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2007年09月26日17:23

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にゃんこの特権?

前回滞在までは、ギリプラダクシナの途中のバガヴァン橋で休憩していると、必ずやってくる「母娘」犬がいて仲良くなっていたのだが、今回はついに現れなかった・・・。

その代わりに?別の犬2匹が、同じ場所でよくやって来るようになった・・・こちらはどうやら飼い犬のようで、耳の端っこに「狂犬病予防注射」接種の証明の「パンチ穴」?が空けてあり、特に片方は態度がかなり「馴れ馴れしい」奴である(笑)

で時々はこの2匹に更に小さな黒猫が一緒にやってくることがあった・・・犬たちがこの猫を全く追っ払わない様子を見ると、おそらく同居猫?なのだろう。

インドでは「あんまり猫を見かけませんねえ」という人が多い・・・孔雀のあの「えげつない鳴き声」を「盛りのついた猫の鳴き声」と勘違いする人も少なくないが、確かに猫を見かける機会は少ないように感じる。

というのも理由があって、まず第一に天敵である犬たちが「鎖に繋がれていない」ため安閑としていられない・・・という事情があろうし、小なりといえども肉食獣たるニャンコ達にとっては、ヴェジタリアンの多いヒンドゥの家庭で貰う食事は、あんまり「美味しい」ものではないだろう(爆)・・・。

そして逆に犬はもうそこらじゅうにいる・・日本の「お犬様」とは境遇はまるで天地雲泥の差、食事は残りもの&自力調達だから、体つきも痩せているし、毛並みは最低、皮膚病になっている犬も多い。

しかしながら飼い犬であっても殆どの場合「鎖に繋がれていない」ので、その行動半径はかなり広い・・・インドの犬はわざわざ飼い主が「お散歩」させる必要がないのである。(従って日本の犬達のように「ストレス」に曝されていないので、結構連中は「のびのびと生きている」感じがする)

日本では、ご近所とか飼い主同士が知り合いとかでないと、犬同士が出会うことが限定されているし、人間の方で「見知らぬ犬」と付き合う、ということもあまりないであろう・・ギリプラダクシナをしていると、犬達が向こうから次々にやってきてそれなりにあれこれとやり取りをしながら歩くのである・・・。

「犬猿の仲」という言葉も、インドでは極めてリアリティがある・・・実際アシュラムでも時々犬が猿の群れを追っかけ回すのを見かける(結末は当然猿が高い所に登って終了)。

日本の都市部では犬猫の糞害についてやたらうるさく文句をつける傾向があるが、こちらではそもそも「糞害という概念」すらないであろう・・大体「お牛様」のウンチがそこら中に堂々と落ちている(爆)

話を猫に戻すと、今アシュラムを根城にしているニャンコがいて、時々バガヴァン・サマディの周りを、人間達と一緒にプラダクシナしたりしている(笑)

・・・そして猫だけの特権は「プリースト達以外立ち入ることが出来ない」バガヴァンやマザーのサマディの内部にもお咎めなしで堂々と立ち入りが許されている事である・・・以前暑い時期にニャンコがバガヴァン・サマディの上で気持ち良さそうに「お昼寝」しているのを見た時はたいそう羨ましく思ったりしたのであった(爆)


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