イイモノ見つけた。

フロント：Trailboss 29x2.4 FastRolling tough / WTB チューブド140kPa
リア：SCORPION TRAIL M 29x2.4 / PIRELLI チューブド180kPa
Smuggler Alloy / Transition　にこの組み合わせで、自走山道と常設コース、合わせて100kmくらい走りました。

結果としては、かなり良い感触を得ています。
初期印象では、転がりが僅かに重く感じるような時もありましたが、空気圧が決まってから走行データ(時間)をみると、特に変化は見られませんでした。
また、空気圧を180kPaに高めても、グリップ感が希薄になる印象はありませんでした。

リアのグリップは、締まった土道だけでなくザラザラした真砂土でも安定していて、トレッドパタンの見た目よりしっかりしています。
常設コースにて、以前は流れ気味だったコーナーの前半が、ほとんど流れなくなりました。
交換前はカッティもどきを自動的にしまくりだったのに、すっかりグリップ走行です。

結果、前後のグリップバランスは良いのですが、湿った木の根を通過する時だけは、若干フロントの方が先に怪しくなります。
これについては、フロントのコンパウンドはFastRollingなので仕方がないところです。

そうなると、SCORPION TRAIL M　をフロントに移して、SCORPION TRAIL H　をリアに履かせてみたくなりました。
余談ですがタイヤのグリップ感の印象について、SportDemonを思い出しました。
こちらもPIRELLIのタイヤですが、モーターサイクル用のツーリングタイヤです。
しっとりとしたグリップ感が、スポーツツーリングで初見のワインディングでも安心して楽しめた頼もしさがありました。
似たような感触なのでしょう。

あとは、寿命がどれほどなのか、期待しています。


それと、ニーパッドを買い足しました。

今までの Dagger Knee Guard / IXS はフィット感も良く重宝していて、もう何年使っている事やら。

それでもくたびれ感はほとんど無く、ハードカップは安心感があります。
ただ、一つだけ困っているのは、ロングパンツの下に着けられないこと。
無理にパンツを履くと(履けるのです)生地が張っていて、転んだら膝で破れそうです。

そこで、 Singletrack Lite Knee Protector II / Endura を見つけました。

こちらはハードカップが無い分、ロングパンツに引っ掛かりません。
また、集中して常設コースで走っても、パッドがずり下がってくることはありませんでした。
3時間着けっ放しで、不快に感じることはありませんでした。
ここが大事です。パッドはロングパンツの下だから、こまめに脱ぎ履きできません。

このパッド、サイズ寸法表記と実物に差？があります。
サイズ寸法は腿回りで表していて、私はS-MとM-Lの丁度境目でした。
調節ベルト無しスリーブタイプなので、緩いのは困りますから、S-Mを試したらこれがキツイのです。腿が焼豚の下ごしらえみたいになりました。
なので、M-Lとしています。

履く時のコツは、スリーブの上下にシリコンゴムがベルト状に配されているので、上下を外側に折り返してから脚を通します。
スネ毛がシリコンゴムに引っ張られると痛いので、それを回避できます。


たまには自撮り。
パンツの下のヒザには Singletrack Lite Knee Protector IIを履いています。


いやはや、イイモノは走りが楽しくなりますね！


タイヤについて、追記です。('21.08.30)
空気圧で、注意点がありました。
もっとも、チューブドでのことなので、チューブレス＋インサートな一般的な使用には、参考にならない内容です。
空気圧ですが、180kPaでも岩場ではリム打ちパンクを繰り返しました。
穴は典型的なスネークバイト(今や死語？)でしたが、穴は小さく、タイヤも傷んでいませんでした。
結果として、210kPaまで高めています。
それによるグリップ感の変化は、今のところ感じていません。