mixiユーザー(id:1109283)

2019年01月22日17:09

210 view

Let's Go Bowling!!

昔はボーリングが好きでよく友人と通っていた。
好き、とはいってもマイ・ボールやマイ・グローブを持っている訳ではない。
キュルキュル! と曲がるようなボールを投げられる訳でもない。
ただひたすら力に任せてストレートど真ん中を目指して投げていた。
心のなかで「これぞマサカリ投法だ!」と叫びながら投げていた。
勿論、フォーク・ボールは投げられない。
村田兆治のことを知らない人には不明な文章だと思われる。

とにかく力一杯投げ込むので、ストライクが出るときは四方八方にピンが飛び散る。
爆発する、という表現の方が近い。
投げ込む場所が悪いと、物凄い勢いでピンが1本だけ倒れる。
コスパが悪い、とはこのことだ。

自慢ではないが(本当はちょっと自慢なのだが)最高で250点を出したことがある。
それと同じ日にたった60点くらいしか出せなかった。
ムラがある、とはこのことだ。

で、何の話かというと桑田佳祐なのだ。
彼のニュー・シングル「Let's Go Bowling!!」がオリコンで1位になった。
それが色々な記録になっているという。
まず歴代最年長記録。
今までの記録が秋元順子の「愛のままで…」の61歳7ヶ月だったのが、今回1歳4ヶ月上回ったとのこと。
そして年齢4年代連続でのシングル1位記録。
つまり「30代、40代、50代、60代」で1位を獲得したとのこと。
なんだかんだでやはりすごい記録だと思う。

初めて「勝手にシンドバッド」を聴いた時「これはいい!」と思った。
でも「コミックバンドだな。一発屋」とも思った。
ちなみに当時は「勝手にシンドバッド」は「早口すぎて何を歌っているか判らない」という批判があった。
今から思えば決して「聞き取り難い」なんてことはないのだけれど。

「いとしのエリー」で「あれ、一発屋とは違うな」と思った。
「いとしのエリー」はいい曲だと思ったけれど正直ピンとこなかった。
ちなみに「いとしのエリー」には元ネタがある、というのを後日知った。
だからといって「いとしのエリー」の価値が下がるとは思ってはいないけれど。

僕がサザンをグググーンと意識し出したのは「C調言葉に御用心」あたりから。
アルバムでは「タイニイ・バブルス」から出るたびに購入、というのを始めた。
ちなみに「C調」という言葉、僕はこの「C調言葉に御用心」で初めて知った。
言葉自体は60年代に植木等が使用したことで広まったとのこと。

僕にとってのサザンはアルバム「綺麗」「人気者で行こう」「KAMAKURA」あたりが最高潮。
それ以降は時々物凄く好きな楽曲を提供してくれるんだけれど、時々面白くもないセルフパロディーみたいな楽曲も作ってしまう存在。
それでもサザン、そして桑田佳祐は気になる存在だし、やはり好きだ。

今回の「Let's Go Bowling!!」も、セカンド・ラインっぽいリズムに、70年代フォークっぽい言い回しの歌詞、そして懐かしきプロボウラーの実名入り、といったそれなりに楽しい楽曲。
いつまでもその「桑田節」を聴かせてほしい。

それにしてもYoutubeにはサザンの映像が少ない。
チェックが厳しいのか。

レッツゴーボウリング/桑田佳祐 & The Pin Boys

4 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する