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2022年03月31日10:01

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西日本でUターン増加か?

りそな総合研究所が発表した調査結果によると、コロナ禍以降、首都圏から離れた地域で新卒社員層の転入が目立っているという。総務省が1月に公表した住民基本台帳に基づく21年の人口移動報告を元に調べたものだが、1つの傾向が明らかになった。北陸以西の地域で若年層の増加が目立っているというのだ。

転入が増加した13県の増加数を年齢別に見ると、20〜24歳の新卒社員層が最多。大学で充分な講義や卒業式もできなかった年齢層で、社会に出てもテレワークで大都会にいる必要はなさそう。それを実感したから、とっとと地元に戻ったのかもしれない。ただ、全国的な傾向ではなく、上から福井で70%、和歌山で52%、鳥取で34%と北陸以西で目立つ動きになっている。

北陸といえば持ち家率の高さで有名だが、実家に戻れば広い家が待っている。生活水準も高いので、そういう選択をする若者が多いのかもしれない。いまから5年ほど前に秋田県でそういう現象が起き、Uターンの促進に力を入れる自治体が増えたのだが、コロナ禍でまた違う動きが出てきたようだ。ただし、前出の3県も実態は転出のほうが多い。やはり首都圏の郊外ブームのほうが動きは先行しているのだろう。

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