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2022年01月25日00:15

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滅びゆく「喫茶店」。その価値がいつか見直される時が来る

コロナのせいばかりじゃない。ここ10数年いやもっと前からかな?都市部ではドトールやスタバが登場して地場の喫茶店は常連に支えられている店以外は相当苦戦を強いられてきた。

中目黒にあった「おさぼり喫茶」なんて店も営業マンの止まり木として人気があったが折からの嫌煙政策と会社の管理強化のあおりを受けて早々に廃業してしまった。

よほど場所がいいか長く常連に支えられてきた店以外は営業維持は難しくなってきていたところにコンビニで味にさほど差のないコーヒーが登場したことがトドメになった。

嫌味な客にコンビニコーヒーを引き合いに価格のクレームを受けて悔し涙を流した店主も数多かったのではないかと思う。終戦後下町で開店した喫茶店が平成を迎え左右50メートルにドトールが開店したことで一気に売り上げが落ちやっていけなくなった例など、出店側に悪気はなくとも十分街のコミュニティをつぶすに足る破壊力を感じるところだ。

ここへきて昔ながらの喫茶店の再興を声高に叫ぶつもりもない。あの時代のゆとりや店が醸し出す独特な空気感は今再現できるものでもないし今の時代に受け入れられるものでもないからだ。

時を経てチェーン店も潰れた店の受け入れ先として自然に機能しているのも事実で「淘汰」の意味をあらためて噛みしめるわけだが、いつしかコロナが沈静化した後も「喫茶店文化」のエッセンスを取り入れた店が流行る時代が来るかもしれないね。

2021年「喫茶店」廃業数、過去最多の100件 東京商工リサーチ
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=40&from=diary&id=6824568
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