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2021年07月02日16:32

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テスト復活

というんじゃないけど。
次のひと月くらいは人数や対策に気を付けつつ
同委の取れる環境でのみちょっとセッション復活してみる感じになるかしら。

土曜日はADウィザードリィ、悪太郎氏GM。データ、情勢……勉強する量が……多い……!の巻き。

セッション久し振りの回は
なお久し振りのシステムで。
1度ばかり、ええと…一年半前にやったシステムとパーティでの再開。

成長や転職をどうしてくか考えて行きたいゲームではあるので、
2回目の開催はありがたいところですが、

いかんせん参照表が多いゲームで、
行動や実測能力値に関わる数値のレイヤーの種類多く、
自分のどの数値がどこに関わっているのか、事前にもセッション中にも(失礼)復習しっぱなし。

GMともあちこち話しながら詰めるんですが、
それでも実際にゲーム中の復習で修正せんといかん部分の多いこと!
そんなにACが低いはずはない、いやあとで見てみたらさっきのでやっぱりあってた、
命中数列はいまどれだ、
いやレベルが上がったから、いやレベル以外にパラメータが上がったから…

これに魔法の習得、使用ルールまであわさってもう大変。

あげくセッション終わったあとにキャラ作成の時点でミスがあったのでは感が出てくるなど。

これ半年空いたらまたいくらか復習いるぜ…。


以下お話

あるロード
――冒険者からの叩き上げのラウルフで、誠実であるとのこと。
確かに、天候災害で水浸しになった領の領民に城を開放して避難をさせているなど、
土地についたところからかなり人道的なところが見えます。
お会いしてみたら、眼鏡のひとでした

――からの依頼で、大雨で被災した領土の支援物資が、配達中にゴブリンの群れに急襲され、往生しているので、
国境付近の大戦以前の廃砦を根城にしているやつらから物資を奪い返してほしいとのこと。

食料などどのくらい無事か知れたものじゃあないですが、
なんでも復興用に教会から協力なアーティファクトを借り受けたそうで、
それを取られているのが不味いということと、
加えてさらわれたとおぼしい騎士やその従者をできれば救出してきてほしい。
あとまあ可能ならゴブリンの殲滅。
といくつか仕事がある感じです。

さてその廃砦、
微妙に国境より外らしく、
実は依頼主の領主さんにも、あまり地理的な情報が無いそう。
せいぜいわかるのは、
山を削って中腹に作られたが、頂上側が崩れてきて半分土砂に埋まり、上からならいくらでも侵入できる感じになっちゃってるとか。



向かった先の砦には、
しかしゴブリン以外にも軽装備の防具の足跡も見つかり、
どうも敵情も一枚岩ではなさそう。
そも、60体からのゴブリンがその半数を失いながらわざわざ人間のアーティファクト強奪しに来てるというのがかなり胡散臭いですし、第三勢力の介入はありそうなんですが……

見張りのゴブリン二匹をスリープとドラコンブレスで一気に片付け(切れず、あわやでかい音を鳴らされかけましたが、パーティ全体でなんとかフォロー)、
やはり警戒のために放し飼いにされている20匹くらいの犬を食べ物でやり過ごしつつ、
結構警戒態勢が厳重なので、シーフがしっかり先行偵察。

地上から入る道は、10匹単位のゴブリンが詰めているなどの警戒網を突破する方法が見つからず、
なかなか難しそうなのですが、
井戸水が地下水路から引かれているようで、その水路も下流側への天然洞窟になってくれていそう。
ここから入り込もうということになります。

地図技能なんかで地下の通路を探索し、井戸から這い上がると、そこは牢獄エリア。
連れ去られた人捕まってないかと思ったんですが、なんか…中も見えず、閂で厳重に封じられた部屋から外に向けて、
ドンドン、と強く叩く音がするだけの部屋などあり(こちらの気配や声かけに対して全然対応を変えないので、救助を求めてる風でもなくなんか怖い)、

ちょっとそちらは後回しにして先へ。
四人ほどのゴブリングループを仕留め(侍がパーティにいるとやはり速い。hp60点が数体、というのは現時点ではそこそこ驚異なのですが、首ハネがあると当然この辺関係ないので…)、

こちらも数体のゴブリンに加えて、マイナードワーフとレッサージャイアントのセットがいる部屋で、
石をガンガンぶつけられてひどいことになっている使用人さんを発見します。

ゴブリンは片づけなきゃならないんですが、
その他の種族はどうも半分中立。
ちょっとお話ししたら喧嘩せずにすみそうです。



瀕死の使用人さんの曰く、
捕まったとおぼしい人間のうち騎士である男が、
どうやら国を売ろうとしている、
という危険な話を残して事切れます(あまりに痛ましい状態なのでPCが止めを指してあげざるを得なかった、が正しいですが)。


