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2021年07月07日00:08

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「ドロステの果てでぼくら」「青くて痛くて脆い」「“隠れビッチ”やってました。」『木曜組曲』舞台「ケムリ研究室 no.1『ベイジルタウンの女神』」

「青くて痛くて脆い」
主人公は大学のサークル・モアイを潰そうと友人と画策。モアイは主人公と女友達とで設立したが、合わなくなり主人公は脱退し女友達は消えたらしい。しかし実は彼女はというどんでん返し。苦い青春とちょいミステリー。監督狩山俊輔、住野よる著。自分のプライドが傷つけられて相手に当たる。しかし相手が傷つけていたとわかり、自分は相手を傷つけたいわけではなかったと知る。過ちを認めるのは善人かと。傷つけることを狙い傷つける人もいるし、知っても自分が加害者と決して認めない人もいるわけであるから。

「“隠れビッチ”やってました。」
恋人関係になる前に振る主人公。父親の虐待の過去がありちやほやされたいが深入りしたくない。そんな彼女に恋人が出来たが、些細なことで激昂してしまう。臆病な主人公を周りの人々とともに丁寧に描く。漫画原作。三木康一郎監督脚本。ラスト同じってそうか。お前も同じタイプだったんかいという。完璧はないんだね。

「ドロステの果てでぼくら」
ヨーロッパ企画。面白い。二階の住人の部屋と一階のカフェがテレビを通じて2分の時差で繋がった。仲間たちは2台のテレビを合わせ鏡状態にしてもっと先を知ろうとするが逆に未來の行動に縛られたり、未来の自分に嘘をつかれたりする。

映画化『木曜組曲』
大物女流作家が謎の死を巡り、屋敷に集まった弟子筋や縁者の5人の女達がそれぞれ推理を披露する。彼女たちの話から浮かび上がる女流作家の姿と死をかけた彼女の真の目的とは。監督:篠原哲雄、脚本:大森寿美男。恩田陸原作。屋敷のみなので舞台っぽい。名女優の演技合戦でもあり。

舞台
「ケムリ研究室 no.1『ベイジルタウンの女神』」
貧民街の再開発を巡り主人公の女社長はライバル会社の女社長と賭けをする。それは主人公が無一文で貧民街で暮らすこと。世間知らずの彼女は困窮するが、貧民街の兄妹に助けられる。次第に貧民街に馴染む主人公に許嫁の陰謀が忍び寄る。王道で面白い


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