カヴァーあれこれ:その4です。
まずは「King Crimson」。
これは割と有名な話らしいのだけれど、「Epitaph」をカヴァーしている日本人アーティストが何組かいる。
フォーリーブスやザ・ピーナッツ、西城秀樹などがそれにあたる。
ザ・ピーナッツ、西城秀樹はライヴでのカヴァーだったけれど、フォーリーブスはスタジオ録音で、しかも日本語の歌で残している。
やはり日本人はクリムゾンが好きなのか、あるいはこの「Epitaph」が特にお気に入りなのか。
ちなみにザ・ピーナッツは「Uriah Heep」の「Look At Yourself」もライヴでカヴァーしている(映像が見つからなかった)。
Epitaph/King Crimson
エピタフ/フォーリーブス
続いてはフォークダンスの定番である「オクラホマミキサー」。
デスマーチ艦隊というバンドがカヴァーしている。
このデスマーチ艦隊、一言で表現すれば「マーチをパンクにアレンジしているバンド」ってところか。
結構好きなバンドだったのだけれど(でもまぁベストしか持ってない)今は解散して、リーダーだったダイナマイト和尚は、落語芸術協会客員ロックバンド「浅草ジンタ」として活躍している。
オクラホマミキサー
オクラホマミキサー/デスマーチ艦隊
日本人が続いたので、どうせなら続けちゃおうかと。
ヘンリー・マンシーニの「仔象の行進」をカヴァーしているのが、東京スカパラダイスオーケストラ。
スカパラが大好き、という訳ではないのだけれど、この曲が聴きたいがためだけに、収録されているアルバムを購入。
なんか、凄い好きな曲。
仔象の行進/ヘンリー・マンシーニ
仔象の行進/東京スカパラダイスオーケストラ
ここまできたら今回の最後も日本人で。
喜納昌吉&チャンプルーズの「花〜すべての人の心に花を〜」をおおたか静流のカヴァーで。
オリジナルは喜納昌吉&チャンプルーズの2枚目「Blood Line」に収録されていて、この時のヴァージョンは喜納昌吉の前の奥さんである喜納友子さんが歌っていた。
ちなみにスライド・ギターはあのライ・クーダーがプレイしている。
多くの人がカヴァーしているけれど、この曲が一躍有名になったのは、このおおたか静流が歌い、AXIAというカセットテープのテレビCMに使用されてからだと思う。
それ以前は「日本では」知る人ぞ知る的な曲だったかと思う。
何故「日本では」なのか、というと、CMに使用される前に、タイで現地アーティストによりカヴァーされて、大ヒットしているからだ。
いずれにしても、大好きな曲。
すべての人の心に花を/喜納昌吉&チャンプルーズ
花/おおたか静流
AXIA カセットテープ 「AU誕生」
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