ドワーフの人たちは、なんと武器商人。騎士に相当量の武装を売りつけに来たとか。
ことの仔細を知る使用人さんたちは、奴隷として彼らに引き取ってもらう予定だったそうなのですが、
特に男性のほうの使用人さんが、ゴブリンの襲撃の時点でけがをしていて、「大した値段にはならんなあ」みたいなことを漏らしたところ、
ゴブリンたちが「価値ないんならいいよね!遊んじゃおう」と言い出したが早いか、一気にボコボコにしてしまってドワーフさんたちドン引き、
という状況だったそうで…
ひどい話だ。


蘇生魔法もある世界ではあるので、彼の遺体は持って帰るしかないとして…



とすると、今回のボスはゴブリンのシャーマンやプリーストどもらではありません。

進むうちに、
シャーマン様の抱腹絶倒滑らない話に盛り上がるゴブリンたちの部屋の扉を開かなくしたり
バイト感あふれる「いわれたことしかしたくない」ニンジャの女性の口八丁に時間稼ぎをされたり(その代わりめっちゃ情勢を教えてくれる)、
また犬を回避したり、
購入されようとしている武装群を目撃しつつ、


いまなお会談中でやり取りの進まないゴブリンプリーストと裏切り者の騎士がいる部屋に殴り込みます。


つまりは、以下のようなことだそうです(ADウィザードリィの世界観というか観念みたいなものを結構大きなスケールでしっかりお勉強して始めてどういう話してるのか、後でやっと全貌が分かった……)


冒険者上がりで、誠実っぽい対応をできている現在の領主では、この領が滅ぶのは目に見えている。
この混迷の時代、東方勢力の外患と、国家勢力以外の邪教やなんかの内憂に対しあまりに無防備なこの領において、
自らの身を守るための手段を、王国からの庇護に求めるなど、理想を超えて夢想もいいところだ、
ということらしいです。

ので、あらゆる手段で暴力を増強すべく、まずは土地のゴブリンと結託。

災害を機に、支援の物資が届くので、これをかすめ取って武器商人との取引に用い、
また教会から強い力を持つアーティファクトを誘致できることになったので、
またこれを血で汚す儀式を行い、闇の力を得て掌握するという流れをつくり、悪魔召喚をして力を増大させよう、
というところまで考えておりました。


……これ想像される外患内憂がどの程度現実的なのかということをイメージできているかどうかで印象変わるんですが、
ADWIZの世界のヤバサを後で具体的に聞いてある意味なるほどを感じてしまいました。

・気候変動により食糧難
・王国の国力は弱っている
・東国が、暴力、偵察力、交渉力あらゆる「力」でもって浸透作戦をおこない、王国を崩し始めている
・各領の連携どころか連絡自体まともにとれておらず、王国は王国としてそれに対抗するすべは全くない
・あした領主が死んでいても、別人にすげ変わっていても、逆に領民がいつの間にか東国人に置き換わっていても不思議じゃない
・魔物の跋扈するこの世界で領を維持するのに手いっぱいな各国の領主は、闇の勢力や、領内にいる邪教集団と結託したりして自衛に走ろうとして腐敗する例が後を絶たない
・でも領主は人目につかないところに隠れてバンパイアとかに代官やらせないと東方の忍者に暗殺されるし……

みたいな状態らしく、毒で毒を制そうとして服毒自殺中みたいなところばっかりで
ぶっちゃけ国とか最低限の暮らしとか守ろうとするにあたって人道的内政みたいなことしてる場合じゃないんだそうですね。

舞台になっている土地は、土地としての価値が低く、今んとこ誰も取りに来ないだろう、その間に人々の暮らしを向上させることを優先しよう、ということが運良く成立していた、という前領主の判断と、
彼が死ぬにあたって、腐敗した王国に後塵を頼むと腐敗した人しか来ないのが目に見えてるので、せめても人格的に信頼のおける冒険者に「代役」を任せた、ということらしく、

東方勢力が「土地の価値」とかではない別の理由で進攻してきていることを念頭に入れられなかった以上、
生活力の上がった領というこの「飴玉」にいつアリが気づいて寄ってくるかというチキンレース状態なのでは……
ということみたいで。

でも、この領の人に限らず、王国全体の人で、これをどうすればいいのか誰もわかんないんですね。
どうにかしなきゃいけないんだけどどうすればいいのかわからない。


この騎士も、使命感があることは後でわかったんですけど。領主さんの理想はこそ、シナリオ内でもわかるんですけど。
でも「そのために何すればいいのか」は基本的に迷走気味なのだ、と。


この「どうしようもない暮らしと情勢」から、ある意味で「明日を捨てる」ことで自由になったのが我々冒険者なんだねー……。
こういうのが嫌で冒険者になったんなら、かかわりたくないだろうし、
冒険者ゆえにこういうことを理解していないから、こういう世界情勢に触れるにしたがって、風穴となりうる使命感を育たせるのかもしれないし。
「世界」に対するスタンスをもっと決めていけそうなお話。


