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2019年05月14日00:07

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あいみょん

あいみょんの「青春のエキサイトメント」と「瞬間的シックスセンス」を聴いた。
以前から気になっていたにも関わらず、今一つ聴くことに踏ん切りがつかないでいたのだけれど、マイミクさんに「青春のエキサイトメント」を推薦されたのを機に聴いてみた。

そのマイミクさんが言うには「青春のエキサイトメント」はとんがっていて、「瞬間的シックスセンス」は丸くなったとのこと。
確かに言葉のチョイスやバックの演奏は「青春のエキサイトメント」の方がロックに近く、「瞬間的シックスセンス」の方がより万人受けするタイプのように思える。
僕としてはどちらが良い悪いではなく、どちらも彼女がやりたかったことなんだろうな、という印象。
歌声なんかは「青春のエキサイトメント」よりも「瞬間的シックスセンス」の方により力強さを感じた。
まぁ、これはレコーディングの仕方もあるのだろうけれど。

僕としてはその彼女の歌声に、もう抗い難い魅力を感じている。
ちょっと掠れて、鼻にかかった歌い方なのだけれど、きちんと言葉が伝わってくるし、歌い回しも厭らしさが全く感じられない。
特に中音部を歌う時の彼女の声が好き。
どう表現すればいいのか難しいけれど、超微細な粒子が帯状に集まってきて、スーっと空を切っていくイメージ、って書いても伝わらないだろうなぁ(汗)。

彼女の詞に関しても、特に「青春のエキサイトメント」の方がよりとんがっているのだけれど、決して背伸びしている感じではなく、あくまでも彼女の中から素直に飛び出してきた印象があり、好感が持てる。
楽曲に関しても、オーソドックスなんだけれど、良い曲を書くなぁ、と思う。
特にシングルでヒットした「マリーゴールド」などは、本当に良いメロディを持った素敵な楽曲だと思う。

そういえば先日、上手い具合に「貴方解剖純愛歌」のCDシングルが入手できた。
やはりこの曲の歌詞は異色でもあり、しかもそれが奇を衒っているように聞こえないというのがすごい。
直接の影響は全くないだろうけれど、レベッカ・ブラウンの短篇「体の贈り物」を想起させる。

先日、彼女はタモリ倶楽部に登場し、「官能小説」のファンであり、そこからインスパイアされて詞を書くこともある、なんてことを語っていた(例として「いいことしましょ」の一部の歌詞は、官能小説からインスパイアされて作られたものとのこと)。
あのタモリの隣で、物おじすることなく、堂々とコメントしている姿も実に頼もしく映った。
いやいや、あいみょん、好きになりました。

こうしてリアル・タイムで追いかけたくなるアーティストが最近、どんどんと増えてきている。
これは本当に嬉しい限り。
このあいみょんもそうだし、スピラ・スピカ、AliAもそうだし(この3組は同じマイミクさんの推薦でファンになったもの)。
そのうちに日記に書こうと思っている眉村ちあきもそう(彼女もきっかけは別のマイミクさん。彼女が僕にとって一番の推し)。
音楽を好きで良かった、と思える瞬間である。

愛を伝えたいだとか/あいみょん

生きていたんだよな/あいみょん

マリーゴールド/あいみょん

今夜このまま/あいみょん

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