この手の調査でいつも思うのだが被害はもっと広域で起きるもので住所をポイントで指し示すのは全く意味がない。何のためのランキングなのか?目的は?理解に苦しむところだ。
関東大震災の時と現在では都市の形態も人口も全く違うしこと防災に関しては絶望的な状況であることは先の東日本大震災の夜の東京の有様を思い出せば誰にでも想像できることなのではないか。
取り敢えず安全と言えるのは唯一「皇居」だけである。しかしここも時が経てば孤立を余儀なくされ普通の生活を送れるわけもなく皇室の皆さんはヘリで安全な場所へ避難することになる。
確かにここにあるランキング上位の町は被災直後に消滅する可能性が高い。しかしそれ以外の場所も遅かれ早かれ悲劇に襲われることになる。
人口の絶対数がけた違いに多いこの大都市においては建物の倒壊や道路の寸断。インフラの消失に対しての対応は自治体も匙を投げている状態で指示をする大元が被災している状態で冷静で的確な対応が可能かということである。
普通の都市であればまず3日自力で持ちこたえれば救助に向かうというアナウンスがこと東京においてはいつになるか分からないというのが現場の実態である。
自治体が作成しているCGを駆使したイメージ動画はよくできているなと思うのだがそこがには火に包まれた人間も死体の山も登場しない。動きが取れず立ち往生する消防車も暴徒と化す住民も、そして我先に逃げ出す政治家や官僚たちも描かれてはいないのだ。
何より命を第一に考えるのであればその場にいないという選択肢を真剣に考えるべきだと思う。
首都直下地震で危ないエリアは
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=7122570
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