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2008年08月22日00:52

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「一期一会の・・・」かもしれない

この時期の仕事というと、「学校関係の工事」に関する業務が多かったりもするのだが、今日は某都立高校へ電気工事の手伝いに行って来た。

内容自体は新たに電源ケーブルと校内LAN構築の為のケーブルを廊下天井裏に引き込んでいく作業で、大げさな解体・造作現場ではないし、廊下全体を動いていた・・・ので、夏休み中とはいえ学校内でのあれこれの様子を垣間見る事ができた。

来年受験するのであろう中学生親子の為の「学校説明・案内会」も行われていたし、ある教室では「補習授業」らしき事も行われていた。そしてあちこちから聞こえてくる部活動の練習にともなうあれこれの音や声などなど・・・。

作業していたフロアの廊下掲示板に、「演劇部」のサインボードがあって活動日程と場所が載っていて、それと思しきあたりから「発声練習」が聞こえてきた。


ああ、30年前は私も高校の演劇部で夏休みの大半を過ごしていたなあ・・・と甘美なるノスタルジーに耽りそうになったのだが、よく考えてみたら何のことはない、あれから30年たった現在も9月公演に向かってドタバタやっている47歳の演劇中年ではないか!!(笑)


それにしても現在取り組んでいる身体詩「光る旅〜PILGRIM2008〜」の稽古というものは、随分と普通の演劇の作られ方とは異なるプロセスだなあ・・・と改めて実感している。

まず稽古の前にあれこれ準備運動・身体ほぐしをやるのだが、これからしてかなりあれこれの身体ワークのエッセンスが取り入れられているし、最後に気功法やちょっとした瞑想までやる・・というのが特徴である。


まあ一応私はそっち方面が営業項目範囲?であるから、よくわかるのだがTAICHI−KIKAKUのパフォーマンスにおける「気の交流」というのはとても重要な要素なのだ・・・

それはアジアの表現芸術に通低する要素でもあるし、実際今回の舞台でも「お能」のような所作や間と同じ種類の時空間がそこに立ち顕われたりもする・・激しさと静謐さのダイナミズムのグラデーションの濃淡さが際立って幅広く、奥行きが深い。


そして演出から何度も言われるのは「そこで絶対に気持ちを切らすな!」という指摘が多い・・のではなかろうか?

演じる側にとっては、例えればチェリビダッケ&ミケランジェリの演奏のような?集中力と緊張感を要求される極めて濃密な時空間に没入していくような感じなのである。

・・・・いっぺんに書こうとすると大変なので、これから公演までの間に「観客動員」の為の営業も兼ねて?、今度の公演についてあれこれ書いていく事にしよう・・・といっても百聞は一見にしかず、そもそもTAICHI−KIKAKUの舞台の素晴らしさは、なかなか文字だけで伝えられるものではないのだが・・・


既に何人かの知人&マイミクさんには、「勧誘メール」を送りつけたりしているが(一応チケット展開の「ノルマ」もあるので・・笑)、是非是非ご観覧下されたく希望するところざんす!!

・・・普通の商業演劇の観覧とは訳が違う、滅多にない魂の「一期一会」の機会といっても過言ではないざんすよ。


因みに今回私は約10年ぶりの舞台俳優復活であるのだが、これは今回の公演限定でのことである・・・演ずる側の私にとっても「一期一会」になることだろう。

ぬあぁんてかっこいい事を書いたが、先日の日記で「これが最後」という言葉を全く信用してもらえない狼中年・・と書いたばかりだからねえ・・・(爆・爆・大爆)



参考までにメンバーで映像担当のtabさんのブログに時々稽古の様子や写真などが掲載されてますのでご覧下さいざんす↓

http://blog.livedoor.jp/taichi_kikaku/archives/2008-08.html#20080818
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