昔、会社の野球部に入ったんだけど、なんかつまんないので辞めちゃった。
その後はクラブチームを作って活動していたんだけど、サッカー、バスケ、テニスのいわゆる都大会レベルの仲間が集まっちゃったの。
当初はやはり練習でも頭を抱えることもあったけど、やっぱり基本的に運動能力が図抜けているというかセンスがいいんだよな。
自分の専門分野に置き換えて勝手に修正して結果に結びつけてくるのには驚いた。
試合も最初は勝てなかったし、投打とも個性的なフォームは相手から嘲笑の的になったけど、徐々に負けなくなった。
中でもサッカーとテニスの1,2番コンビは塁に出ればいつも数球で2,3塁の状況になる。
走塁の基本もあったもんじゃなくて予想外のタイミングで相手の守備は大混乱。エラーも相まって早い回で大量得点のケースが増えていった。
そもそも走力の絶対値が高く、それは内外野の守備においても発揮され、短期間ですごいチームになっちゃった。
もっとも、彼らはそれぞれ自分の競技の練習や試合があるわけで、大会もトーナメントの途中でガタッと戦力ダウン。で当然のことだがボロ負け。
これも笑い話で笑顔にあふれたいいチームだったな。
一度だけ会社のチームと隣り合わせになったことがある。
冗談で「一度練習試合してみない?」と言ったら監督の機嫌が悪くなっちゃった。
今や少年野球も選手の人数をそろえるだけで大変なんだそうな。
それだけ子どもたちの野球離れは深刻だ。
プロ野球のスカウトも高校野球だけでなく他のスポーツも視野に入れて活動する時代がいよいよ来たのかもしれないね。
TVも地上波での放送は激減して、もはや国民的スポーツとは言えなくなってしまったけれど、全国的に施設は整っているし、収入的にも夢を見ることが可能な競技だもの。
走り高跳び上がりの外野手がホームランを補球したり、やり投げ出身のリリーフピッチャーがバットをへし折ったりとプレー自体が面白くなっていくような気がする。
歴史的不作にスカウトはガックリ。スピード、パワー偏重の野球に喝!
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=109&from=diary&id=5752777
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