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2007年10月27日00:38

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今日のギャンブル大当たり!

私は競馬とかパチンコなどの賭け事は全くやらないが、時に「ギャンブル」になるようなこともしないわけではない、今日は久々にそれをやった!・・・というほど大したものではなく、中古CDでいまいち正体不明のものを買った・・というだけのことだが(笑)


たまに立ち寄る店にチェリビダッケ指揮の「ブルックナー4番&9番」が1470円で出ていたのだが、どこをどう見ても明らかに「海賊盤」である・・・。


昔せっせとLPレコードを収集していた頃には、時にこの海賊盤をギャンブルで買ったものだ、確かチェリビダッケのものも買ったがこれはひどい代物だった苦い記憶があるだけに、ううむ・・と考え込んでしまった。

なんせ表記されている情報は、4番がシュトットガルト放送響・9番がミュンヘンフィル・・というだけ(笑)、チェリだから当然ライヴであるにしてもいつの演奏会のものか?とか演奏時間も全く表記なし。

ブル4・9というのは私個人としては特に好きな曲でもないだけに、さてさてどうしたものだろう・・・二枚組で1470円なら悪くないが、これを買うと今日の昼飯は外食の予定だったが、うちにある「残り物」に格下げである(笑)

しばし迷った挙句、昼飯を格下げすることにして購入・・部屋に戻って恐る恐る聴いてみると・・・おおお、これは大当たりの方だ!!

まず音質的には若干難ありの箇所もあるが、かなり状態が良い・・・もちろんライナーノートはないが、中の入っている紙切れには演奏の日付のデーターがあった。

ブル4は78年4月19日、ブル9は81年10月8日の演奏だ、別の資料に当たってみたら確かにその日付の演奏会があった(ブル9の方はNHKFMで同年10月20日に放送されているもののようだ)。


で肝心の演奏もなかなか良い!ブル9についてはEMI盤もかなりの名演(チェリ最後のブル9であるし)で、EMI盤ブルックナーの中では最も評価できるものだが、やはりそれが最晩年の演奏様式で超スローテンポだし例によって録音が平板であるのに比べると、「リスボンライヴ」のような躍動感があるし、オケ自身が結構前向きというか自発的に?音を出しているニュアンスがある。

実は先日図書館でハイティンク&ウィーンフィルのブル4とヴァント&ベルリンフィルのブル9を借りてきて聴いたのだが、どちらも期待はずれ・・まあハイティンクはさておき(同じウィーンフィルとの5番は私のブル5ベスト3のひとつだし、今後のシカゴ響とのセッションに大いに期待したい)、ヴァントの演奏はどんなに素晴らしいといわれようが、私の体質というか生理感に「全く合わない!」からどうしようもない模様だ(笑)


ブル9はどうもこれがベスト!!といえるものがない(アイヒホルンは悪くないが、それはやはり4楽章の出来の良さがメイン)、ブル4も然り・・ということで後ほどこの海賊盤を全曲通してじっくり聴いてみよう。
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