ローカルシリーズなどと揶揄された日本シリーズだが、実際は内容も濃く緊迫感のあるいい試合だった。
両チームとも長いシリーズを戦い勝ち抜けたチーム同士。満身創痍のはずだがここまで質のいい試合を見せられると改めて野球の奥深さに感動する。
普通であればシーズンを戦い抜いて傷ついた体やメンタルのメンテナンスに充てる時期だろうにいらぬCSシリーズのせいで間延びしても仕方のないはずにもかかわらず両チームとも一切手を抜かない戦いぶりで一球一打目を離せない時間が最後まで続いた。
結果はオリックスのサヨナラ勝ちで幕は下りたが、はてさてヤクルトの士気も高く、負けた気は一分もないだろう。
報道では7戦目まで先読みした記事もあるが、本日の第2戦こそがこのシリーズを読む試金石であると思う。厚みのあるオリックス打線だがKOを喰らったヤクルトのマクガフもこのままでは終わらぬだろうし、出番のなかった川端も控えており、勝負所で結果を出せばまだまだシリーズの行方は分からない。
吉田のサヨナラ打の前の同点打もイレギュラーバウンドが無ければどうなっていたか分からなかったし、サヨナラ打もセンターが深く守っていれば防げていたかも?・・・
まあ、こういうタラレバは言えばキリがないのだが、この手の締まった試合は些細なミスや配慮が勝負を分けるわけで今日のヤクルトは当然その点を修正してくるだけに今日の試合はさらに見逃せない。
どちらのチームに肩入れすることもなく純粋に野球そのものを楽しめるのは有難いが、つくづくCSはペナントレースを冒とくし選手に負担をかけるバカげた試みであると思う。
■日本S第1戦はオリックスがサヨナラ勝ち 宗同点適時打&吉田正V打で大逆転!
(ベースボールキング - 11月20日 22:12)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=212&from=diary&id=6748140
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