19万人を投入し地上戦に失敗。戦死者を国内に発表できない事情はそれほど深刻であることを物語っている。加えて今回の志願兵の投入という発表だがその1万6千人という数の内訳がシリア戦を経験した者ということだ。
聞けばシリア人はトルコのブローカーが暗躍し「警備員」という触れ込みで募集したものらしくそれとは別に当時市街戦を指揮した傭兵を士官として雇い入れて戦力化を目論んでいるらしい。
言葉も通じない集団を戦力として用いることは実戦では危険極まりない。自軍の指揮命令系統から外れた武器を持った集団はその場の勝手な判断で行動し、戦線の混乱を招くことになるだろう。もっともこれがロシアの狙いなのかもしれないが規律を守って戦っている正規軍にとっては作戦面でも厄介な存在だろう。
おそらく最前線に投入することにより砲撃や空爆も今より気兼ねなく行えるようになるのは間違いない。
普通に考えてこの戦争の現状を正しく理解したロシア人が志願していると信じる方が不自然だ。
■志願兵、ロシア側は1万6千人以上希望 「ISと戦った兵士多い」
(朝日新聞デジタル - 03月11日 21:10)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6882497
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