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2018年04月02日05:33

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安野光雅『きつねがひろったグリム童話 2 あっぱれ四人兄弟』岩波書店 1991年10月刊

昨日読んだ絵本。
安野光雅『きつねがひろったグリム童話 2 あっぱれ四人兄弟』岩波書店 1991年10月刊。

https://bookmeter.com/books/30244
https://www.amazon.co.jp/dp/4001106116

「今度きつねの子がひろったのは,「あっぱれ四人兄弟」です.4人兄弟の冒険の絵を見ていた父さんぎつねの耳には,サーカスの音楽が聞こえてきたようです.グリムのお話とそのパロディーが楽しめます.」

福岡市西図書館除籍図書。

一昨日読んだ、
安野光雅『きつねがひろったイソップものがたり 1』岩波書店 1987.10
https://www.amazon.co.jp/dp/4001105934
と同様な、父さん狐が仔狐コン吉に読み聞かせする絵本。

父さん狐が読んでくれる物語は、グリム童話のお話とはまったく違う話で、安野光雅さん(1926年3月20日島根県津和野町生まれ)が描いた淡彩のきれいで不思議な絵と混ざり合って、たっぷり楽しませてくれました。

『きつねがひろった…』は全四冊なようです。残りの二冊もぜひ読んでみたいなぁ。

「ひとりの男がいた。くらしは貧しかったが、四人の息子がすくすく育った。

「いいか、おまえたち」ある日、男は息子たちにいった。「そろそろ、世の中に出るころあいだ。なにひとつ持たしてやれないが、広い世間で旅をしてみろ。腕をみがいて、ひとはたあげてみな」

息子たちは杖をとって、父親に別れをつげ、そろって町をでていった。」p.2


「またまたコン吉君が、本をひろってきました。そこには、字というものが書いてあって、とうさんキツネに読んでもらうと、たのしいお話になるのです。」p.2

読書メーター 安野光雅の本棚
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091464
の登録冊数は6冊です。

絵本の本棚(登録冊数268 著者名順)
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091195
もご笑覧いただけましたら幸甚と存じます。


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