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2022年01月04日06:17

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福の神と見る紅白の流星

さきほど近隣の陸橋の上まで奥さんと行ってしぶんぎ座流星群を観てきた。

最寄では高い場所で全天を見渡せる。かつ視野に人口の光が入らない場所となれば毎度ココになる。

今回は先客もおらず、黙々と空を観察していた。新月なのは良いが、地平線付近になると靄が濃いので真上を見るように奥さんに説明したが、ずっと真上を見あがてると首がしんどいし、涙がたまる。ネックピローを用意してもよかったかも。しばしば「邪魔」になるのが飛行機だった。目の端に入ると光を明滅しながら動いてるので毎回反応してしまう。いっそ飛行機を見つけたら飛行機を視野の中心に居れて、それ以外の視野を「ふわっと」俯瞰する感じにする。一点集中と自然体の併用という感じで将棋の局面の見方に似てるなと思う。

10分ほどしたころだろうか? あとからやってきた年配の男性に「おはようございます」と声をかけられる。

互いに流星群の観察に来た、そしてまだ発見できてないという確認。男性も話し好きなようでベテルギウスの超新星爆発の話で盛り上がる。80歳とのことだが、こういう自然現象に関心をもって行動をされる時点で「若い方」だと思う。

「話しかけてくださってありがとうございます。無言で空を見上げてるのも不気味でしたから助かりました」とお礼を申し上げた。

圧倒的に大きな自然現象の前では微力な人間は謙虚にならざるを得ないという話をする。一方で微力を尽くす大切さを見失うのもよろしくないなと。

男性はしばらくして立ち去ったが、今年初めて話した他人であり、私は福の神(80歳)と話したと思うことにした。「私が見たら念を送りますね」とお別れした。

福の神が立ち去って、ほどなくして飛行機を追う目の端で赤っぽい(?)流星を私が単独で発見、その後同じく飛行機を追いながら、白い流星を夫婦そろって発見したので帰宅する。

「年初から、福の神に話しかけられ、紅白の流星を見るとはこりゃめでてぇし、ありがてぇな」ということで。今年も私や私の大好きな人たちにとって良い年となりますように。

ハナー 拝
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