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2019年05月05日22:07

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ミニ四駆 改造による法則2

こんばんは、月影TAKAです。
GWも明日で終わりですね。
今回は「ミニ四駆の改造による法則2」となります。

最近、YOUTUBEでネットアイドルの人がイオンモール神戸南店でのミニ四駆走行を検証している動画を見ました。
私側もアドバイスとして今まで走らせた改造の事象と法則をここでまとめてみようと思います。

まずは「スロープでジャンプが安定しない原因」をまとめるとこんな感じです。

1.シャーシ裏のブレーキプレート等の丸ネジ頭がスロープで当たっている。
2.プラボディーの場合、コース壁に激突したり建物壁に激突して目に見えないレベルで変形している。
3.タイヤ厚みが4輪でバランスが取れていない。
4.マスダンパーの重量配分がおかしい。
5.タイヤのグリップのバランスが取れていない。
等。

大きく言えばこの5点あたり。
まず1.の「シャーシ裏のブレーキプレート等の丸ネジ頭がスロープで当たっている」は前語ったように「ネジ頭がスロープにこすれて引っ掛かりになっている」という症状がジャンプの安定性を下げている。
また「ブレーキプレート素材」に関しても姿勢が崩れる原因がある。
例えば「軟質プラスチック」をプレートに使った場合、ブレーキの衝撃に対してプレートの芯が脆いためブレーキ周辺がたわみ、車体の挙動が安定しない問題もあります。

次に2.の「プラボディーの場合、コース壁に激突したり建物壁に激突して目に見えないレベルで変形している」はこれに相当する現象を確認しないとわからないと思う。
例えば「綺麗な平地にマシンを置いて4輪を指で押した場合、1輪だけちゃんと接地しない」という現象が出るとする。
原因の一つに「ボディーを外したら4輪が綺麗に接地した」ケースとなれば、原因は確実に「ボディーかタイヤ」だと絞れる。
タイヤは3.の内容と重なるがタイヤ径を見れば大体わかる。
で、タイヤが原因ではない場合はボディーに絞ることができる。そこから「どうしてボディーが歪んで固定されてしまうのか?」を考えたら簡単である。
ようは「プラスチック結合分子」の法則上「クリープ」という現象があるからである。
ようは強い衝撃を受けるとその部分が「白色化」してその部分の分子結合は脆くなる。
では「どうしてプラスチックは商品で出てきたときにちゃんと形状が整っているのか?」とすれば簡単である。
それは「プラスチックを溶解温度で溶かして金型内で急速冷却を施して形状を固着させる」方式をとっているからである(この間で「冷却時間」とか「圧力・保圧力」等がある)。
つまり、あのプラスチック形状は「溶かされたプラスチックが金型内の製品形状に合わせて形を与えられた状態」を指している。
しかし、クリープは「強い衝撃でできる」となるため上記の法則が当てはまらない。
つまり、「車の衝突事故」の様に強い衝撃をプラスチックが受け止めようとして分子が押しつぶされて分子結合が脆くなるか破壊されるのである。
ここからその白い部分は、別の言い方をすれば「プラスチックの皺」であり、この部分に形状の歪みが寄っているとも言える。
ミニ四駆にとってはボディーとは「シャーシの代わりに衝撃を肩代わりするパーツ」という一面も盛っているので、プラボディーを長期で使い続けるとどんどん曲がってくるのである。

3.は上記で語ったので、4.の「マスダンパーの重量配分がおかしい」について。
正直言うと「前下がりであるほど速度を維持しやすい」となり、「後ろ下がりほど安定性が高い」と走らせた経験上説明できる。
「逆じゃねえの?」と思われそうだけど本当。
前下がりという事は「フロント側に衝撃の圧がかかる」という結果になるが、こいつは「フロントホイールがいかれる」問題があり、これを多発するとミニ四駆の舵を取っているフロントタイヤが綺麗に地面に接地しなくなるので走行時の安定性が下がるのである。
逆に「リア側に衝撃の圧がかかる」場合は「リアブレーキとリアタイヤで衝撃を受ける」事ができるので結果的に安定性を高めて着地できる。
逆に言えば「フロントヘビーのマシンはひっくり返りやすい」という事情が付きまとうため、「前を重たくするGUPは今の立体コースでは毛嫌いされる」という問題がある。

5.の「タイヤのグリップのバランスが取れていない」は好みの問題になるが、タイヤの硬さで実はマシンの走りはかなり変わる。
よくに「ノーマルゴム〜ローフリクション」までのゴム硬さだが、ノーマルゴムほど横のグリップが高いとなり、ローフリクションになるほど横のグリップが低くなる。
横のグリップが強いほど「コーナリングが遅くなり、直進力が高い。加速力も良くなる」という法則があり、横のグリップが低いほど「コーナリングが速くなり、直進力が低い。加速力も悪くなる」という法則がある。
ここから「前:ハード系 後:グリップ系」なら加速力を高めてコーナリングも速いが坂で減速する。
対して「前:グリップ系 後:ハード系」なら加速力が低くコーナリングも安定性重視だが坂に強い。
という法則がある。

これらの事象を合わせれば「ボディーはポリカボディーでタイヤは前:ハード: 後:グリップでローラーは抵抗が小さいローラー」を選べば低出力のモーターでもそこそこの高出力モーターに匹敵する速度を稼ぐことができる。
といったことを考えられます。
今日はこんな感じです。
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