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2021年05月03日15:20

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2021年春ドラマパート2

「桜の塔」
銀行立て篭もり事件で犯人を逃げた。主人公理事官は証拠を捏造し事件を解決するが実は主人公が裏で仕掛けてた。自ら事件を起こさせ解決し出世目指す小悪党だが上には上がいる。「外様派」「薩摩派」「東大派」の派閥争いの中で手段を選ばずトップを目指す男のピカレスクドラマ。幼馴染刑事は男性のがよかったかな。広末美人だが細腕すぎて。武藤将吾さんのオリジナル脚本。
「Switch×Switch」の今野敏さんと村木厚子さんの対談を見たところ。桜の塔」はその警察上層部の裏側みたいな感も。子供であっても人間は保身と野望で捏造するもの。権力者がやると捏造されると庶民に太刀打ちは難しい。父の復讐とはいえピカレスクなのでラストは破滅が待ってる。そこまでに悪事を尽す話を期待。最後に助けようとすると悪の描写に甘さが入りがち。

「リコカツ」
ファッション誌の美人編集者が自衛官とスピード婚。しかし考え方の違い喧嘩し勢いで離婚決定してしまう。細くない?と思ったら瑛太くんに脱いだらちゃんと筋肉が。双方の親の関係にも不穏な雲が。母親から役の三石琴乃さんの声がミサトさん。

「おちょやん」
今回の朝ドラは戦争を結構みっちりやったね。戦争初旬の日中戦争と太平洋戦争を分け、庶民の窮屈な生活、疎開、空襲、徴兵、戦後に満州の様子。どさ回りの青空芝居から劇場復帰までは早かった。板尾さんとほっしゃんの最後の舞台共演は泣ける。

「理想のオトコ」
安藤政信がボサボサ頭の漫画家。主人公が散髪したら普通の安藤政信が出てくると思ったらあら不思議シュッとした紳士に。でも次回予告でいつもの安藤政信に戻ったね。モテ期の来た主人公の話のようで。

「イチケイのカラス」の原作漫画
浅見理都著。全4巻。ドラマの原作。地味にヒューマンドラマでいい。万引き癖のある母親、生徒に過失で先生がケガをさせた事件など、アレンジなしでドラマにしてほしい感。杓子定規じゃなく判決その後の被告の人生も考えること。当時者が周囲に封じられた本当の声を聴きだすこと。

「青天を衝け」
第8話。血筋だけで大老になったと陰口を叩かれる井伊直弼。彼に家定は幕閣に軽んじられる憤りを吐露する。将軍の気持ちを理解するできるからこそ家定の敵視する慶喜を攻撃したという心情の流れが面白い。
第9回。直弼を案じる家茂に慣れてると言い、新作狂言の披露を約束をする直弼。この「鬼が宿」は実際の直弼作で実際に桜田門外ノ変の6日前に上演されたそうで。能の舞に合わせて襲撃と徳永斉昭の笑顔が交互に映るという映画みたいなエモーショナルなシーンが美しい
藩士が大罪を犯したという報告を聞いて水戸藩の未来を案じつつ徳永斉昭も急死。慶喜の「謹慎は親の見舞いどころか死顔を見られないのか」という嘆きと、2大ドラマチックを凝縮した内容だったね。一方で渋沢サイドは明るい。

「今ここにある危機とぼくの好感度について」
元アナウンサーは恩師の大学の広報になるが、研究費不正疑惑や生徒と大学の対立や、ポスドクの立場など知ることに。青春ものかお仕事ものか不正ものか、コメディなのか、わりとシリアスなのか、まだわからないところ

「泣くな研修医」
上司に叱られ無力さを痛感しそれでも頑張る研修医たちの奮戦記。1話目は自惚れ強かった主人公だったけど鼻っ柱をへし折られ2話目はいい感じに。ラストのアナフィラキシーの子供が病院に運ばれる場面は主人公の回想だったのね。これからくる患者かと思った。原作中山祐次郎著

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