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2022年07月27日03:11

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YouTube 動画 シェリング『啓示の哲学』ベルリン大学講義(その32)公開

YouTube 動画
シェリング『啓示の哲学』ベルリン大学講義(その32)
をアップロードしました。


前回までに
シェリング『啓示の哲学』の
ポテンツ(展相)論
と呼ばれている箇所
(この箇所はシェリングの言い方では
 まだ消極哲学に過ぎないので
 現実そのもの
 事柄そのものを
 扱えているわけではないのですが
 それでも原理の中の原理
 最も大元の原理を解明する
 最も理解困難な箇所)

(シェリングの話は
 入り組んでいて余計に理解しにくいので)
肝要な箇所を抜粋して
取り上げて解説してきましたが

今日からは
三つの原理(四つの原理)
(0)絶対未来者(das, was sein wird
         =未だ存在しないが存在するであろうもの)
(1)存在可能者(das sein Könnende=純粋存在者の主体)
(2)純粋存在者(das rein Seiende=存在可能者の客体)
(3)存在当為者(das sein Sollende
   =存在においても行為においても猶、可能性、主体に留まるもの)

それら(多元の)全体がは
完成せる精神(完成せる精霊)であるより他なく
それこそが
正しく規定された神であり

それが理解されたことで
今度はその神(完成せる精霊)の
運動法則(運動原理)が
開示され

それが
(1)der an sich seiende Geist(即自的に存在する精霊)
(2)der für sich seiende Geist(対自的に存在する精霊)
(3)der bei sich seiende Geist(留自的に存在する精霊)
というプロセスで運動する原理であることが
示されていたけれども

こんどは
その理解を強固にするために
本文の内容に
入ってゆく。

しかも最初は
文献学的な第一級資料である
ミュンヘン大学講義草稿から
見てゆく。

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最終更新
令和4(2022)年7月27日  3時28分
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