感動の最終回。たかが給食を食べるだけの話だが、毎回ワンエピソードで、25分で終わるので飽きない。

見どころは甘利田(市原隼人)の給食愛と、神野少年に嫉妬してもだえる名演技だ。
ただでさえ発達障害丸出しの教師なのに、ひょっとして癲癇のケもあるんじゃないか?と思えるほど放送コードぎりぎりだ。この演技表現は明らかに脳ミソの電気信号に異常がある。もちろんそれは甘利田の“ココロノ世界”で、周りには見えないのだがwww

とにかく家で食事する機会が多い今、ぴったりのドラマだ。
夫婦で、「コッペパンが大きすぎる」とか、「うちの中学校では瓶牛乳じゃなくてテトラパックだった」「埼玉では大沢牛乳なのか、北海道は四つ葉牛乳だった」とか盛り上がり、夫婦の会話に事欠かない。私が大嫌いだったメルルーサのフライも登場した。しかも第一話はクジラの竜田揚げだ。娘が居たらもっと会話が盛り上がったろう。

このドラマは1985年に設定されている。『仁 JIN』にしても『野ブタ。をプロデュース』にしても、この作品にしても、面白いドラマはスマホの無い時代が舞台だ。
スマホが無いと直接人と人が関わるしかないので、葛藤が生まれて盛り上がる。だからこそドラマが生まれるのだ。

画像は、給食への愛の甘利田。
嫉妬に狂い異常にもだえる姿。しかしココロノ世界だ。
神野少年は挑発的に笑うが、しかしそれも甘利田にしか見えない世界だww

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