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2007年08月26日17:42

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「面白い」本

今日も朝からドピーカン、やはりこうでなくてはいけない!アルナーチャラの空の青さはなかなか見ものなのである(リシケシから滞在中の友人もそんな風に言っていた)


ゲストルーム周辺は木立やら何やらの植物が多いから、雨が多くて緑の生命力が旺盛で、空気の密度が濃い・・のは誠に結構であるが、同時にそれは昆虫たちの動きも盛んであるわけである。

でまあ、部屋の中にあれこれお客さんが来る・・のはいまさら驚きはしないが「蟻」は要注意、特に小さな赤蟻で噛み付く奴(インドに限らず東南アジア各地にいるが)はなかなか手強い、さっそく棚に置いたお菓子や、砂糖・ミルクパウダー目指してぞろぞろお出でなさった。

で、連中がたかっていたクッキーを追っ払いながら食いつつ、読書に夢中になっていたら、注意が疎かになっていたので、しつこくクッキーにへばりついていた赤蟻に「唇」を噛まれてしまった・・・この連中の毒(蟻酸)はかなり強力で体験者なららご存知のように、噛まれると結構腫れ上がる・・・のですっかり「タラコ唇」化してしまったのであった(爆)


本は日本からいくつか持ち込んでいるが、アシュラム本屋さんにも数点の日本語翻訳書籍が販売されている。

例の最新の写真集もすでに並んでいて、当地での販売価格は350ルピーとの事・・・日本円換算で約千円というところか・・安いのだがこの写真集はそもそも日本での定価が1500円とかなり安価に設定されているので、あんまり「割安感」はない(笑)

で、昨年夏に出版された「ラマナ・マハルシの伝記―賢者の軌跡」↓

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4931449883/mixi02-22/

は400ルピーで販売されている・・日本円換算で約1200円弱、これは日本での定価の半額以下なのでかなりお得であろう・・・実はそれを見越してこの本はまだ買わずにいたのであった、信奉者にあるまじき「せこい了見」である(爆)


ちらちらと読んでみる(現在メインの読書は宮部みゆきの「ブレイヴ・ストーリー」)とこれはなかなか素敵な内容である!

ラマナ関連書籍というのは、その「教え」の展開という内容がぎっしり・・のことが多くて、時に専門用語がふんだんに登場してくるので、インド哲学がお好きなその筋の方々にはさておき、私のようにラマナアシュラムにあっては「食って寝て歩く」を最上とする信奉者?には、実は「夢中になって読む」様な本ではなかったりする(笑)

しかしこの書籍はむしろバガヴァンの生涯のエピソードが判り易く親しみやすい視点で描写されているので、かなり「面白く」するするとページが進む!感じである・・・ので、もし私同様に「インド哲学の小難しい理屈」は手に余る・・と感じられる人でなおかつバガヴァン=アルナーチャラに興味を抱き、思いを馳せる・・・というような方?には、この伝記(および最新の写真集)はぜひお勧めしたい。


まだ全部に目を通していないが(面白いのは事実だが、「お話としての面白さ」は当然ながら宮部みゆきの方が断然勝っている・・笑)、最後の方で書かれている「肉体なきグル」の「恩寵と臨在」については、正しく「我が意を得たり!!」という感じである。

私のディヴォーションはラマナの「教え」ではなく(「教え」としては明らかにクリシュナムリティのそれが私にもたらされた最たるものだ)、その「比類なき恩寵と臨在」こそが全てである!・・・と言えるだろう。


であるが故に「食って寝て歩く・・・たまには真面目に座ってみよう」がスローガン?になるわけだが、さてさて今夜はその「歩く」・・・ギリプラダクシナの初回を予定している。

まだ旅の疲れから完全に復旧してはいないし、本当は明日あたりの方が体調的には良いのだが、明日は大巡礼がごっそりやってくるので、その中を一緒に歩くのはもっとしんどい(笑)かといって明後日以降では、「飯」だけ食っていて歩かない・感じになってしまい、それでは「仁義にすたる」というものだ(笑)

さてさて、お馴染みの犬どもはどうしているであろうか?





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