さて、依頼ということもあるし、「冒険者の目から見て」人道的に映るのは領主ということもあるので、
我々冒険者を敵とみなした敵騎士、
邪魔者である我々を排除しようと試みてくるわけですが、
デーモン呼ぶにあたって、どうした儀式の失敗か、両手を籠手にもぎ取られて本人は戦力にならなくなっちゃいます。


そこの集っている彼らにしてみれば、
ここは商談を壊されてはならないところで、
今度ばかりは武器商人たちも参戦。
ゴブプリ、デーモン、ドワーフといった面子と戦闘になるのですが、

2ターン目に入って敵ニンジャが到着、影の中から部下を一人呼び出して、


……仕事は果たしたもん、みたいなかんじで去っていきます。

籠手盗まれでもしたらたまんなかったですが
「言われたことだけする」のがモットーのフリーニンジャのようで…


とはいえ、キリジュツ持ってるニンジャを相手取るのはハラハラものな上に、

1ターン目に互いのに撃ち合った麻痺魔法と沈黙魔法で、
こちらの後衛は麻痺、向こうは魔法使えないとなりはしたものの、
それじゃあと殴ってきた敵ゴブプリの打撃武器がこちらのサムライにクリーンヒットしており、なんと気絶を起こしています。

敵の魔法能力が復活する前に、デーモンやゴブプリといったマジックユーザーを落としておきたいところですが、
さてニンジャの相手をどのくらいしていられるか…!!

とはいえ、
高vitで即死耐性の強めなリザードマン戦士がこのニンジャを受け持てたので、
Hpダメージで撃沈するところまではいったものの、それまでに行動不能系バステにかかってたPCたちも回復、
なんとか敵全体を退けることに成功。



少し欲張って残党狩りなどしましたが、
ひとまずこの乱そのものは終結を見たとして、依頼主に報告。

特殊なカギでしか開けられなさそうな宝箱が最後に出てきたのと、
「何かが閉じ込められている」部屋と、といった未解決部分があるので、
それを次回に持ち越して今回は終了、という流れでした。


なんならね、いろいろ情勢を聞いた今、
結局敵となった騎士さんが武装を大量に確保した後、蜂起するつもりだったのか、あるいは領主に献上するつもりだったのか、そういう腹積もりも気になるところなんですが、
このへんも実はよくわかっていません。
彼の処遇について、王国に報告しても、教会に協力を求めても、
誰が腐敗してるかわからないこの情勢では、「お上に指示を仰ぐ」という態度そのものが危険かもしれない。

そういうところに、それらと関係ない生き方をできている「冒険者」がこれ以上首を突っ込むのか、
しっかり考えてもいいかもしれませんね……。




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久しぶりの日記ですが、書いてない間の上半期に寂しい事態がたくさん起きていて、気分を落とさんようにしたいところ。

主にVtuber情勢ですが……

・ギバラの卒業
・.LIVEの子が三人卒業
・ココ会長の卒業
・鈴原の卒業
・キミノミヤの卒業発表

に加えて

・4〜5年やってた、かんぱに☆ガールズのサービス終了

がガンガンたて続けにきて
余暇生活が一変してしまいそう。

あと
・ベルセルクが未完
も結構ね……



かんぱにはサウンドノベルとしての価値が一番高かったので
ゲームはともかく(テクのいらないお任せ戦闘なので本読みながら眺めてられるという意味ではながら勢には艦これと並んでよかったんですが)あのテキスト群がネットの闇に消えるのはもったいなさすぎる……


Vのほうはあれですね
一時休業みたいな話もちらほらら聞きますし、実際動けてない人もたくさんいますし
業界が新しすぎてフワフワしていた維持難易度や闇が、形になってきた過渡期なのかなーとちょっとおびえます。
中規模ラインの人気の子たちが、2〜3年という活動を経て、
この先の将来性や自衛のためのコストを考えたときに撤退を意識するというのはいくらでもありそうで……
個人で好きにやってるやつはまだいいだろうけど、
こう、「プロジェクト」として動かしてるところは先を考えるだろうなーと。(細かく言えばそうじゃないVあまりいないだろうけど)

そんな中でも、
「卒業」を1か月かけてただのショックな出来ごとじゃないメモリアルコンテンツに昇華してしまったココ会長はやはりすごかったんだなあと思います。
これ、以後のVの人の「卒業」をどう扱っていくかの選択肢が強力に拓けたんじゃないだろうか。

ギバラもツイッターにだけは帰ってきてるし
会長も別の「退路」があることはそこそこ有名ですし、
追いかけられるところがあったら追いかけていきたいなあ。
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